トラウマ 2006-01-17 | 砂時計 11年目を迎えた阪神大震災の日。 何年経とうが、その日、心に深い傷を負ったひとには年数など関係ないだろう。 知り合いの誰をなくしたわけでもなく、大きな何かを犠牲にしたというような経験をしたわけではない我が家だが、幼かった息子の中に、かすかに「トラウマ」とよぶべきものが残っているらしい。 彼は、いまだにテレビにニュース速報が流れるときの「ピリッピリッツ」という警告音が苦手なのだという。震災後すぐの . . . 本文を読む