お客様からのご依頼品にて残念ながら、修理出来なかったモノや予算に合わず諦められたモノも多少なり存在します。
お持ち帰り頂くことがほとんどですが、やはり動作しない時計「不要」ってお客様もいらっしゃいます。
お客様から「引き取って貰えないか?」とご提案の際は、そのまま引き取り部品として延命させるように努めています。
最近は、状態や年式、流通量などを考慮すると保管自体に疑問符が付く品物も増えてきました。
ただお客様からの好意で引き取ったお品物、廃棄処分はしたくはありません。と言いつつも保管スペースの問題もあります。
「直して販売」=✕ 「部品として販売」=✕ 「アンティーク品として販売」=✕
それぞれ以前にチャレンジしましたが、なかなか厳しい結果になりました。
「良い雰囲気で、見た目も良いモノも多く勿体ないなぁ」と考えていた所、昨年 映画「次元大介」でお世話になった方に連絡し、「貰って頂けないか」ご相談した所、快諾を得、先日お渡ししました。
こちらはその一部、ケースが大理石 手前のモノは当時価格¥2.500
数点ですが回収して貰いました。
今後その方の手掛ける作品に「もしかしたら映るかも・・・」と考えるとワクワクします。
今までは思いも付かなかったお譲り先ですが、雰囲気のあるお品ものをお譲り出来ました。