前日の千葉vs日立電線の対戦結果により、石川のプレイオフ進出が決定。リーグ最終のホーム戦を勝利で飾り、応援してくれた地元ファンにプレイオフ進出とともに報告したい、そういう気持ちだということは十分伝わってきました。ビッグブルーは最下位確定とはいえ、遠征先での好調な戦果をみても負ける気がしない・・というのはファンの贔屓目なのか?「悪いけどお祝い気分に水を差させていただきます」と思っていました。
この対戦、プレイオフ前の石川をヒヤッとさせたことは間違いなし。
■スターター
《石川ブルースパークス》#1日下、#5宮元、#6山田、#24高村、#52ストユープス
《ビッグブルー》#1長岡、#9佐藤、#13平野、#23亀井、#24押野
【第1Q】
石川ボールではじまる。開始23秒、ビッグブルー#9佐藤の2点で先制。ビッグブルーの積極的な攻撃は気持ちよく、#1長岡のインサイドのシュートを決め0-4。フリースロ-をはずした石川だったが、直後に速攻から#6宮元が決め2-4とする。#9佐藤がその後すぐにフェイントから2点を加え、対する石川もポイントゲッターの#24高村の得点、#1長岡の得点と4-8徐々にヒートアップ。ここで#6山田のシュートにからんで#24押野がファールを取られ、カウントワンスローで7-8となる。
エンジンのかかった石川は#1日下の2点、#24高村の3ポイントで12-8と一気に加点。しかし#24押野の体をはったDFもあり、簡単に得点させないビッグブルー。残り4分30秒で石川は#50赤穂、#39寺井を投入。ビッグブルーは#9佐藤に代わり#4柳が、その後#13平野に代わり#34松藤が入る。
#23亀井が決め12-10へ、#24高村が中央を破って得点14-10、#1長岡が3ポイントをきれいに決め14-13と息を呑む攻防が続く、残り3分に石川が連取18-13。ここでビッグブルーはタイムアウトを要求。#1長岡に代わり#11岩本が入る。
再開後#11岩本のアシストで#34松藤が得点18-15に、#4柳がFTを2本沈め18-17とするが、#50赤穂が4点を加点22-17の5点差で第1Qを終了。
【第2Q】
開始すぐに#4柳の3ポイントが決まり22-20に、第1Qで#23亀井と交代した#33鹿田がオフェンスリバウンドから得点22-22と同点に、さらに#24押野が相手パスをカット、そのまま持ち込み3ポイントを決め22-25と逆転する。しかし石川はここから反撃、#31宮崎、#39寺井、#6山田の得点で28-25と再びリード。メンバー4名を交代。得点が止まっていたビッグブルーは#9佐藤,#13平野投入後、#1長岡、#24押野が入る。
残り4分40秒に#9佐藤が得点、#1長岡も得点を決めるが、石川#24高村が7点を連取し35-30と石川リードの攻防が続く。しかし#1長岡が3ポイントを決め35-33とすると、石川はタイムアウトを要求(残り2分56秒)
石川はFTを含む3点を加え、ビッグブルーは#1長岡のFTに、終了間際に#13平野が決め38-36の2点差で前半を折り返した。
【第3Q】
終始リードされるも、落ち着いて対応しているビッグブルーは頼もしく、得点も離されず気持ちも切れない。この調子を後半も!
両チームともスターターに戻して開始。厳しいDFに互いに得点が伸ばせない。#13平野が4点を加えるも、石川は#24高村#52ストウープスが好調、2人で11得点を加点49-40となった残り5分15秒にビッグブルーはタイムアウトを要求する。
再開すると、#9佐藤からのパスを受け#4柳が得点49-42に、更に#4柳からノールックの素早いパスが#9佐藤に渡り49-44とする。石川はここでタイムアウトを要求(残り3分48秒)
ここから石川#39寺井が連取し4点を加えるが、#9佐藤の3ポイント、#1長岡と交代した#11岩本も続き53-50と一気に得点を縮め、さらに#24押野、#34松藤が石川のファールからFTで3点を加えると53-53の同点へ、ベンチからDFコールが起きる。#39寺井が2点を加えるも、終了直前に#11岩本が長い3Pを決め56-55の1点リードで最終Qへ。
【第4Q】
会場は興奮が冷めない。ビッグブルーベンチからのDFコールも続く、気持ちの入る最終Q。
激しいDFにファールが続出。石川#52ストウープスのシュートが決まり57-56、さらに#24高村がFTを2本沈め、#52ストウープスの3ポイントで62-56とされると、ビッグブルーはタイムアウトを要求(残り7分25秒)
どちらも粘りながら得点にならなかったが、残り5分56秒で#11岩本が得点。62-58に、#39寺井が決め64-58に、#4柳がDFを軽く抜き60点めを決める。#6山田がFT2本を決めるが、#4柳が執念を感じさせるリバウンドから得点を決めて66-62とする。石川はは#24高村一人で6点をたたき出し、ビッグブルーは#11岩本の2点&3ポイント、#23亀井の4得点と加点、72-71と1点差になる。
#11岩本と交代した#1長岡が技ありの5つ目ファールで相手得点を1点で押さえる。更に1FTを決められ74-71となった残り50秒でビッグブルーは最後のタイムアウトを要求。
第4Q残り10秒。#4柳の3ポイントが決まり74-74の同点に!石川はタイムアウトを要求。
石川#24高村のシュートは決まらず同点で終了。延長戦となる。
【延長】
#13平野が決め74-76と先攻するが、すぐに#24高村が3ポイントを決め77-76に。#5宮元がFTを2本沈め79-76となる。
#13平野が積極的にゴールを狙い、相手ファールを誘い、カウントワンスローを決め79-79と再び同点に。会場は歓声と興奮で熱くなる。
#6山田がFTを含む3得点で82-79とするが、#4柳の3ポイントががっちり決まり82-82になる。
2つのファールで84-82となった残り18秒、ビッグブルーはタイムアウト。
#13平野がFTで1点を加え84-83に、しかし石川#5宮元がFTを2本決め86-83と3点差に広がる。終了間際に#11岩本がなんとか3Pを狙うが、ネットを揺らすことは出来ず、86-83で最終戦を終えた。
息を飲む攻防に会場は十分満足し、石川はうらやましいプレイオフ進出を報告し、リーグの最終戦の勝利で花を添えた。
●とても見ごたえのあるゲームでした。開幕戦に勝利ゲームを見てから、ここでもう1勝利と願っていました。それは適わなかったけど、すばらしいゲームを見ることが出来て、金沢まで来て良かった。
自分でも色々と願をかけて、開幕戦のときと同じことをしてみたり、それぐらいしか出来ないからこまごまとやってみましたが、そういうことじゃないですね(笑)皆さんがわかるところというと、お召し上がりいただいたお菓子はあの開幕戦のものと同じだったのです。
ささやかな応援ですけど。
こうして、今、書いていても胸が熱くなります(笑)忘れているかと思ったけど、ポイントポイントの対戦風景が浮かんできました。
2年前のシーズンはビデオも撮ったことがあります。ビデオも写真も(当時はオートフォーカス一眼レフ)スコアも・・と、1人で3役、それらに気を取られてどれも半端になってしまい、ビデオはあきらめました。撮るのならいいところはアップで、活躍した一瞬を撮ってあげたいと欲張ると、ビデオで精一杯になってしまいました。(前は車で行けたけど、最近は電車だから荷物も多すぎるのも一因)ちなみに唯一撮ったゲームは勝利ゲームでした。熊谷ドームでの試合です。
来シーズンの話が気の早いことだとはわかっていますが、一人も欠けることなく現役続行してくださることを願っています。新人さんも入るのですね。よかった!
岩本さんもしっかり来季現役と明言してくださったので、ちょろちょろお邪魔することになるでしょう。
私事ですが、
すでに午前様生活突入です。でも、今はまだ休みは休んでいます。
いよいよ来月から本格的に開発に入ります。その開発は8月中旬が切り替え。そしてそれが終わったら11月下旬まで福岡(の都会ではない場所)へ行ったり来たり。体力的にかなり厳しいです。(一昨年、大阪に行っていたお仕事の福岡版)
開幕までに休日出社にならないレベルまで終わらせておきたい・・とがんばるつもりです。あ、でも、鹿児島だけ微妙に重なった方がいいのかな?
と、いうことで皆さんががんばっていると、関係ないところでがんばろうと思う人もいるんですよ~(笑)オフの寂しさは仕事で紛らわせるに十分の量があるといえばありますね・・・。
画像は金沢の21世紀美術館。日比野克彦コラボの壁画(幕)(企画展)です。もし金沢へ観光で行くことがあったら、絶対行ってほしい場所です。美術に興味がなくても面白いし、小学生低学年ぐらいの子供なら楽しいと感じられるものは十分あります。