2戦を終えて成績は2敗。今季参入新人チームを相手にホームグラウンドで戦えるという大きなメリットを生かして勝利を手中に!と期待のかかる第3戦!
ビッグブルー:74-71:
黒田電気
26-12
(47) 21-18 (30)
(60) 13-22 (52)
(74) 14-19 (71)
■スターター
《黒田電気》#6清水、#7吉留、#11村岸、#14堀 #15西堂
《ビッグブルー》#4柳、#11岩本、#15園、#23亀井、#24押野
【第1Q】
ティップオフのボールは黒田電気。直後ターンノーバーを奪い、最初の得点は黒いストッキングがキュートな#24押野の3ポイントで始まる。続けて#15園の3ポイントが決まり6-0。黒田電気の得点は開始1分過ぎ#23亀井のファウルで#6清水がフリースローを決めての6-2。#23亀井はこのあと#7吉留からオフェンスファールを受け、このゲームでのノルマを達成(勝手にノルマにしました)。
今日のビッグブルーはちょっと違う!新人若手だけじゃないくベテランも。#11岩本は3ポイントで9点とすると、続けてリバウンドからの2点、亀井→柳→岩本とパスがつながっての2点、黒田電気のタイムアウトをはさんでさらに3ポイントと、この日14得点の活躍だった彼の10得点がここで炸裂。開始5分で16-4とした。
#23亀井のファウルで#14堀が1点を加え16-5、#15園のファウルで#11村岸が2点を決め16-7とされる。
残り3分38秒#23亀井の2回目のファウルで#33鹿田が、#24押野に代わり#1長岡が入る。堀井HCの交代のタイミングはこれまでかなりいい感じでゲームを作っていることもあり、2人の投入でどんなプラスアルファが出るのか。
残り3分、#4柳が2点を加え、#1長岡がインサイドからさらに2点を加え20-7。黒田電気は開始3分30秒で決めたシュートからここでやっと#7吉留が2点を決め20-9とするが、岩本→柳→#33鹿田へとパスがつながりゴール前の高さを生かして22-9と突き放す。ファウルで1点を返され22-10となる。
残り1分、岩本、柳に代わり#6家村、#34松藤が入る。家村のアシストで#33鹿田が得点、長岡のアシストで#34松藤が得点という交代メンバーが得点にからむ活躍で26-12の14点リードで第1Qを終了。
黒田電気はこの2戦までの得点の中心#15西堂が得点にからむことができない。残り5分ではビッグブルーのファウルが続きフリースローで得たポイントが3点と#7吉留の2つシュートによる4点の計7点となった。石川・豊田通商から2勝をあげたチームとしてどんな展開を見せるのか?
【第2Q】#1長岡、#6家村、#15園、#33鹿田、#34松藤
開始20秒#6家村のハーフラインを過ぎてすぐの3ポイントで会場が沸く。開始1分には#1長岡がリング真横からのシュートをきれいに決め30-12と18点リード。しかしファウルが重なり開始2分で#33鹿田・#34松藤・#1長岡がそれぞれ2回。黒田電気#14堀のフリースローで1点が入り32-13となる。流れが悪くなりかけたところで#6家村の3ポイントが決まる。黒田電気#12井上も強引なシュートで35-15と得点。まだ2得点だった#15西堂がここで連取、さらに#6清水の2点が決まると39-21となる。ビッグブルーはタイムアウトをとる(開始3分21秒)
プレイ再開後、#4柳がトラブルで床に音をたたて倒れたため#13"インディオ"平野に交代。黒田電気は#12井上の2回のシュートが入らず、さらに24秒バイオレンスでなかなかリズムがつかめない。
積極的なリバウンドを見せる#13にベンチも盛り上がる。ここで#1長岡のショータイム。マイナス位置からのシュート、クイックモーションで振り向きざまのミドルシュート、同じ位置からさらに1シュートと6点を連取。45-21とする。ディフェンスの機能しているビッグブルーにシュートが決められない黒田電気は残り3分29秒にタイムアウト。ビッグブルーは再びファウルが重なりフリースローと速攻を許してしまう。45-27。さらにシュートがはずれはじめたビッグブルーが残り29秒でタイムアウト。
#1長岡と交代した#11岩本がドリブルで攻め込み自らシュートを決め47-27とすると黒田電気#12井上が3ポイントを決め47-30とし、前半を折り返した。
【第3Q】
《黒田電気》#6清水、#7吉留、#11村岸、#14堀 #15西堂
《ビッグブルー》#4柳、#11岩本、#15園、#23亀井、#24押野
ともにメンバーはスターターに戻る。
開始1分はターンノーバーが繰り返される。黒田#7吉留の2点、直後にビッグブルー#4柳2点、黒田#15西堂の2点、ビッグブルー#4柳の2点と51-34となる。リズムをつかみかけている黒田電気はさらに#7吉留、#14堀の得点で51-40の11ポイント差とする。ここでビッグブルーはタイムアウト(開始4分13秒)。
徐々に得点が決まりだした黒田電気は5分間に10点を取り返し、ビッグブルーが再びタイムアウト(残り1分8秒)をとるまでに57-50と7ポイント差まで詰め寄る猛攻撃。その後#15園が3ポイントを決めるが、22点を加えた黒田電気ベンチは盛り上がり、60-52。最終クォータに繋げる勢いを感じさせた。
【第4Q】#1長岡、#4柳、#15園、#23亀井、#24押野
黒田ボールで始まる。第3Qの勢いで黒田は#9武田、#7吉留と連取。60-56とする。
#24押野が3ポイントを続け66-56としたあと黒田も連取。ビッグブルーのファウルもあり残り3分で68-64と4点差まで詰め寄る。ゲーム展開は黒田に傾きかけドタバタした状態に。68-66となったところでビッグブルーはタイムアウト(残り2:43)。黒田は#15西堂のシュート不発とファウルなどで勢いが緩みビッグブルー#23亀井が2点を加えるとたまらずタイムアウトをとる(残り55.4秒)そしてファウルゲームを展開。#11岩本の1点、#34松藤の2点はフリースロー、74-68と6点差まで離すが#34松藤は2回のファウルで退場。フリースローで74-71と3点差とされる。しかし残り時間は既に0.9秒。そのままブッグブルーが窮地を凌ぎ、今季初の勝利をもぎ取った。
boxscore
http://www.jbl.or.jp/boxscore/2006/boxscore.php?gn=20061104kur-tok
■勝手にMIP
本日のMIPは渋く岩本さんに!ブロックショットもしていますが、最初の10得点にはターンノバーからの展開もあり、チームに大きなリードで余裕を与えたという点で。
■第一ゲーム結果
日立電線:67-90:豊田合成
(2勝1敗) (1勝2敗)
10-31
17-21
11-15
29-23
日立電線は昨年のベスト5で新人王で得点王の#14加藤選手と#24高村選手の得点が伸びず、豊田合成を調子づかせてしまったかな?