どうでもいいはなし。 . . . 本文を読む
内館牧子さんのエッセイを読んでいて、ふむふむと思った記事があった。
「させて頂きます」の乱用について。
へりくだった言い方である「~させて頂きます」という表現を、敬語としてやたらめったら使う人がいて
あまりに耳障りなので、最後には注意してしまった、という話。
私が、ここ何年か社内でずっと耳障りに思っている言葉がある。
「~の方(ホウ)になりますね。」
「~というような形(カタチ)になっていきま . . . 本文を読む
何年か前に、知り合いが胃がんになった。
私の父をはじめとして、周りで胃がんを患う人は多い。
私自身、若い頃は大食漢だったが、こどもを妊娠、出産したくらいから胃下垂となり、胃が弱くなった。
大っ嫌いな胃カメラも、胃がんにかかってゲーゲー吐くことを思えば、数分で終わる胃カメラぐらい、と
ぐっと我慢して、何度も検診を受けてきた。
そのたびごとに受ける診断は、
「胃炎のあとがありますね」
だった。
知 . . . 本文を読む
もうすぐ父の日である。
私の住むマンションは、規模が小さくて、40戸足らずのマンション。
そこには30代から80代までの家族が住んでいる。
若い世代の家族は、当然のことながら小さい子供を連れていることもあり、家族連れでおでかけ、という場面によく出くわす。
が、こどもが成長するにつれ、部活や、友達同士での行動が多くなり、自ずと一家そろってのおでかけの回数は減ってくる。
そうなると、残された夫婦二人 . . . 本文を読む
思い通りにならない日には、あした頑張ろう
の、詞に励まされたこの半年が終わり
また新しいドラマが始まった。
さすがは、「暮らしの手帖」の編集長大橋鎭子さんの物語だけあって、おだやかなご両親に育まれていたようである。
家長制度が当たり前の時代に、こどもたち、それも女の子に対してのあのお父さんの姿勢には驚かされる。
こどもであっても、女子であっても人間としての尊厳を大切に、ともすれば他人行儀にも聞こ . . . 本文を読む
東京にいる息子が転勤することになった。
これは・・・
ぜひとも買ってきてもらわねば!
と、久々にかぐや姫メールをする。
「同じ中野区にあるお茶屋さんで、ボタンのついた箱入りお茶を買ってきて」
普段、ほとんど私とは連絡のやりとりがない息子である。
世間一般、一人っ子、一人息子となれば、相当母子の結びつきは強いらしいが。
お互い、何か頼みごとがあるようなとき以外メールのやりとりもない。
で。
社 . . . 本文を読む
おんなのこがいないわが家。
桃の節句は、ついぞすれば忘れがちである。
先日もデパ地下をうろついていて、
「ああ、そうか。お雛祭りが近いんだ・・」と気づく始末。
そこで見つけた国産手づくりラムネ菓子。
以前、何かの雑誌で、和三盆のような手づくりラムネ菓子の記事を読んでから、一度は食べてみたい・・
と思っていたこのラムネ。
思いがけず、入手できた。
ちょっと甘酸っぱく、ほろほろと口のなかで溶けるラ . . . 本文を読む
先日、よしもとばななさんの「サーカスナイト」を読んだ。
ほとんど彼女の作品を知らずにきた私だが、何年か前に雑誌ミセスに連載されていたエッセイを読んでから
すっかりファンになってしまい、図書館で見つけては読んでいる。
この作品も、新着図書の棚で見つけていそいそと借りてきた本である。
さて、この本の主人公さやかは、不思議な力を持っていて、
ものの声が聞こえる。
ものの声、といえば。
夫も、買い物に出 . . . 本文を読む
去年の今頃は、身につけるものすべてがゆるゆる、だぶだぶの状態だった私。
7キロも体重が落ちれば当然のことだ。
ところが。
一年後の今、体重は一年前よりも増えた状態になってしまっている。
その原因となったものが、これ。
亀田製菓の「しゃり蔵」
最初の出会いは、コンビニだった。
時間つぶしで入ったコンビニで、ネーミングのしゃれっ気と、粒の小ささがよさそうに思えて買ってみた。
息子がいなくなった今、 . . . 本文を読む