ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

不具合の要因とは・・・

2014-04-17 04:38:23 | マルチコプター
前回は、WooKongMとNAZAとを比較した訳だが、メーカーでは
前者は業務用・後者はホビー用との位置づけで販売している
との事だったが・・・その割には、ファームウエアの不備や
個々のユニットの不具合は、販売期間が長いこともあって
WooKongMの方が多い様にも思える。


特にファームウエアなどは、早い時には1週間~2週間間隔で
変更された事もあったが、あまりにも短期間で変更された
ファームウエアなどは、何処かに不具合を抱えている場合が
あって変更されているケースが考えられるので、
少し疑ってかかる必要があると考える。

また、たとえファームウエアに不具合があった場合でも、
メーカーサイドからは、不具合情報が発信される事も無い
ので始末が悪い。

過去に於いて、実際に何回か疑わしいファームウエアが
存在し、それらは直ぐに新しいファームウエアに変更されたのち、
抹消された経緯もあるので注意が必要だろう。

このことは、安全上重大な問題だと考えるが、メーカーの認識や
対応は、今後も多分変わりそうもないので、依然として困った
状況が続いて行くものと考える。


因って・・・もしもファームウエアを変更した時に、制御系の
不具合が発生したとしたら、以前のファームウエアに
書き換えてみる必要が生じる事もある。

新しいファームウエアに更新されたからと言って、直ぐに
飛びつかない様にした方が賢明だとも思うし、代理店の中には
ファームウエアの検証を行っている所もあるので、変更する前に
確認してみるのも良いだろう。


そんな訳で、メーカーサイドからその様な重要な情報でさえ
発信されない以上、不具合発生時にはユーザーサイドで問題を
解決しなければならない訳だが、それらは熟練者でも、
問題解決までにかなりの時間を要すこともあるので、
経験が少ない場合には解決の道筋を見つける事は大変な
事ではなかろうか。

だったら・・・NAZAの方が良いのか?と言う話になるが、
制御が荒いのか?基本的に外乱に弱く位置精度もあまり
良くないので、弊社では殆ど使用していない。
これはV2でも、基本的に同様だと考えている。


今回述べた様に、現在のフライトコントローラーに関するトラブル
だけでも、その芽は電子デバイスに起因する不具合のみならず
多岐にわたって存在している訳だが、全てのマルチコプターには、
他にも様々な制御機器が搭載・使用されている。

増してや、サードパーティーの寄せ集めで制作した機体に於いては、
機体を組み上げた人のノウハウによって、如何にでもなってしまう
現状があって、そこには組み付けや調整の不備が介在するので
始末が悪いのである。

勿論、それらの機体構成でも調子よく飛行できる機体もあるので、
そこはユーザー次第と言う事だろう。

またDJI製の様に、メーカーからセット販売されている機体も存在するが、
それらも組み合わせ不良やインストールミスの発生が少ないと言うだけで、
基本構造は変わらないが、ESCの取り扱いはなどは、ミスなく簡単に
行えると考えます。

また、LiPoバッテリーの取り扱いに於いては、バッテリーをばらして
云々・・・と言う話も有る様だが、配線の不備を目視で点検する以外
大した意味もない様に思えてならないが、最低でもセル間のバランス・
電圧・飛行時間(容量の変化)等の管理を徹底し、常にその状態の
可否を見極めて使用する必要があると考えます。



また、以前充電器ディスプレーの誤表示について考えて欲しいと
投稿した訳だが、その電源は家庭用100vから安定化電源で
電源を供給した時に発生しているので、直接LiPoバッテリーとは
関係ないので念の為申し添えたい。

多分・・・全ての事象は、理論の上に成り立っているのだと思うので、
これらのトラブルが発生した際には、その原因について自分なりに
深く掘り下げた上で、推論をたて、それを実証して見る事が大切だと
私は思うのである。


面識もない人から聞いた話を、唯鵜呑みにして、理屈も判らないまま
事を起こした挙句に失敗したとしたら、とても悲しい事ですね。


次回は・・・そのサードパーティーのESCの不具合について
投稿したいと思います。










DJIフライトコントローラーの変遷・・・その2

2014-04-16 05:33:41 | マルチコプター
昨今大流行のDJIのフライトコントローラーだが、その種類も増えて
一体何が違うのか?などと思われる方も多いのではなかろうか?

マルチコプター用としては・・・WooKongMを初めとして、
最近ではA2やNAZAシリーズがある。

でもこれらのフライトコントローラーは、何が違うのだろうか?

これらはどれも同じ様な性能・機能を有しているので・・・
だったら安い方がいいと思われる向きも有る様ですね。

もしも本当に同じ様な物だったら、安く買いたいのは誰でも
同じだと思います。

そこで、以前DJIの技術者に、その辺の事を聞いてみたので、
その内容についてお知らせしたいと思います。

では・・・それらは一体何が違うのか?と言う事だが、
信頼性及び耐久性に大きな違いがあると言う事だった。

もっともこの話を聞いたのは、DJIホビーと言う部門が出来て、
初代NAZAが発売されようとしていた時期だった。

因ってこの情報は、数年前の事であるので念の為申し添えたい。

また現在では、その時期とは比べようも無いほどの販売量だと
思うので、もしかしたら廉価タイプのクオリティーが上がっていても
価格転嫁しないで済んでいるのかも知れないが、現在では
その辺の情報は、DJI社の都合により一切入って来ないので、
参考程度として頂きたい。

その時は・・・WooKongMと、NAZAとの比較であったが、
その技術者曰く、空撮を業務で行う場合には、WooKongMを
推奨するし、NAZAはホビー用と言う事だったが、興味本位で
更に掘り下げて聞いてみた。

業務用とホビー用と明確に分類されているようだが、
実際には何が如何違うのか?・・・と聞いた訳だが、
使用している電子デバイスのクオリティーが全く
違うという事だった。

確かに・・・これらの電子デバイスについては
ピンキリで同じ様な性能を有したものが、
市場に沢山出回っている。

処が・・・実際に同じような電子デバイスでも
性能や耐久性にバラつきがあるケースが多く、
それらの価格帯も実にバラエティーに富んでいる。

因ってそれが、フライトコントローラーの価格帯の
違いとなっていて、業務用とホビー用とに分類されている
との事だった。

もっともフライトコントローラーなので、生産時には
それなりの生産管理がなされていると信じたい・・・。


実際の耐久性についてはさておき、この両者の性能を比べた
時に、どんな違いがあるのだろうか?

同じ機体に実際にWooKongMとNAZAをインストールして
性能の検証をしてみた事がある。

何故そんな事をしたのか?と言うと・・・友人が
WooKongMとNAZAの違いが判らないと言っていたからなのだが、
この両者には、機体制御に於いて明確な違いがあると
弊社では考えている。

もしもWooKongMを使用した際に、NAZAと同じ様にしか
飛ばないのであれば、それはWooKongMの性能を
引き出せていないと考えられる。

その友人の機体も、弊社が調整した結果、恰も別の機体の様に
生まれ変わった事は言うまでもない。

このことは、その制御系の本来あるべき姿を知らないので、
無理からぬ現状があって、誰かから適切なサポートを受けられれば
良いのだが、もしも一人でチャレンジしている場合には、難解な
事なのかも知れない。

また、電話やメールでいくらそれらの調整方法を説明したり、
トラブル時の解決方法を説明した処で、それを理解する能力が
無いとすれば、正確に理解して頂けない事も多く、更におかしな事に
なりかねない現状もある。

そこで弊社では・・・その方々に対しては、個別に対応させて
頂いている。

また、自己責任で○○○とか言う話も、簡単な事ならいいのだが、
ネット上で様々ないい加減な情報が氾濫している事もあって、
情報発信者が一切無責任を負わない状況下で、試してみてくれ
と言う様な事は、無責任ではないのか?との考えから、弊社では
今後もその様な情報発信は行わない心算なので、
ご理解頂きたいと思う。

次回は・・・トラブルの要因について投稿したい。




XP3.1を導入したものの・・・

2014-04-15 04:55:32 | マルチコプター
そんな訳で・・・弊社でも、XP3.1を導入した。

しかしそれは・・・現在のWooKongMの様な簡単な物ではなく、
インストール自体が難しかった。

その上、取説が全て英語の為、その制御系を導入した多くの
空撮業者は、当時配信されていた簡単なビデオから、
見よう見まねで取り付けていた様だった。


要は・・・そのビデオを基に、試行錯誤を繰り返しながら、
機体にインストールしていた訳だが・・・その時の経験則からか?
へんてこな理屈も横行していた現状があった。

流石に、そんな状況下で高度な制御系を運用する事は危険が伴うので、
弊社では日本語マニュアルを作成する事にした。

この日本語マニュアルは、T大学のM先生のお力もお借りして
仕上げたものだったが、そのマニュアルに沿ってインストール
した機体は、実に調子よく飛行したのである。

また、弊社用として作成したマニュアルだったので、説明不足の
部分は、オリジナルに勝手に加筆してそれを補った。


ある時・・・懇意にしていた空撮業者のUさんが、XP3.1の
取り扱いについて質問して来た。

その内容から・・・流石に困っていた様だったので、弊社用の
それを差し上げる事にしたのである。

すると・・・多分その日の内に、当時XP3.1を導入した全国の空撮業者に
伝播してしまった。


それは多分・・・XP3.1を購入した皆さんが、喉から手が出るほど欲していた
モノだったに違いない。


因ってその後は・・・おかしな事を言う人もいなくなったのである。


実際にオリジナルのマニュアルを日本語にしようとすると、
スペルの間違いも多く、独特な言い回しや専門用語が多く難儀したが、
それでも何とか仕上げる事ができた。

それを基にインストールしてみると、それまでの手法が間違って
いた事も明らかになったし、オリジナルのマニュアルに於いて
説明不足自体も多々あった。

当時窓口になっていた輸入代理店も、良くやってくれたが、
やはりしっかりとした日本語の取説は必須であった。

その後・・・幻のXP3.2及びGround Stationや、初期のWooKongMやH、
AceOne Ground Stationなどの翻訳を請け負った事もあったので、
もしかしたら、当ブログを御覧頂いている皆さんの中にも、当時は
弊社のマニュアルを利用された方がいるのかも知れないですね。


因みに、富山や静岡の代理店からご依頼を請けて、
弊社が制作したそれらの日本語マニュアルには、
必ず代理店名を透かし文字で入れていた。

この理由は、それらの代理店の業績が、右肩上がりで
伸びて欲しいとの思いから、右肩上がりで斜めに社名を
入れていた訳だが・・・。

しかし、代理店が増えた昨今では、そのスタイルのまま踏襲し、
自社の名前と入れ替えて日本語マニュアルを作成している所もある。

しかし・・・それらの日本語マニュアル作成に関しては、
弊社は一切関与していない。

もっとも・・・その業者が開業する時、DJIから弊社が作成した
WooKogMの日本語マニュアルが渡ったと聞いている。
 実際にその代理店から購入したWooKonMに同封された
日本語マニュアルを確認する機会もあったのだが、それは代理店名が
違うだけで紛れもなく弊社が作成したものだった。

多分、DJIから供給された日本語マニュアルが、弊社がデザインした
モノとは知らずに、そのスタイルを踏襲したのだろうと思われる・・・。

そんな状況下で、日本国内でも急激に市場に浸透してきた
マルチコプターだが、昨今、非常に多くのマテリアルが氾濫していて、
その組み合わせ不良や取扱い上の瑕疵によってトラブルに発展している
現状がある。

そこで・・・前々回の様なブログのタイトルになったのであって、
経験豊富な方にとっては、一体何を言っているんだ・・・と言う事にも
なったかと思うが、その様なレベルの方々に申し上げる事は、
勿論何もないのでご容赦頂きたい。

現実には、まだまだサードパーティー製品の寄せ集めで、
機体を制作する際には、制御系を初めとする各マテリアルの
インストール時の勘違いや、インストールミスなどが、経験不足や
認識不足等により現実に発生している現状があるので、
思い当たるふしのある方は一度見直されては如何だろうか?・・・続く。








DJIフライトコントローラーの変遷・・・

2014-04-14 05:58:44 | マルチコプター
現在・・・大流行のマルチコプターに搭載されているフライトコントローラーは、
多分DJI製がその大半を占めていると思われる。

しかし国内に流通し始めた当時は、このDJIのフライトコントローラーは
ヘリ用のみで、現在のそれと比較して、少し大きなシステムだったが、
開発初期は・・・XP3.0と呼ばれていた制御装置で、それを韓国の金さんが
アジアのディストリビューターとして、拡販しようとしていた。

しかしその装置は、瑕疵やバグが多くて没に・・・。

その後、改良版のXP3.1が発売されるという連絡が金さんから入ったのは、
多分・・・1年後の事だったと思う。

その装置は、その後日本に持ち込まれて、その当時各方面で活躍していた
空撮業者数社が数社集まって性能確認を行った経緯がある。

勿論・・・日本に持ち込んだのは、金さんその人である。

その金さんから、飛ばしてみてくれ・・・と言われ、
その時集まったメンバーの中で、最初にテスト飛行を行う事になった。

その制御系が搭載された機体を実際に飛行させてみると・・・
なかなかいい感じではあったが、ある操作を複合して行った時に、
コンパスエラーが発生して特定の舵が操作不能になる事や、
操舵の際に不感帯領域がある事を確認した。

この時は、僅か数分のフライトではあったが・・・事前にチェック項目を
自分なりに準備していたので、そのルーティーンに従ってテストした結果であった。

勿論・・・それらの症状は普通に飛行させた時には発生しなかったので、
その時参集していた他のメンバーはその症状を確認出来なかった様だった。

しかしその症状は・・・金さんを経由してDJIに伝えられ、DJI側も
その症状を確認した結果、数ヶ月後にはモニター販売として、
数台のXP3.1が日本に輸入されたのである。

時を同じくして・・・弊社でも実は、同様の装置の開発を
密かにおこなっていた。

勿論・・・弊社にはそれらの制御系を1から開発する事など、
所詮無理があったので、当時ある大学の先生と共同研究と言うかたちで
開発を行う予定だったのである。

処が・・・それを行う為には、当然それなりの開発費が必要となるので、
補助金をあてにして事を進める事にしたのだが・・・その時の審査官には
弊社が行ったプレゼンの意図が伝わらず・・・敢無く却下。

その原因は、私のプレゼン能力の無さが1番大きかった訳だが、
その当時はDJIと同じ事をしようとしていた弊社でも、現在の様な制御系の
普及状況を想像出来なかったのだから、無理もなかったのかもしれない。

そんな資金調達がとん挫していたタイミングで、金さんが日本に制御装置を
売り込みに来た・・・と言う訳である・・・続く。




サードパーティーの寄せ集めも危ないが・・・

2014-04-11 00:00:01 | マルチコプター
前回のブログで、サードパーティーの寄せ集めで構成されている
マルチコプターは、危険な要素を多く含んでいる・・・と
申し上げた。

このことは、前々回の弊社ブログにコメントして頂いた方も
おそらく同意見だったように思えた。

しかしながら・・・問題はそれだけにとどまらない事を、
一体どれだけの人が理解した上で、マルチコプターを
運用しているのだろうか?


参考までに、下記URLを覗いて見て欲しいと思う。

http://wtvr.com/2013/08/27/remote-control-aircraft-laws/

上記は、実際にアメリカで発生した事故の様子を報じたモノだが、
ご覧頂いた皆様は、この様な行為を如何お感じだろうか?

私などには、この様な場所の上空を平然と飛行させられる神経が
信じられないのである。

チョットした良識とモラルを持ち合わせていれば、この様な場所で
飛行させる事などあり得ないのだが・・・実際には、オペレーターの
認識不足から飛行させてしまって、挙句の果てに事故に至っている。

要は・・・希望する動画を撮りたい一心で、万が一機体に不具合が
発生したらどうなるのか?と言う事まで、思いを寄せられなかった
と言う事だろう。

上記の事故は、恐らく業者(或いはテレビ局?)が引き起こした
事例だと思うが・・・それまで調子よく飛行していた機体が、
何故急にコントロールを失ったのか?・・・この様な場合に
オペレーターが言う事は大抵決まっている・・・どうしてなのか?
判らないが、急に機体が言う事を聞かなくなった、或いは
ノーコンになった・・・である。

そして次に・・・決まってフライトコントローラーの故障・不具合に
言及するのである。


しかし・・・私が見た限り、最終的にはフライトコントローラーの異常を
誘発したと推測されるが、直接の原因は多分他にあると思えてならない。

一度や二度ビデオを見た位でそこまで言及するのも如何かとも思うが・・・
もし、フライトコントローラーの異常が直接の原因では無かったと
仮定したら・・・その原因は何処にあるのだろう。


その原因のヒントは・・・


これは充電器の画像だが、ディスプレイを見て欲しい・・・もしかしたら、
壊れてるんじゃないの?と思われるかも知れないが、ある事をした結果、
現在でも実に調子よく稼働している。

ある事とは・・・別に修理をしたわけでは無いので、念の為申し添える。

先の事故機のフライトコントローラーも、恐らくこの充電器(画像の)様な
状態に陥った・・・と、私などは考える訳だが、この原因について
どなたか判った方は、コメントを頂きたいと思う。


この原因に付いては、DJIなども火消しに躍起になっていて、
長時間にわたる耐久テストの様子を動画サイトで流している。

それでも・・・実に多くの機体が、突然アンコントロールに
陥っている現状がある。

それは何故か?・・・私には、テスト方法に瑕疵があるからに
他ならないと思えてならないのである。

確かに、何十時間も連続でフライトしている様子は、一見凄いとしか
言いようがない様にも見受けられるが、実は一番肝心な要件が抜けており
重要なテストが全く出来ていない様な気がするのである。


その症状を打開する為には、フライトコントローラーを機体に
実装する際に、ある装置を一緒に組み込む必要があると
弊社では考えていて、弊社では実際にその装置を組み込んだ機体を
運用している。

その為か?・・・それらの機体に於いては、モニター販売で購入した
初期ロッドのS800でさえ、至極快調に運用出来ていて、突然
アンコントロールに陥った事など、今までにないのである。

勿論、S800に於いては、可能な限り点検・改良等、
細部まで手を入れた事は言うまでも無い。


事故やトラブルが発生した時こそ、原因が判らないからといって、
原因究明に手を拱いていてはならないのである。

墜落した機体をただ修理して運用したとすれば、また同じ
トラブルに遭遇する確率はかなり高いのだから・・・。






別の事故では、恐らく認識不足から、興味本位で買って来た機体を
自宅マンションのベランダから飛ばしてしまったと思える事例を、
下記URLで見て欲しいと思う。

http://abclocal.go.com/wabc/video?id=9271413

上記の事例は・・・機体の不具合などでは無い。
この当事者は、恐らく一度も飛行させた事が無いか?或いは、
極めて操縦経験が少ないか?の、どちらかだと思うが、
殆どコントロール出来ていない様に見て取れる。

何度もビルにぶつかって行く様は、もはや正気の沙汰ではないのである。

日本でも、某通販サイトで、この手の機体が平然と売られていて、
特にアドバイスを受ける事も無く、誰でも自由に購入出来るのだから、
全く始末に負えないのである。

どうもこの当事者は警察に逮捕されたらしいが、取り扱いを間違えれば
危ないモノだと知っていたとすれば、多分事故を起こす事も無かった
と思うのである。

しかし後の祭り・・・知らなかったでは済まないのである。

・・・続く。