いよいよ決勝戦。そして最終日。ワクワクも寂しさもある熱い日曜日だ。
第1試合 7位-8位決定戦
リトアニア(FIFAランキング4位)vsドイツ(FIFAランキング13位)
ランキングを見ればリトアニアが断然優勢。ドイツはこの大会を辛勝で凌いできた。頼みの#14ノビツキーを生かす布陣で闘うという姿勢を崩さずここまでやってきたのはそれなりにすごい。対するリトアニアはいったいどこから沸いてくるのかリトアニア国民(?)のミドリのTシャツ軍団。3色国旗が会場のアチラコチラに振られ、太鼓の音も響く応援団が心強く、当然このゲームは勝ちにこだわっているだろう。
1Q 30-17
2Q 47-41(17-24)
3Q 58-54(11-13)
4Q 77-62(19- 8)
第1Qを13点差でたたかれながらも、第2Qでここまで盛り返せるドイツの気持ちが第3Qまで続いている、しかし最後のクオータは息切れしたようだ。
プレイタイムを見てもほぼ使える選手を使って闘うリトアニア。私の耳にも残る#11クレイザ(F)は16得点の上、7リバウンドの活躍。#7ラビリノビッチは19分のプレイタイムながら18点を稼ぐF/C(212センチ。これってフォワードもセンターもってことだよね?)いいタレントに恵まれている。
ドイツは#14ノビツキーが18得点6リバウンド。他の選手を満遍なく使ってはいるが、ほかの得点は#5オクラヤの10点6リバウンド。BOXスコアで見つかる違いと言えばアシスト数、ドイツはいきなり自分で行くしかない数字7、リトアニアは15というあたり。
ドイツは前回アメリカ大会の3位から7位へ、リトアニアは世界選手権での快挙の6位となった。
第2試合 ファイナル!
ギリシャ(FIFAランキング8位)vsスペイン(FIFAランキング5位)
USAを破ったギリシャにはランキングは関係ないだろうと思いつつ、スペイン有利の気配。
1Q 12-18
2Q 23-43(11-25)
3Q 34-54(11-11)
4Q 47-70(13-16)
第2Qで20点差をつけられた時点でスペインはゲームの流れをつかみ、ギリシャの勢いは戻らなかった。数字だけを見れば他のクオータはほぼ互角。USA戦後に1日の休養では足りなかったのだろうか?
#15ガルバホサ(C)は20得点10リバウンドの活躍。#7ナバーロ(G)も20得点、6タ-ンノバーのGとしてすばらしい結果。
ファールカウントも少なく、スペインは波に乗ったまま勝利を手にした。
さて、勝利だけがすべてではない。
★オールスターファイブ
テオドロス・パパルーカス(ギリシャ)
エマニュエル・ジノビリ(アルゼンチン)
カーメロ・アンソニー(USA)
ホルへ・ガルバホサ(スペイン)
パウ・ガソル(スペイン)
★MVP
パウ・ガソル(スペイン)
という結果です。ジノビリが入って個人的にすごくうれしい
決勝戦はゲームが視線内にはいる場所であるにもかかわらず、満席状態で通路に座れない観客が立ち見をする状況で、それどころではなかった。実際、座席数以上のチケットを販売する訳ではないが自由席の性格上、荷物を置くなどして、ところどころポツポツと席はある。ただ、ゲーム中横切りにくい列中央部に・・。
ある人はゲーム間の休憩で席をはずしたら取られてしまったと1Q分を立ち見で過ごし、そのあと席を探しに移動された。そのほか3名はそれぞれ1人で観戦に来ているが、声をかけて空き席まで通り抜けての座席確保は難しいのだろう。
やむにやまれず、空き席を探し、連れて行って座ってもらった。やはり係員の声かけだと協力してくれる観客もいる。なんとか第3Qからは座って観戦してもらえ、ほっとした。そして最後の4Qは帰りながらギリギリまで見ようと通路で立ち見の観客。ここまでくると注意も出来ず、帰る観客のために扉をあけるなどの仕事をしていた。決勝はちょっと見たかったけど初志貫徹。観客の対応で終えたことは自分の中でOK!!と納得できた。かな?
ボランティアの皆様お疲れ様でした。本部主催者はまだ今日で終わりではありませんがお疲れ様でした。400レベル、シミズオクトの峰岸さん。一所懸命にボランティア対応をしてくれてありがとう。
そして最後の日まで明るく、ボランティアに接してくださった松山さんも本当にありがとうございました。
明日から元の生活に。いえ、新シーズン間近のビッグブルーの情報収集ですね!
でもちょっとペースを戻すまで省エネ生活を一週間の予定です。
本日の観客動員数は18500人でした。すばらしい!