カシオG-ショックのお品物です
電池交換のご依頼です
G-ショックの電池交換は、一般品に比べて手数が掛かります。
①裏蓋ネジ式(ネジ錆発生時には非常に開けづらい)
②プラ中枠外し(周辺バネ、ボタンバネと近く、外しづらい場合がある)
③パッキンが特殊形状のものが多い
④時刻合わせが平易では無い(デジタル部とアナログの合わせ等)
⑤機種により時刻合わせ方法が異なる
私が思いつく感じではこのくらいでしょうか?
他店で断られて当店にお持ち込み頂く機会も増えているような気がします
今回の電池交換はG-ショックです
裏蓋のネジ4本外します。
白っぽいものが「中枠」ケースとムーブメントの隙間を埋めて固定することが主な目的の部品です
形は様々ですが、これを外さないと電池交換は出来ません
電池を外した所です。
今回は1個でしたが、「ライト機能付きのベビーG」は電池2個入っている印象が強いです
裏蓋外周部の汚れ等ブラシ掛けして取り除きます。
残っていると今後錆等の原因となる可能性があります
裏蓋パッキンです
防水性能維持のため、塗布器にいれてシリコングリース付けます
パッキン設置→中枠取付→裏蓋取付 して「電池交換」作業は終了
時計の動作確認します。デジタル表示が出ていればまず大丈夫です。
そして「時刻合わせ作業」です
まずデジタル部を合わせそこからアナログ(針)となります
私の印象ですが、針合わせが各機種により異なり時間が掛かることも多いです
最近は、「あっダメかな」と思ったらカシオさんのホームページで調べて作業します。
一定のルールはあるような気もしますが、なかなか覚えられません
以上のような工程があるので、G-ショックの電池交換は基本的にお預かりして対応しています。
遅くとも『翌日』にはお渡しできるよう心がけています