ダンヒルのお品物です。
バンドサイズ調整のご依頼です
【ダンヒル紹介】1880年にアルフレッド ダンヒル が、馬具専門製造卸売業としてロンドンで創業したのが起源。現在、IWCやカルティエなどのブランドを多数所有している、フランスのリシュモングループのメンバーとなっています。
このダンヒルミレニアムシリーズのバンドのサイズ調整は少し変わった仕様です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/2a/44ee3bc1452dbf11c40d0a9bc3d49d07.jpg)
ちょっと変わった形状の部品です。
バネ棒の先端部似ているかもしれません
この部品がバンド駒中央部の凹み部に入ります
中央にバネ性部品右側にある駒をスライドしていれると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/d6/dddc87a89b792c668bc3a7917e159abd.jpg)
右側駒にも穴が開いていて貫通します
画像接写しすぎてわかりづらいですが、部品が飛び出ています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/31/6dfb72f016ccabe9af0d149d0124a8f2.jpg)
先ほどと同じようにスライドさせますがこのままだと突起部があたり入っていかないので、バネ付部品を押しながらのスライドさせます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/e9/a089912be0780a6c48d9e39bfc9ec566.jpg)
バンド連結方法が一般的な商品と異なります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/23/9b7b8efe5b8f636c90033dfe93abb35f.jpg)
個人的な感想ですが、バンド継続使用に拠る影響で錆が発生したりすると、連結部品バネ性が失われ、故障の原因となりやすいことがデメリットでしょうか?
デザイン性に優れていること、駒の大きさが比較的狭めなので、フィット感良く使用して頂けることはメリットかと思います。
今回のご依頼では、バネ性に若干違和感がありましたので、すぐには実施出来ず、一度バンド洗浄してからの作業となりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます