セイコーロードクオーツの分解掃除です。
1970年代のお品物です。
3針、3時位置日付曜日カレンダー付
実は回路不良により動作しない状況でした。「ダメかなぁ」と当店在庫回路へ交換した所、運針開始!
お客様とご相談して、分解掃除作業もすることとなりました
造りは堅牢さを感じます
現在の商品では使われていない仕組みも複数混在していて、見た目も楽しく、バネの効き具合も絶妙な加減です
部品のほとんどが金属製です。電池接点地板のみプラスティック使用でした。
複数ヵ所で油の劣化と固形への変化が見受けられました。念入りに洗浄し、組み上げます。
【セイコーロードクオーツ】について
ロードクオーツは、グランドクオーツ・キングクオーツに次ぐ準高級機で1979年当時の大卒初任給の平均が約94.000円だった時代に定価40.000円前後で販売されていました。機械式時計に比べて薄型のケースは装着感もよく、 人気を博しました。
現在の商品としてもアンティーク感はありますが、使えそうなデザインです。
「普遍性」を感じました
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