こころの旅。。。一休み。、 休んでばかり

見上げれば青空、、、ならいいけど


男と女

2012年05月04日 13時40分42秒 | ニュース
 一般的に男性は女性とずっと見つめ合って黙っていても平気なのに、女性は沈黙を嫌うようにすぐ話し始めます。これも脳の構造の違いによるものなのです。

 男性の脳は「解決脳」といって、目的があって初めて会話します。これに対して女性のほうは「共感脳」といい、情緒的な仕組みになっています。そのため、会話の内容が急に飛んでも平気ですし、それよりもとにかく話し続けることのほうが重要だったりします。また、男性に比べて女性は「建設的な会話」を好まないともいわれます。

 ではいったい、なぜこのような違いが生まれたのでしょうか。私たちの遺伝子は狩猟採集時代からほとんど変わっていません。会話に違いが出るのは狩猟採集時代の遺伝子を引きずっているためです。

 当時、男たちは集団を形成し、一日に半径10km以上の範囲で獲物を探しに出かけていましたが、女性は一ヵ所にとどまって子育てをしていました。そうした状況のなかではネットワークが非常に重要で、「仲間が病気にかかってないか」「ライオンが襲ってこないか」「子供は大丈夫か」といったさまざまな注意を同時にしなければならなかったわけです。そのための手段として「会話」が存在し、女性の会話が時に無目的だったり、時に飛んでしまったりするのは、こうした遺伝子の影響を受けているからです。

 逆に男性が必要最小限しか会話をしないのは、話に夢中になって獲物を逃がさないためだともいえます。

 そのほかにも、男女では思考回路が異なるがゆえに、いろいろな差異が出てきます。例えば、女性にとっては男性がどうして勝負にこだわるのか、どうしてギャンブル好きなのか、どうしてセックスの後にすぐにベッドから出ようとするのか、どうして真剣なまなざしで自分の話を聞いてくれないのか理解不能です。

 他方、男性は、女性がどうして「今日はなんの日だか知っている?」といったように記念日にこだわるのか理解に苦しんだ経験があるはずです。結婚してからも同じ。夫にとっては、どうして妻が何時間でも電話で話ができるのか、しょっちゅう井戸端会議をするのはなぜか、なぜショッピングに長時間かかるのか、理解に苦しみます。

 ここで大事なのは「なぜ女性はそうなのか?」と考えるのではなく、「女性とはそういうものなんだ」と理解すること。スムーズな恋愛には、男女の脳の構造が違うということを知っておくことが重要なのです。

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