コロナ感染者増え続くていくなか、ピティナピアノコンペは続けられていきますが(大丈夫なのでしょうか?)ピアニストの反田恭平さんがショパンコンクールのファイナルで練習しすぎて手がパンパンに腫れているとインタビューに答えている録画をみました。
先日の日経新聞でピアニストの仲道郁代さんも、5年ほど前に左肩と左の指が動かず痛みで苦しかったと言う記事を目にしました。
フジコ・ヘミングさんも腱鞘炎で痛いと言いながら演奏活動を続けていらっしゃいます。
私は、腱鞘炎になったことはありませんしジストニアの気もありません。しかし、ヘバーデン結節で第1関節が腫れていて、時々痛みも伴うので長時間のピアノの練習はできません。長年の疲労や加齢のせいもありますが(私の場合は遺伝もあったので覚悟はしていました)、そうならない予防もいると思います。
練習すれば上手くなるではなく、できるだけ合理的に体を使い、手を休め?時々メンテナンス、いたわりを手にあげないと続けられないこともプロとして自覚がいります。体育系アスリートは専門のスポーツ医学のトレーナーをつけていますがピアニストはあまり聞きません。声楽家は自分が楽器なので医学的なメンテナンスは個人的にしている方は多いと思います。
練習が勝利をもたらすものと信じたいですが、体が悲鳴を上げる前にそこで立ち止まることも大事なことでしょう。