「バンド洗浄」は紹介する事、度々あります。
今回はバンドの磨き作業のご依頼ありました。
全体に小傷が散見されています。ツヤも若干落ち気味。
以前から気になっていたようで今回のご依頼となりました。
「洗浄」の場合、「隙間汚れの落ち具合」で洗浄効果を実感して頂けますが、「磨く」作業の場合、元々の質感や光沢具合、材質により磨く効果が変化することから、「洗浄」ほどの効果を実感できない場合もあります。
前述の理由から、当方から、ケースやバンドの「磨く」作業のご提案はしていません。
お客様からのご依頼時には「作業してみないと効果は分からないこと」「お客様の期待値と乖離が発生する可能性がある事」「出来る限りキレイにしたい」とお伝えしています
リューターと磨き粉、羽布は3種類使用して様々な角度から磨き作業します。
小傷は「消す」と言うよりは「磨き光らせることで目立たなくする」感じでの作業です。
磨き作業により、隙間には磨き粉が入り込みますので、超音波洗浄も実施
ツヤは出てきました、
作業時の画像と光の当たり方等異なり、比較対象としては不都合かもしれませんが、当初思い描いていたより、磨く効果はあるようになりました。
作業時間は予定をはるかに超えましたが、お客様に喜んで頂ける状態になったと思います。