バンクシー展

　「横浜でバンクシー展ありよるやん」と息子と行って見た。その後ネット情報にて、
「これはバンクシー非公認展であり、バンクシーが抗議している」と読み、残念な気持ちになる。
まぁさ、そげんと知らんで見たんやから、仕方なか！
　バンクシーは「どぁい好きです！」というわけではないんやけれど、
小学生の頃から風刺画が好きだった身。そして息子も風刺画好きで、
そこから引っかかった人。
　展示見たら、彼も最初は単なるグラフィティ好きなone of themだったと
知り、感じ入る。今彼が壁に画を書けば、その絵は切り取られてこっそり隠し持たれたり
競売にかけられたりするものを、「〇〇が塗りつぶして、上から××と書いた」なんて
エピソードが多かった。彼がone of themではなくなるのって、頭良いからでしょうか。

　

　ディズニーランドを模したDismalandを５週間だけ開業させたのとか知らんやったし、
活動歴も開始は１０年以上前なんやね。
Dismaland、まともな子どもは３分で泣き出すんじゃないかってぐらい面白かった。
「暗くて怖くてキモイ、３Kなんやね～」と息子に話ながら、「１２ハウス的だなー、だから
１２ハウスに木星な自分は好きなのかなぁ」と思う。嫌いな人は嫌いやろなー、
バンクシー。「暗くて怖くてキモイ、テレビなんかには映らない、臭い物に蓋をする人
たちの目には入らない。けれど、確実にそこにあるもの」に、わたしは
心を惹かれるけれどなー。

　
　バンクシーが開業しとるホテルがまたすごいね。こんなのやりよるげな
知らんやった。紛争地に開業したホテル。その意図はここでは省略するが、「本当、
頭いいなー（感嘆）」でした。

「（何も出来んかも知れんけれど、グラフィティを使えば）
立ちションする人を、クスっと笑わせることぐらいは出来る」みたいなことを
読んだ。ここから彼がスタートしていたのだとしたら、本当すげーやです。