誰が言い出したのかは定かではないが・・・巷では、ガソリンエンジンは振動が大きい
との、実しやかな噂?都市伝説?がまかり通っている様だ。
そこで・・・以前のブログ(2013.6.6~16)でもお伝えした様に、ガソリンエンジンの
振動に付いて考察を行った。
考察すると言っても・・・唯、机上で考えていても何も始まらない。
そこで、模型ベースのガソリンエンジンであるOS GT15HZと、
同社の91グローエンジンを実際に使用して、双方の振動比較を行う事にしたのである。
これらの検証・・・要は行動力なのであって、感覚でモノを言っても始まらないので、
実際にやって見る事が大事だと私は考える。
これらのエンジンは同じメーカー製なので、同じ精度・基準で生産されていると考えて良いだろう。
また幸いな事に、この両者のエンジンは同じ排気量(ボア・ストロークも同じ)であった。
このことは、ガソリン及びグローエンジン双方の比較検討に於いて、純粋に振動の違いについて
比較検討が行えものと考えられるので、まさに好都合であった。
更に欲張って、GT15HZの実力も同時に検証してしまうと言う、一石二鳥の作戦でもある。
前回はその実力を探るべく、第1段階としてガソリンエンジン(GT15HZ)を
JR製エアースキッパーに搭載した。
結果は・・・エンジンの取り付けから調整まで、全てが実にスムースに進捗した。
勿論、結果も上々であったので、ユーザーにも喜んで頂いた事は言うまでも無い。
その事から・・・ガソリンエンジンは、本当に振動が大きいのか?・・・のかと言う疑念に対し、
今回の検証で一つの結論を導き出す事が出来た。
それは・・・少なくとも今回の検証結果からは、その様な状況は全く見受けられない・・・
と、言う事である。
そもそも理論的に考えても、グローエンジンとガソリンエンジンとで、
振動係数にそんなに大きな違いなどある訳がないのである。
それでも・・・皆さんがお使いの機体に振動があるならば・・・機体の組み立て方法を
もう一度見直してみる事も必要ではないだろうか?
ガソリン機に限らず、たとえグローエンジン搭載機でも、不用意に組み立てられた機体では、
立派に振動が発生するのだから。
それからエンジンの調整(燃調)は、甘くても辛くても振動が発生しやすいので、
適正に調整する必要があるので注意する事も付け加える。
燃料タンク内の燃料が、泡立って白濁している様な機体など・・・論外と言えよう。
それらがトータル的に高い次元で達成された暁には、たとえガソリン機と言えども
振動のない機体が手に入るのではなかろうか?
ガソリンエンジンの振動に付いては、グローエンジンと同等・・・との結論が得られたので、
今回は、そのGT15HZエンジンをT-REX700に搭載する事として、
エンジン装着時の注意点や、その実力やフィーリングについて探ろうと思う。
今回の実装テストでの一番の関心事は、そのギヤ比の影響についてである。
因みに・・・JR製エアースキッパーのギヤ比は9.78であるのに対し、
T-REX700のギヤ比は8.2である。
この事から、T-REX700のギヤ比はエアースキッパーと比較して
かなりハイギヤードだと言う事がわかる。
仮に、エンジンがホバーリング時に15000rpmで運転している場合、
JR製エアースキッパーではメインローターは1534rpmで回転する事になる。
方やT-REX700では、同条件で1829rpmにもなってしまう計算だ。
これをホバーリング時に、メインローターを1450~1500rpm程度で
回したいと考えている。
この要因が、吉と出るか?はたまた凶と出るか?はやって見てのお楽しみと言う事で、
先ずは機体(T-REX700)に、GT15HZエンジンを搭載してみる事にする。
その実力は如何に?と言う事で・・・その様子は、次回でご報告したいと思う。
との、実しやかな噂?都市伝説?がまかり通っている様だ。
そこで・・・以前のブログ(2013.6.6~16)でもお伝えした様に、ガソリンエンジンの
振動に付いて考察を行った。
考察すると言っても・・・唯、机上で考えていても何も始まらない。
そこで、模型ベースのガソリンエンジンであるOS GT15HZと、
同社の91グローエンジンを実際に使用して、双方の振動比較を行う事にしたのである。
これらの検証・・・要は行動力なのであって、感覚でモノを言っても始まらないので、
実際にやって見る事が大事だと私は考える。
これらのエンジンは同じメーカー製なので、同じ精度・基準で生産されていると考えて良いだろう。
また幸いな事に、この両者のエンジンは同じ排気量(ボア・ストロークも同じ)であった。
このことは、ガソリン及びグローエンジン双方の比較検討に於いて、純粋に振動の違いについて
比較検討が行えものと考えられるので、まさに好都合であった。
更に欲張って、GT15HZの実力も同時に検証してしまうと言う、一石二鳥の作戦でもある。
前回はその実力を探るべく、第1段階としてガソリンエンジン(GT15HZ)を
JR製エアースキッパーに搭載した。
結果は・・・エンジンの取り付けから調整まで、全てが実にスムースに進捗した。
勿論、結果も上々であったので、ユーザーにも喜んで頂いた事は言うまでも無い。
その事から・・・ガソリンエンジンは、本当に振動が大きいのか?・・・のかと言う疑念に対し、
今回の検証で一つの結論を導き出す事が出来た。
それは・・・少なくとも今回の検証結果からは、その様な状況は全く見受けられない・・・
と、言う事である。
そもそも理論的に考えても、グローエンジンとガソリンエンジンとで、
振動係数にそんなに大きな違いなどある訳がないのである。
それでも・・・皆さんがお使いの機体に振動があるならば・・・機体の組み立て方法を
もう一度見直してみる事も必要ではないだろうか?
ガソリン機に限らず、たとえグローエンジン搭載機でも、不用意に組み立てられた機体では、
立派に振動が発生するのだから。
それからエンジンの調整(燃調)は、甘くても辛くても振動が発生しやすいので、
適正に調整する必要があるので注意する事も付け加える。
燃料タンク内の燃料が、泡立って白濁している様な機体など・・・論外と言えよう。
それらがトータル的に高い次元で達成された暁には、たとえガソリン機と言えども
振動のない機体が手に入るのではなかろうか?
ガソリンエンジンの振動に付いては、グローエンジンと同等・・・との結論が得られたので、
今回は、そのGT15HZエンジンをT-REX700に搭載する事として、
エンジン装着時の注意点や、その実力やフィーリングについて探ろうと思う。
今回の実装テストでの一番の関心事は、そのギヤ比の影響についてである。
因みに・・・JR製エアースキッパーのギヤ比は9.78であるのに対し、
T-REX700のギヤ比は8.2である。
この事から、T-REX700のギヤ比はエアースキッパーと比較して
かなりハイギヤードだと言う事がわかる。
仮に、エンジンがホバーリング時に15000rpmで運転している場合、
JR製エアースキッパーではメインローターは1534rpmで回転する事になる。
方やT-REX700では、同条件で1829rpmにもなってしまう計算だ。
これをホバーリング時に、メインローターを1450~1500rpm程度で
回したいと考えている。
この要因が、吉と出るか?はたまた凶と出るか?はやって見てのお楽しみと言う事で、
先ずは機体(T-REX700)に、GT15HZエンジンを搭載してみる事にする。
その実力は如何に?と言う事で・・・その様子は、次回でご報告したいと思う。
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