ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

不穏な動行・・・・?

2012-01-18 20:03:55 | 趣味
昨年暮れのご挨拶で、ユーロ圏の経済状況が下落傾向である事を書いた。

元々ギリシャ経済の悪化に端を発した形だが、旧通貨のドラクマやイタリアのリラをイキナリ、
フランやマルクと同格に引き上げたのだから、最初からかなり無理があったのではないのだろうか?

全てに通じる事だと思うのだが、能力があるモノが能力の無いモノにあわせる事は容易いが、
その逆はカナリ厳しいものがある。

多分皆さんが趣味としている、模型飛行機で例えて話をする・・・。

例えば、双発機のエンジンを調整する時には、使用する2つのエンジンには、必ずエンジンの個体差がある。

その時に、高い回転数で運転出来るエンジンに、他のエンジンを無理に合わせて調整してしまうと、必ず
離陸直後にエンジンが停止してしまうのである。

その逆は、双方のエンジンが快適に運転出来る事から、無理せずその状態を持続可能である事から墜落には
至らず・・・調子良く快調に飛行出来るのである。

僅か2台のエンジンを同調させる様な単純な事でも、調整方法を誤れば・・・失敗するのである。

要は、ユーロ圏の通価統合とは・・・ヨーロッパ圏の金持ちと貧乏人が一緒の生活をしようと
言っている様なモノで、土台通貨を統合する事など・・・元々無理が有ったのではないのだろうか?


その中で、今後更にユーロ安に転じる旨のお話をしたのだが・・・遂に、格付け会社のスタンダード&プアーズ
が、ユーロ圏の国の格付けを一斉に引き下げた。

唯一、ドイツを除いて・・・・それも今回は見送っただけ?

ユーロや各国の国債が売りに転じたのが、主な原因の様なのだが・・・ユーロ圏の中では、今迄好調と思われて
いたフランスやオーストリアまでもが、ワンランク引き下げられたのだ。

この事で、更なるユーロや国債の売りが殺到する事は必死ではないだろうか?

何だかんだ言ったって・・・遠くから静観するしか術はないのだが・・・。

以前話した様な、おかしな現象の引き金にならない事を・・・・願って止まない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿