ご依頼頂くお品物の中には「遺品」もあったりします。
「ご家族が使用していたお品物を、次世代の方が継続して使用する」時計はそのような使途があると思います。
本日ご依頼あったお品物は「亡きお父様」も使用していた時計を復活させたいとのご依頼でした。
複数本お持ち込み頂きご相談受けました。
「父がつけていたものを私も身に着けたい」とのご希望でした。
時計は身に着けるものですので愛着もあり、身に着けているお父様の姿も見ていたようです。
同じ「身に着ける」でも衣類よりもサイズ調整の必要性は薄く、また時計自体が動いていることで「生」を感じることが出来るので今回のようなご依頼が多く寄せられるのではないでしょうか?
『時計に宿る想い』を大切にされているお客様です。
「その想い」に応えられるよう日々丁寧な仕事をしていきたいと改めて思いました
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