東京での開催ながらアウェイとして対戦。ブルーのユニフォームでした。
日立電線:74-59:ビッグブルー
1Q 19-11
2Q 19-16
3Q 9-20
4Q 27-12
■今日までの対戦成績は2敗。どちらも新人の加藤真選手にやられてしまったゲーム。実業団チームとして、全員バスケから主役が一人になりつつある電線の現状には不満。とはいえ強力な新人であることは認めざるを得ない。新人賞は確実でしょう。前回~個人プレイよりチームプレイでこつこつと得点するチーム~と書いたチーム。既にプレイオフ出場は決まっている電線に一矢報いたいビッグブルーの戦略に期待。
■スターター
《日立電線》#1高橋(憲)、#3小泉、#14加藤、#24高村 #44阿部
《ビッグブルー》#1長岡、#11岩本、#15園、#25バレット、#34松藤
【第1Q】
ティップオフの直後に#1高橋の速攻で2点を先取され、#25バレットの得点をはさみ、開始90秒で#1高橋にさらに4点を奪われ2-6といやな立ち上がりとなったビッグブルー。動揺したのか#34松藤のパスミスでターンノーバー後、#3小泉への強いDFでボールを取り返すが、得点に結びつかず、DFに力が入っての#11岩本のファール。しかし電線も#3小泉のエアボール、トラベリングなどビッグブルーの積極的なDFにミスを連発、開始3分、ディ゛フェンスリバンドを生かし#1長岡が体勢を崩しながらの得点で4-9とする。ここから反撃へと流れを変えたいビッグブルーだが#14加藤真に得点され4-11、#34松藤のファールとなったところでタイムアウトを要求(6:11)。
再開後#15園の3Pがはずれ#11岩本が2回目のファールトラブルとなり#6家村とチェンジ、#34松藤は#4柳と交代、電線もベテラン#3小泉に代えて#21村山へチェンジする(5:51)。
ここからはともに我慢の攻防、電線は#14加藤真がFT2点を含む4点を加えるがシュートミスを連発、ビッグブルーも#25バレットのシュートで4得点を加え8-16。電線がタイムアウトを取る(2:33)。
#14加藤真に対するDFで#1長岡、#6家村がファール。調子をつかめていない#14加藤真はFTを1/4と落とす。残り時間に得点したいビッグブルー、#6家村が3Pを決め11-17としたが、#10佐俣にシュートを決められ11-19の8得点差で第1Qを終える。
【第2Q】#6家村、#9フォスター、#15園、#25バレット、#34松藤
ビッグブルーボールで始まる。最初の得点は#25バレット、#10佐俣のファールを誘う。開始30秒で#10佐俣は2つのファールとなるがベンチは代えず、#6家村は#11岩本とチェンジ。コートに戻った#11岩本のシュートははずれたものの#34松藤がリバンドからシュートへつなげ15-19とする。#21村山、#24高村が連取する間に#11岩本がファール、岩本のリードでリズムをつかみたいビックブルーだがここは#9フォスターとチェンジ。
開始5分までに電線は#44阿部の2点以外ファールが続き、ビッグブルーは#1長岡のFT2点、#15園の1点などで19-25と徐々に点差をつめ始める。
#15園が#3小泉とのファールトラブルを起こした中盤直後、ここまでシュートをはずしていた#14加藤真が3Pを含む5点を連取。#34松藤が2点を加えるが21-30となる。
残り3:54、#8高橋のファールで#1長岡がフリースローを得るとビッグブルーはタイムアウトを取る。
#1長岡は2本のFTをきっちり決め23-30。
この後、チームファール4となったビッグブルーは#21村山へ2回のファールで2点を与え、さらに#14加藤がDFの間を抜けるリング下からの2点を決められ23-34、なかなか主導権を奪えない。
しかし#1長岡が中央ミドルからジャンプシュートをきれいに決めると#44鹿田も待望の得点!27-34と追い上げムードのきっかけが見え始める。と、すかさず電線はタイムアウト(1:41)。#5姿の3P、#14加藤のFTで27-38と離し前半を折り返す。
【第3Q】#1長岡、#9フォスター、#15園、#25バレット、#34松藤
今日のビッグブルーは11得点差が全く気にならない後半のスタート。開始3分までに相手に得点を与えず、#9フォスターの2点、#1長岡の2FTを含む4点、#34松藤の2点で35-38とする。開始4分、#1長岡の3回目のファールで#1高橋にFTを与えたが得点ならず、逆に#44阿部のファールを受けるもFTの2本を落としてしまう。ここで#11岩本とチェンジ(4:44)
#15園のリバンドと#11岩本の投入からボールが回り#4柳の得点が生まれる。残り4分、前半、我慢の#11岩本が2点を奪うと、さらに3Pを決め42-41と逆転する。ベンチもDFコールでチームを盛り上げ、#10佐俣、#14加藤真のシュートミスからボールを奪い、#11岩本がさらに3Pを追加45-41と勢いづく。
残り1分12秒。#15園が#14加藤真にファール、逆に手を痛め#1長岡と交代となると#14加藤が息を吹き返したように得点に絡みだす。ビッグブルーは頼りの#1長岡が3Pを加え47-47の同点で最終クオータへとつなげた。
【第4Q】#1長岡、#4柳、#11岩本、#25バレット、#34松藤
電線ボールで始まる。第3Qの勢いを引きずって#14加藤真が連取。47-51とされる。
その後、#25バレットがリバンドからの得点を加えるが、電線もさらに4点を加え、ビッグブルーはタイムアウトを要求(6:41)。
#11岩本のアシストで#1長岡がジャンプシュートを決め、#4柳が24秒をギリギリ使い追加得点、#4柳のアシストで#1長岡が得点、#25バレットの追加点とビッグブルーのテンポの良い攻めに、電線も#10佐俣、#5姿が得点し57-61と気を緩めない。ここで#11岩本のトラベリング判定に相手ファールの抗議になりかけたビッグブルーは冷静にタイムアウトを要求。
再開後、電線は#3小泉が3Pを決め、DFを緩めずビッグブルーの24秒バイオレーションを誘う。
ビッグブルーは再度タイムアウトを取る(2:22)。
ここからの電線はベテラン#3小泉と#14加藤真が得点に絡み。ビッグブルーはややファールゲームを意識しての戦いとなる。#4柳のシュートで2得点を追加したものの流れは電線へ、残り34秒、やむなく#34松藤がファールで止めたが5ファールとなり退場。#3浦部、#8末松、#55茂木に後を任せ59-74と悔しい結果となった。ビックブルー選手・スタッフは同僚からの暖かい拍手を受け会場に丁寧に挨拶をすると地元東京最後のゲームを終えた。
boxscore
http://www.jbl.or.jp/boxscore/2005/20060212hit-tok.html
川越の大塚商会戦も可能な限り応援に行きます。