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高越山のとある場所、ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)

2022-06-04 12:44:37 | 会員ひろば

喜多泰治さん(脇町)からの投稿です。

高越山のとある場所、ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)の開花が始まりました。
杉林の中で淡いピンク色の花びらが鮮やかに映えていました。
ベニバナヤマシャクヤクは絶滅危惧種に指定されているボタン科の希少植物です。

ヤマシャクヤクの説明をしていました。お詫びして訂正します。
※落葉樹林内でみられる高さ30~60cmの多年草。径1cmにもなる太い根茎をもちます。葉は互生し、葉柄を含めて長さ12~38cmになる2回3出複葉です。頂小葉は長さ7~15cm、幅4~7cmの倒卵形で、全縁です。茎の中部につく葉の葉柄は長さ8~10cm、上部につく葉の葉柄は長さ2~4cmです。茎の中部には2~3個の葉がつき、茎の上部の葉はときに3裂します。葉の裏面には伏した毛が密にはえるか無毛です。枝の先端に大きな花を単生させます。花は径7~10cmの5弁花で、上向きに半開します。花色は濃い紅紫色~淡い紅紫色ですが、白色の花もあります。雌しべは4~5個あり、柱頭は赤紫色を帯びて鉤状に著しく曲がります。萼は果実期に反り返ります。果実は長さ2.5~3.5cmで倒卵形の袋果で、熟すと割れて、種子が露出します。種子は稔性があるものは球形で黒色~紺色、ないものは赤色です。VU:絶減危惧II類

 

貴重な写真ありがとうございました。