6月頃から進めていた、砺波のM邸も今日、ようやく設計と請負業者の契約を行った。
増改築といえども40坪住宅クラスの規模と金額のRenovation。
増築部分が10㎡を超えているので、まずは、こちらのほうも確認申請を提出しなければならない。
一戸建ての住宅よりも、申請図面に手間ひまがかかる。
まずは、既存住宅と、それ以外の敷地にある納屋や車庫の寸法をとり、図面に記入しなければならない。
次に既存住宅部分の構造計算(既存の筋かいの配置などを確認しなければならない。計算して足りない部分は、既存の壁を壊して補強の筋かいを入れる)
と増築部分の構造計算をして、それぞれが地震力、風圧力のどちらとも建築基準法を満たさなければならない。
もちろんバランスよく筋かいを配置し、ねじれて倒れないように、しなければならない。
増改築は新築以上に、確認申請に気をつかう。
いよいよ、来年から着工!
6月頃から増改築物件のプランを進めてきて、ようやく見積りをとる段階になった。
今回は、既存の2階部分の部屋を、リビング・ダイニング・キッチンなどにリノベーション、と寝室、子供部屋などを増築する予定。
リノベーションの場合、既存の柱や梁を極力とらないで、間取りを使いやすくしていかなければならなく、結構、頭をひねらなければならない。
もしかすると、新築のプランより難しいかも・・・・・しれない。
増築部分は既存部分を含め、地震力、風圧力、筋かいのバランスなどを考慮しなければならないので、リノベーション部分のみの工事費では納まらなくなる。
既存部分の筋かい等の補強の工事が増え、その分がコストアップになっていく。
また、壊してみないとわからない部分もあるので、その辺もコストアップの心配要素の一つだ。
図面のほうも、増築の確認申請となると、昔に比べ、かなり難しくなってきているので、手間隙もかかる。
確認申請を出したけど、”おりない”という事もある。
増改築も新築同様、かなり神経をはって、いどまなければならない。