巻き芯の丈詰め

時計の操作をするため、外部と内部をつなげている部品に「リューズ」「巻き芯」があります。巻き芯が折れてしまうと交換が必要です。今回は交換の様子をお伝えしようと思います。

長さが合っていない巻き芯だとこのように隙間が発生します。「隙間＝水気の侵入可能性大」ですので取り除くため、「巻き芯サイズ変更」＝「丈（タケ）詰め」します

実際にはみ出している部分を採寸し、ニッパーで切ります。

切りすぎるとやり直しになってしますので少し余裕を持たせながら作業行います

断面にバリがあるとリューズが入りずらいので砥石使用し整形します。

これでリューズ取付しやすくなりました

先ほどよりは短くなっていますが隙間はまだまだあります

再度同じ作業行います

今度は良さそうです

反対側からも確認

問題なさそうです。