日頃の修理品を手掛ける前にいくつか確認していることを紹介します。
メタルケース・メタルバンドの場合を事例とします
外装の確認:ケース・バンドの傷等のつき具合、磨くことで取り除けるかどうかの判断
バンド状態:留め具の状態とピン等の摩耗具合
ガラス状態:ガラス傷、ヒビ、外れないかの確認
リューズ状態:傷み具合、動作確認
裏蓋状態:傷、歪み等確認
これらの事項確認後ムーブメントを取り出し作業を行います
先述の状態確認で修繕必要な個所ある場合はそちらを先に行い、ムーブメント修理へ向かいます
改めて文字にすると「結構あるなぁ」と自分でも思ってしまいましたが、事前確認怠って痛い目にあったことも多く、自身の経験からくる習慣になったようです。
ムーブメントの修理も楽しいのですが、ケース等眺めながら様々確認する作業も楽しいです。