◇◆◇帰って来た嗜好の隠れ家blog◇◆◇

嗜好な事や色々の思った事を再び書き連ねます。

STAR WARS エピソード7 フォースの覚醒 レビューと展望予想(願望)

2016年05月06日 15時07分19秒 | 映画
5月4日はスターウォーズの日。
と言う事で、昨年末に公開されたフォースの覚醒ブルーレイ&DVDが発売されました。

映画公開して直ぐに、劇場で鑑賞してたのですが、
その時は正直、内容にガッカリしてしまっていました。(特に後半の展開)

なので、蔵書用に毎作DVDを購入して居たのですが、
今回からディズニーピクチャーに成った事で、抱き合わせ商法
(DVDとブルーレイを選べず、両方強制的に買わされ高額になる)というのも有り、
今回は買わなくて良いかなぁ~と思い始めて居ました。

ですが、シリーズ全体のファンと言う事も有り、
やはりファンとしては。シリーズはコンプリートしなければ!と思いました。

また、劇場で一度しか鑑賞して居ないのに、駄作と決め付けて良いのか!?
という思いもありました。

実際に、前シリーズのエピソード2は、主人公のアナキンが全く魅力的でなく、
全体的に良い印象を持ちませんでした。
しかしエピソード3も公開されて、それぞれDVDで通して何回か見た場合、
アナキンが暗黒面に落ちるさまを上手く描写されて居たのだと気付けました。
3部作の一作として見れば、非常に計算された作品だと思えた事も有り、
今回の三部作も、三部作を通して、何回も見直せば、良さが解るかも知れない、
と思い直しました。

と言う事で、改めて今回のブルーレイ&DVDを予約して、
スターウォーズの日である5月4日に、無事GET出来ました!

と言う事で、早速2度目の鑑賞をしました。
映画公開時は、ネタバレ禁止要素の強いストーリー展開も有り、
それを自主規制する風潮も有りましたので、敢えてレビュー的な文章を書かないようにして居ましたが、
今回、劇場公開も終了し、ブルーレイも発売されましたので、改めてレビューと今後の展開予想
(と言うよりも完全に願望)を書いてみたいと思います。


まず良かったと感じた面を書きます。
冒頭のタイトルと前段ストーリー説明文というお馴染みなあとに、
惑星の蝕になるように、スーパースターデストロイヤーが星を覆って来る場面。
これがとても大好きでした。
シリーズのどれにも無く、しかしスーパースターデストロイヤーの大きさと迫力を
印象的に表現する、という、シリーズのファンのお約束な演出に、
JJエイブラムス監督のスターウォーズ愛を強く感じました。

そして新キャラクターたち。
特に、フィンとポーが良かったですね。
大体、フォースと関係ないキャラって友軍の隊長でもモブキャラみたいに
直ぐ死んじゃうんですが、ポーはフォース(ジェダイ)と関係無くても活躍しそうで、
カルリシアン男爵のような主要キャラに成りそうで嬉しいですね。
そしてフィン。
敵軍の一味なのに味方に成ると言うのも無かった展開なので、とても新鮮でした。
新鮮と言う事で言うと、主人公がヒロインというのも新鮮でしたね。
BB-8も可愛いです。
このように新鮮だと、本当に新しいサーガが始まったのだ!と感じられて
とてもワクワクしました。
だから、序盤から中盤に差し掛かる頃は、とても感激して居たのを思い出します。
以上が良かった点かな?

次にネガティブに感じたのは、スターウォーズファンに迎合し過ぎだと思った事です。
ファンを喜ばせる為なのかも知れませんが、スターキラーはデススターですし、
狭い隙間でのチェイスや、要塞の溝に入っての襲撃、「要塞主砲発射何秒前です。」
のカウントダウンしながらギリギリで作戦成功等、
過去の作品のリメイクを見させられてると錯覚しました。

また、登場する戦闘機が、30年も経ってるのに全然進歩して居ないのってどうなの?
と思いました。

スターウォーズは機械のリアリティーと言うのが売りだったと思います。
ミレニアムファルコン号は、主要キャラの内一人の専用機にも関わらず、格好良い最新型ではなく、
オンボロだったと言うのが斬新で、またリアリティーがあると評価されていました。
そんなスターウォーズのお家芸、リアルを追及するならば、
Xウイングや、TIEファイターが、まだ現役っていうのは、リアリティーと言う意味では有り得ないかなぁ~と思いました。
ミレニアムファルコンに至っては、30年前ですらオンボロと言われて居たのに、
それから更に30年経っても、当事の速いと言われてたスピードを越える戦闘機が開発されて居ない、というのも腑に落ちませんでした。
デザインや意匠が似てるが、性能は格段に進化してる後継機、等、30年後を想定できる設定の戦闘機を出して欲しかったです。
ミレニアムファルコンが未だに第一線級の性能的存在である理由みたいな設定も欲しかったです。個人的には。

まぁ、以上のネガティブは、ファン宛へのサービス的な側面を考えれば、
個人的に不満は感じてても、上記理由が有ると思うので、まぁ仕方がないかな?とは思うのですが、

一番不満に感じた。と言うよりも、決定的に駄作みたいに成っちゃったなと思うのは、
敵役のカイロ・レンが、全く魅力的じゃない。と言うのが、個人的には致命的でした。

まずは弱い!弱すぎる!!
公開前の予告では、「今度の敵はこいつだ!」的に散々煽られてて、
蓋を開けてみたら、怪我をして居たとは言え、フォースも身に付けて居ない元ストームトルーパー(一兵卒)のフィンに、
セイバー戦で互角に近い展開になるし、(そもそもその前に、怪我をした原因がチューバッカが撃ったブラスターが避けれないって…)
フォースに目覚め始めたばかりで修行もして居ないレイには、負けに等しい引き分けで、やっと命拾いした。というていたらく。
精神的にも、悪にも成り切れず、まだウジウジと悩んで居る様子も、敵として大丈夫?と不安に成るし、
些細な事で癇癪を起こして、機械に当り散らす所とか、まだ子供なのかな?と、厨二病を患ってる感じが、凄い小さい男感がつよくて、本当にガッカリでした。

これから、修行を積むレイとは、どんどんと実力の差が付き、ダブルスコアな感じに成っちゃう予感しかしなくて、
今後の盛り上がらない展開に、とても心配に成りました。


でも、そこはスターウォーズ。そしてエンタメの大企業ディズニーです。
このまま終るとも思えないのですよね。

そこで私なりに、今後の展開を予想(というか願望)を、レビューとは別に書いてみようと思いました。



エピソード8で、ヒロイン(主人公)だと思われていたレイが、
スノークの姦計に嵌り、暗黒面に堕ち、暗黒卿としてダース○○の称号を得る存在に成って終ると言うバッドエンドはどうでしょう?

スノークは、カイロレンからフォースに目覚め始めた女が居る。とレイの存在を聞かされて
「それが本当なら、私の前に連れて来い」と言いました。
またカイロレンは、ハンソロから「スノークはお前を利用して居るだけで、
用済みに成ったら捨てられる」と言っています。

実際に、カイロレンよりも強いフォースを持つ人間が現われれば、
スノークはカイロレン(ベン・ソロ)を見限り、レイを弟子にしようとするでしょう。
そして、レイはEP7の終盤、レイアに優しく抱きしめられました。
レイはハンソロを父親のように想って居たのと同じように、レイアにも母親に似た感情を抱いて居ると思います。
なので、EP8の中で、ソロを殺されても、まだ息子を想う母親レイアの心情も聴くと思います。
そこで、レイアの為にと、自分がベン・ソロを光明面に戻そうとすると思うのです。
その気持ちを、スノークは利用し、レイを暗黒面に誘うのです。
EP8は、レイが暗黒面に落ち、未熟なカイロレンは到達出来なかった、シスの暗黒卿ダース○○にまで登り詰めます。
ここで、レイをも暗黒面に落として、今までファーストオーダーの指導者として存在していたスノークの正体も明かされます。
何とスノークは、嘗ての銀河帝国皇帝パルパティーンで在り、シスの暗黒卿ダースシディアスの裏切りで
殺されたと思われた思われていた、シディアス卿のマスター(師匠)。
そして、フォースを使いミディクロリアンを生成して、アナキンと言う人間(生命)を誕生させる事に成功していた、
ダースプレイガスその人であった事が明かされます。
(スノークの正体は、ファンの間ではプレイガス卿ではないか?と噂に成ってますね)
レイも暗黒面に落ち、もうレジスタンス絶対絶命!そんなバッドエンドでEP8は終ると書きましたが、
しかし、レイの身を挺した行動により、自らの愚かさに気付いたカイロレンは、
ベン・ソロとして、パダワンに戻るという展開を予想します。
このカイロレンがベン・ソロに戻るという話ですが、レイの必死な行動も有りますが、
EP7で、息子であるカイロレンに殺される時の、ハン・ソロの表情も伏線に成ってる気がします。
カイロレンに刺されたハン・ソロは、息子を救えなかった後悔や、息子が悪に転落した無念を感じた、
そういう死に方の表情では有りませんでした。
命を落とす最後まで、息子の頬を優しく触り、再会出来た事の安堵と、息子はまだ悪に成っていないと強く信じる、
そんな眼差しだったように感じました。
だから、レイはベンの心に訴える時に、両親の子供への愛を訴え、ベンは自分が父親を刺した時の、父親の表情を思い出し、
親子の愛を実感して救われるのです。
こうして、わずかな希望を残し、EP9へ。


そしてEP9で、修行の途中で裏切り、暗黒面の誘惑に負けた事を、師匠のルークに詫び、
再び彼の元でパダワンとして一からジェダイへの修行の再開を懇願します。
ルークはレイが暗黒面に落ちた事にショックを受けましたが、そのレイがベンを救った事、
そのベンが再び自らの元へ戻って来てくれた事に、希望を見出し、ベンを許し、厳しい修行を課す事にします。
そして遂に、ベンはカイロレン時代の力を超える実力を身に付け、ジェダイナイトとして修行を完遂させます。

そしてマスターのルークに言うのです。
「私を暗黒面から救ってくれたレイを、今度は私が救いに行きます。」と
それを聞き、「無理だ。暗黒卿のダースプレイガスの力は強大だぞ。
まだマスターに成って居ないお前が行けば、再び暗黒面に囚われる。もうお前を失いたくは無いのだ」と
(この台詞は、EP5のオビワンがルークに言った事へのオマージュ)
それをベンはキッパリと否定して、ルークの修行が完成した私は、二度と暗黒面には転向しないと告げ、
ファーストオーダーの最終基地へ向かい、レイを救い、更に諸悪の根源、暗黒卿ダースプレイガスを倒します。
勿論、この時に使用する武器は、アナキン・スカイウォーカー相伝の青いライトセイバーです。
(同時に、レジスタンスはファーストオーダーを壊滅させる)

このように、レイがヒロインだと思われて居たが、実の主人公はカイロレン(ベン・ソロ)で、未熟なベンの成長物語だった。
と言う事であれば、EP7での、敵役カイロレンのヘタレっぷりが伏線として生き、物語の膨らみを持たせ、大いに盛り上げてくれます。
そして、カイロレンが、おじいちゃんであるアナキン・スカイウォーカーを尊敬して、拘っている。
と言う設定にも意味が生まれます。
そう、ベン・ソロも、祖父と同じく、ジェダイで有りながら暗黒面に落ち、再び光明面に戻って、フォースにバランスをもたらすのです。

こうして、アナキン・スカイウォーカー一族の伝説が完結します。

因みに、レイも、アナキン一族に縁がある人物と思います。
多分、ルークの娘の可能性が高そうですが…
(更に余談ですが、フィンはカルリシアン男爵の子供らしいですね)


如何でしょうか?私の予想(願望)
敵役と主人公のネジレを起すと言うのは、完全に私の妄想ですが、
どちらにしても、私が一番不満に思っていた、敵役のカイロレンへたれ問題が、
意味のある伏線であってほしい。
今後のEP8やEP9が、このヘタレが生かされる展開になってくれる事を願ってます。

インターステラー

2014年12月12日 14時50分45秒 | 映画
公開前から凄く観たかった映画「インターステラー」を鑑賞しに行きました。

予告CMを見た感じでは、地球滅亡を受けて、人類移住の惑星探査の決死の旅に
主人公が旅立ち、色々な特徴を持つ星を探検し、その中で地球に残した親娘の家族愛を絡めたSF映画、と言う認識で居ました。

コンピューターグラフィックのリアルさや、何と言っても宇宙物が大好物な筆者は期待に胸を躍らせました。
ただ、試写後に毎日新聞の評論家に因る評論欄を読むと「メランコリア」「シックスセンス」「未知との遭遇」「2001年宇宙の旅」等、色々な映画の要素が詰め込まれた映画だと言う評論を読み、筆者が当初想像してた物とはちょっと異なるのかな?と言う印象を受けました。
特に「シックスセンス」の要素が有る。と言う記述に、凄い嫌な(それ自体がネタバレに成ってる可能性)予感がしたのですが(苦笑)
まぁ兎に角、興味が有るから見ようと思いました。

鑑賞の感想ですが、本当に色々な要素が有る映画だと思いました。

基本は初めの印象と同じ展開でワクワクしました。
初めの惑星が、地球と時間の早さが全然違うと言う変な惑星で、そこでいきなり乗組員を巻き込む危機が起こり、ハラハラドキドキの展開です。
それが展開する中で色々な要素が加えられて行きます。
ワームホールやブラックホール等、重力の歪みが物語りの重要なキーワードに成ってるのですが、最近の科学研究で、時間は一定では無く、重力の影響で速さが変わると言う最新の研究結果が物語で早速反映されて居て、それが非常に重要に成ってきます。
前半に色々な伏線の謎が、この事を以って後半に明らかに成って行く過程は成る程!
と思いました。

そして親娘愛・家族愛、人間のエゴ、多次元説、それと探査の原因と成った地球滅亡の危機に関して、人類存亡に際して、種の存続とはどう言う事を言うのか?と言う重いテーマも突き付けられます。
それは風の谷のナウシカ第7巻の、シュワの墓所の謎が解き明かされた様な、そんな気持ちで考えてしまいました。

そんな感じで、星間冒険に限らず、本当に色々な要素の有る物語でした。
そして危機に対する迫力のハラハラドキドキ展開も多く、純粋に娯楽映画としても楽しめました。


最後に、心配な「セックスセンス」要素の件ですが、安心して下さい(笑)
主人公が実は死んでた。全部死後の世界の妄想だった。の様な、今までの展開を全部無かった事にする的な夢落ち系展開では無いです。
ちゃんと科学してます!

ただ、批評家がそう言う例えを出した感覚は、見終わった後で何となく納得してしまうでしょう。

と、此処で作品とは直接関係ないのですが、この映画は時空の歪み的な物で不思議な事が多く起こるのですが、筆者もこの映画に関する不思議体験が有りました。
それは、筆者がこの映画を観に行く為の車中での事、筆者は好きな曲を大量に入れてそれをランダム再生してるのですが、そこで米米CLUBのとある大好きな曲が架かり悦に浸ってました。
それが、映画作品の中で、この曲タイトルが、非常に物語で大事なワードとして登場して来たのには驚きました。
筆者も時空の歪みを実感した瞬間でした。
五次元からのメッセージだったのかな?

映画:ベイビー大丈夫かっBEAT CHILD1987

2013年11月07日 15時10分23秒 | 映画
80年代終盤、日本で初にして伝説の野外ロックフェス「BEAT CHILD1987」
の様子を撮影したドキュメンタリー映画「ベイビー大丈夫かっBEAT CHILD1987」
を多摩センターに観に行きました。
(普段の映画館ではやってないので、初多摩センターでしたよ!)

ザ・ブルーハーツ
RED WARRIORS
岡村靖幸
白井貴子
ハウンド・ドッグ
The Street Sliders
BOØWY
尾崎豊
渡辺美里
佐野元春

と言う錚々たるメンツ!
始め筆者は、この映画の存在を知らなかったのですが、
facebook等で交流の有る方達がチラホラ行ってる方々が居て、
そのフェス参加メンバーがほぼ筆者のストライクど真ん中状態!
(当blogの好きなバンド楽曲ベスト10でも幾つか登場してますし)
国内初にして超悪天候の中強行された伝説のフェスと言う話題性も有り、
今後の映像商品化もされる予定が無い期間限定上映と言う事も有って、
これは観に行かないと駄目でしょ!って事で行って来ました。

冒頭、フェス終了後の散々たる状況から映像は始まります。
豪雨で地面は泥濘、と言うよりも田んぼ状態で、
お客さんが泥だらけに成っている衝撃的な映像で、
このフェスがどれだけ過酷な物だったかを、観劇者へ訴えかけます。

前日のリハは翌日の荒天が嘘の様なさわやかな天気の中、
参加バンドが上機嫌にリハをこなして行きます。
会場の設営風景では何と俳優の六平直政さん大道具スタッフとしてしっかり映ってます(笑)

筆者的に目を惹いたのがスライダースの蘭丸!
若い!!(笑)そして格好良いですね~。

そしていよいよ入場、お客さんもこれから起こる過酷な状況は知る由も無く、
ただ素敵な時間を想像してか期待に胸膨らむ良い表情を見せます。
しかし、いよいよ開演!と言う時に、会場を豪雨が襲い、
一気にお客さん達はか弱い小動物の様に蹲ったり避難し、不安の表情を浮かべます。
(この時にBOØWYのドリーミンがBGMで流れ、歌詞の「アスファルト泥だらけの靴破れ」
が、観客の過酷な状況とリンクして凄い突き刺さる)

そんな中、TOPバッターのブルーハーツが会場入り、
豪雨の中、送迎車から顔を出した甲本ヒロトが満面の笑みでカメラへ向かい
「ごきげんだなぁ~!」と声を掛ける。
それはこんな状況で強行する主催に対しての皮肉なのか?
それともパンク(ロック)はこんなの屁でもない、寧ろ掛かって来い!と
ロックの神に喧嘩を売っている様にも見える。
その言葉通り、意気消沈する観客へ向かい、前説的にステージへ登場し、
オーディエンスを煽り、大丈夫俺達はやれるぜ!と勇気付ける様に、
盛り上げ、この過酷な状況を耐え抜けるのか?そして開催すら不安視して居た観客は、
ヒロトの煽りと言葉で一気にテンションを上げ、沈滞した雰囲気を吹き飛ばす様に、
ライブをスタートさせる。

ブルーハーツは凄いオーラが有った。
一部にはラフィンノーズが不祥事で謹慎中に間隙を縫う様に
その地位にとって替わり、ドラマ主題歌やCMタイアップ等、
お金の力で人気を取った。と言う人も居る。
しかし、このステージングと客の盛り上がりを目の当たりにして、
ビッグバンドに成るのは、実力とカリスマ性と言うちゃんとした理由が無くては
成し得ない事なのだと、甲本ヒロトは凄いんだと改めて実感した。
この段階で、既に筆者は、この映画観に来て良かった~!と心の底から思っていた。

二番手はRED WARRIORS
今でこそヴォーカルのダイヤモンド☆ユカイは天然ボケタレントな存在に成っているが、
このバンドも間違いなく国内有数の伝説のバンドだ。
ギターのシャケは日本を代表するギタリストだし、ダイヤモンド☆ユカイは
これぞロックヴォーカリスト、ダイヤモンド☆ユカイだ!と凄い格好良さを見せてくれる。

三番手は岡村靖幸!
実は筆者は、この岡村ちゃんが一番見たかったのだ!
一二を争う大好きなアーティストだし、そんなデビュー間もない若々しい岡村ちゃんを
見れるって事で、凄い楽しみだった。
以前、岡村ちゃんのLIVEを実際に観に行ったけれども、
構成をきっちりやりすぎなのか、ちょっと予定調和感が強過ぎて、
本来のLIVEの楽しみ方としては、LIVEの良さが半減してしまってる印象だった。
(ライブDVD等の映像作品を見てる感覚)
しかし、今回は楽屋の様子も映し出され、レッズのシャケさんとワキャウフな交流の様子
が見れたり、また豪雨のハプニングも有り、キャラを作っていない生身の岡村ちゃんの様子も
見れたので、正直、生のLIVEを観た時よりも感動が強かった。
また演奏楽曲も大好きな曲2曲だったので、映画なのにノリノリでした(笑)

次に白井貴子さん
筆者は、実は白井さんって名前や顔は昔から知ってた物の、
本人と楽曲が一致してない方だった。
今回の出演アーティストで、唯一音源を全く持って居ない方だったので、
当初は中休みタイムの気分だった。
しかしこの白井さんの時に、会場の雷雨は最悪の状況に成り、
1時間半の中止に成る程だった。
ステージに出る直前の白井さんも、凄く不安な表情。機材もどんどん壊れる。
しかし、そんな最悪な状況でも客に話しかけ、勇気付けて歌い続ける彼女を見て、
凄い感動してしまった。
曲も知っている曲を演奏してて、凄い白井さんが好きに成ってしまった。

ハウンドドッグは、凄いフロントマンの大友康平さんも含めメジャーなバンドですよね。
メジャー過ぎて、あまり思い入れが無いバンドだったんですが、
印象的だったのは、楽屋での大友康平さんが、競演アーティストや、
現場スタッフを盛り上げようとしてる姿が凄い印象的で、
人柄が凄い伝わって来ました。
(実際、他にも凍える観客に、販売用のバンドタオルマフラーを無償で提供してたらしい)
ステージも流石の安定力。驚いたのがハウンドドッグってギターが上手いバンドだったんだな~
と言う発見が有った事。そしてラストのフォルテシモは圧巻でしたね。

THE STREET SLIDERSも大好き!
安定感バツグンで、多くは語りませんが、こちらもシートでノリノリでしたよ!

BOØWYも、格好良い!
ただ、このバンドだけ唐突に登場した印象が強かったかも(笑)
裏方での映像が全く無かったからかも?
雨に濡れるヒムロックは凄い格好良かったなぁ~

あと、これは別に悪く言う訳では決して無いんですが、
実際に感じてしまった素直な感想なので、正直に書きますが、
雨に濡れたで思い出しましたが、ギターの布袋さんは、
普段髪の毛を逆立てて居ますが、この日は雨に濡れてるので、
髪が立たずペッチャリして居たので、その身長と体系、そして髪型と顔の造詣で、
お笑い芸人のアンガールズ山根に見えて仕方が無かったのは此処だけの内緒です(汗)

尾崎豊は、シェリーしかよく知ってる曲が無かったのがちょっと残念。
渡辺美里さんの「19歳の密かな欲望」これも岡村靖幸の提供楽曲なんですよね。
って事で、岡村靖幸楽曲は3曲聴けたので嬉しかったな。
でもやはりこの曲は岡村靖幸ヴァージョンの方が格好良い気がする…
でもでも、マイレボリューションは感動だった!
って言うか、この曲大好きなんですよ!!!
正直、小室哲哉さんの楽曲の中では、TMネットワーク楽曲を差し置いて、
この曲が一番好き!って位好きです。
そんな好きな曲を、この伝説のライブの雰囲気で聴けたのが最高でした。

そしてオーラスの佐野元春。
最後の最後で雨が止み、空も白んで来た状況、
観客の憔悴しきった表情と、戦い抜いたんだ!と言う充足感の中で聴く
サムデイでのフィナーレ感は感動!の一言でした。

こんな過酷な状況に観客を追い込み、事故の危険も有るのに主催者が強行し続けたって事は、
決して美談にはしない方が良いと思うけど、しかしこんな状況でしか生まれ得ない
アーティストとオーディエンスの奇跡の関係には、心揺すぶられる物が有りました。

演者の人には、人の心を掴む才能ってこう言う事なんだって事を感じて欲しいし、
邦楽ファンには日本を代表するアーティストが集結したこのライブは、
是非一度は観るべきだと強く思いました。
本当にお勧めです!

上映期間も残りわずかだと思いますので、この文章を読んで興味を持たれた方は、
是非、上映して居る映画館へ脚を運んで欲しいです。

ベイビー大丈夫かっBEAT CHILD1987公式web

ゴールデンスランバー 観劇後感想

2010年02月27日 12時29分23秒 | 映画
SMAP香取慎吾さんの番組、smaステーションにて、この映画を、香取君が絶賛して居たのを見て、観たくなり行きました。

事前には、TVCM以外の予備知識が無い状態で、観に行きました。
CMから想像するに、何者かに(テロリストの類)嵌められ、
犯人に仕立て上げられて逃亡し、真犯人を捜すミステリー的サスペンスだと思ってました。
しかし、物語が始まってから、暫くすると直ぐに、
そう言う認識で観てた自分は、この映画に対して凄い違和感を感じている事に気付きます。

何だか怖いんです。

ミステリー的サスペンスを観ている筈の自分に、無い系統の恐怖感が感じるのです。
この恐怖感が、漠然と感じていた違和感なのだと気付いた時に、
その恐怖感の原因と言うのが何処に有るのか?と言う事を考えながら観てました。

その恐怖と言うのは、ミステリー的サスペンスを見てる時の、ドキドキ的な感覚よりも、
ホラー映画を観ている時の恐怖感に、非常に近い感覚でした。
もっと言うと、怖い話系の時の「世にも奇妙な物語」を見ている時に感じる恐怖でした。

それで、その原因に思い当たる事に気付きました。
それは、幾ら犯人と疑われて居るからとは言え、
警察が簡単に、主人公を殺そうとする行動に有るのだと、気付きます。
物語開始の早い段階に起こる、首相暗殺事件直後に、
まだ主人公が、“ただの不審者。”と言う段階で、
お巡りさんが簡単に主人公に発砲して来たのが良い例です。

当初、テロリスト的な真犯人が居て、それを発見する。
的なストーリー展開を想像して来た筆者は、
それは違うと気付きます。

世にも奇妙な物語の、怖い話の時に感じる恐怖感と同じだ。
と書きましたが、まさにこの映画の世界は、
国家権力が、非常にやばい組織に成ってる。と言う設定の、
奇妙な世界に、主人公が迷い込んでしまったのだと考えると、
この恐怖感が凄く納得できました。

他にも、物語初期の頃は、大学時代の親友を含め、
街の人々が、誰が味方で、誰が敵かが、判らないのもスリリングで、
登場人物の中には、連続殺人鬼も登場したりして、
更にスリルとホラー的恐怖を掻き立てます。

物語の中心は、その普通じゃ無い国家権力から、主人公は逃亡を繰り返すのです。
その中で、作者がメインとして伝えたかったのは、
友人を始め、人々との信頼や友情が大切だ。と言う事です。

その想いが、この物語の題名「ゴールデンスランバー」に込められて居るようです。
このゴールデンスランバーとは、ザ ビートルズの解散直前の頃に歌われた曲の一つ。
この頃のメンバーは仲が悪く、それぞれの気持ちもバラバラ…
そんな中、メンバーが帰った後に、一人スタジオに残って、
気持ちがバラバラのメンバーの演奏を、一つの曲として完成させようと、
編集作業をして居た、ポール・マッカートニーは、どんな気持ちで編集して居たのだろう?
と言う事を、大学時代の親友達と、曲を聴きながら想像します。
その中で、「ポールは、この曲を一つの曲として纏め上げれば、
メンバーの気持ちも、また一つに纏まってくれる。纏まって欲しい!と思って、
作ったんじゃないかなぁ~…」と言う想いを吐き出します。

これが、この物語のテーマ、信頼と友情への想いと繋がって行くのです。
劇中、街の人々や親友・元恋人との繋がりの尊さ、
その中で、それが逃亡の助けに成って行きます。
そして、国家権力との攻防の末はどうなったのか!?
と言うのがこの物語です。

恐怖有り、友情有り、そして笑いも有り。
な映画、事前にハードルが上ってしまったので、
その辺を考えると、マイナス要素は無きにしも有らずでしたが、
普通に楽しませて貰いました。

あ、お勧め3点の一つ、“笑い”ですが、
これは、監督が、スリルだけじゃ無くて、笑いの要素もちゃんと有りますよぉ~
的な感じで、劇中ちょくちょく挿入して来てたんですが、
残念ですが、筆者含め、この日の同劇場のお客さん達には不評だった様で、
殆どが滑り捲くってたのは、此処だけの秘密です(苦笑)

あと、役者に関しては、やはり香川照之さんは凄いです。
筆者の中では、現在国内の中堅どころの役者さんの中では、
彼の演技力が一番だと思っています。
冷徹な追跡者として、この映画でも、その実力を遺憾なく発揮してました。


ゴールデンスランバー(公式web)

アバター

2010年02月09日 17時12分44秒 | 映画
大ヒットで話題の「アバター」観て来ました!
とは言っても、行ったのはもう2週間位も前なのですが…(汗)

入場者数ランキングも2位にダウンし、
早くしないと旬を過ぎちゃうよ!(もう過ぎた?)
と言う事で、書いてみます。

しかしそこは大ヒット映画なので、
blogでのレビューも書いてる人は一杯居ますので、
そんなに真新しい物でもないですし、
自分のレビューもあまり変わり映えはしないので、
その辺はご了承下さい。

さてこのアバター。
売りは何と言っても3D立体映像ですが、
個人的には、中学生時代に見た、東京ディズニーランドの、
マイケル・ジャクソンの3D映画、「キャプテンEO」から、
そんな劇的に凄く成った様には感じなかったのですが…(汗)

正直、筆者はあまりCGを多用する作品と言うのが好きじゃ無いです。
と言うのは、どんなに大掛かり映像だとしても、
所詮CGだから…
と、何処か冷めて観てしまうからです。
ですので、昨年の予告を見た時も、
うぁ~CG映画だぁ~ これは多分観ないなぁ~
と思ってた記憶が有るんですが、
その全容が明らかに成って来ると、
ストーリーが面白そうかな?と思い、
観る気が沸いて来ました。

それで、実際に観た時には、
当初から映像が綺麗だ。と言うのを売りにするだけ有って、
映像は本当に綺麗でした。
高所恐怖症の血筋で有る、筆者の一族。
とは言え、作り物のCG映像には変わりは無い筈ですが、
高所の映像では、そのリアル感で、
本当に下半身の大事な所が縮み上がりました(苦笑)
なので、凄いと思いました。

後、表情のリアルさ。と言うか、細かい表情表現がされて居るのも凄いですね。
多分俳優の実際の表情の演技からサンプリングされていると思われ、
表情に関しては、本当にCGじゃ無くて、俳優の演技してる感を感じました。

俳優は、主演が、ターミネーター4でお馴染みのサム・ワシントン。
彼の演技は、T4でかなり好感を持ったので良かったです。
そしてパンドラの動植物や、ナヴィの生態を研究し、
ナヴィの思想にも敬意を表す科学者に、エイリアンシリーズで有名な、
シガニー・ウィーバー。
監督がジェイムスキャメロン監督なので、
彼はエイリアン2や、ターミネーター2のメガホンを取った事でも有名なので、
このキャストには、自分に所縁が有る作品の俳優を起用したのかな?
等とも思いました。

物語のストーリーですが、人間が悪者として描かれて居る為、
深い意味が有る。と言う様な評論家の論や、レビューが多いですが、
ナヴィの人達を人間に置き換え、人間をモンスターに置き換えると、
完全に、王道勧善懲悪映画だと思います。
なので、その辺を(人間が悪と)割り切ると、
勧善懲悪映画大好きの筆者としては、単純に楽しめました。

あと、テーマがイラク戦争を想像させて反米だとか、
宗教観が反キリストだと言った批判が有ったとの事ですが、
筆者が感じたテーマのモデルは、欧州人が、新大陸を植民地にして行く過程で、
自分達の都合だけで、ネイティブアメリカンのインディアンやインディオを迫害して、
滅ぼして行く様をモデルにしていると感じました。
ネイティブアメリカンの人達は、
自然を畏怖し、敬い、共生する様な思想なので、
ナヴィのモデルはインディアンでは無いか?と筆者は感じました。

ストーリーで唯一不満が有ったのが、
主人公が、ナヴィの英雄として認められるフラグが有ったのですが、
伝説の英雄として認められるフラグなのだから、
もうちょっと難易度を高くする。と言うか、
そのエピソードを、もう少し丁寧に、そして詳細に描いて欲しかったな。
と思いました。

まぁ兎に角、何か飛びぬけて凄かった!と言う事は無かったですが、
大ヒットした作品だな。と言うクォリティーは十分感じました。



アバター公式web

レッドクリフ(赤壁)パート2

2009年04月23日 00時43分14秒 | 映画
先日、観て来ましたよ。前作に引き続き。

パート1の最後とか、TVで放映された時の予告で、
内容がネタバレしまくりで何だかなぁ~…って感じだったので、
観に行こうかすら迷った時期も有ったんですが、
同行した親友が、前から「観るんだ!観るんだ!」(←大袈裟)言ってたので、
行く事にしました。

観た感想ですが、意外と前作よりも、こっちの方が筆者的には面白かったです。

事前に内容のネタバレは有りましたが、今回は曹操と同盟軍陣営の、
計略の掛け合いが有り、あのやり取りは、正に三国志の醍醐味の一つなので、
それを上手く表現出来ていたのでは無いかな?

今回の評価が前回より高いのは、この部分が大きいですね。

残念な点としては二点。
赤壁の戦いを題材にしているのに、「苦肉の策」が出て来なかった。

苦肉の策って言うのは、三国志が元と成った故事成語で、一番有名な諺だと思うので、
そのエピソードが出て来ない(出て来そうには成ったが)のは、残念でした。

あと、劉備と孫夫人とのラブロマンスが有るかな?と思ってたのですが、
それも無いのが残念でした。
今回の映画は、孫夫人がかなり活躍するキャラなだけに、
政略結婚では無く、お互いに人柄に惹かれあって恋に落ちる。
的な動きが有るのかな?と思ってたので、
(実際にパート1では、その伏線のと思わせ振りな、
孫夫人が劉備を気絶させてしまうエピソードが出てきた)
残念でしたね。

まぁ、色々突っ込み処は有りましたが、全体的には楽しめた映画です。

ハンサム☆スーツ

2008年11月20日 01時24分33秒 | 映画
前回の投稿で宣言していた、表題の映画タイトル、
ハンサム☆スーツを観てきました。

感想は…

想像していた通り、
と言うか、
想像以上に面白かったです。

観終わってみれば、
至極ベタなストーリー展開にも思えますが、
ベタなストーリーなだけに、
凄く腑に落ちる内容です。

変に芸術性の高さを求めたり、
難解な事をやられても、筆者はそう言うの良く判らないし(苦笑)
腑に落ちない映画って、余り評価を与えないですね。

 その点、この映画は、最近では一番、
少なくとも今年観た映画の中では、今の所暫定1位を確保した映画です。
今まで観た映画の中でも、筆者の中では、五指に入る映画だと思います。
(と言っても、五指と言う数字には余り意味は有りません。
この表現は、筆者の映画を絶賛する常套句みたいなもんなんで、
実際に上位から数えたら、五本に収まらない可能性も…(苦笑)
まぁ、筆者的には最高の褒め言葉なので、
凄い気に入ったんだな。位な感じで認識して下さい)

 脚本は、数々のバラエティー番組の放送作家として売れっ子の、
鈴木おさむ氏(森三中の大島さんの旦那さんです)
 テレビ業界縁の映画なので、薄っぺらい印象の映画かも知れませんが、
それでもその脚本力はグイグイと引き込まれました。流石です。

 始めは、ギャグ調満載のお笑い路線で観客を笑わせるんですが、
終盤に掛けて、涙を誘う場面も有り、感動しました。
そして最終盤は、幸せな気持ちにさせてくれて、最後はまたオチで笑わせる。
と言う、なんだか吉本新喜劇の、人情噺の回の様な展開で、
なんとも満腹に成れる内容です。

 人間は、見た目なのか?心の中身か?と言うのがテーマに成っていますが、
筆者も正直そんなに格好良いわけでも無いので、
 女性には、本当に男の見た目でしか見られない女も居る。と言う事も、
経験が有りますし、しかし、永く一緒に居るイチュエーション
(クラスメイトとか同僚とか)では、性格が良ければ、
ちゃんと評価をしてくれる。と言う事も有る事を知っているので、
この主人公のツラさや、葛藤等がよく判り、思わず感情移入してしまいました。

 そして、終盤に大ドンデン返しみたいなのが有るんですが、
(まぁ、これが後から考えると、ある意味有り勝ちなベタ展開かも知れないんですが)
筆者は、そう言う斜に構える視点では観て居なかったので、
素直に「おーそうだったのか!」とビックリすると同時に、
「良かった良かった」と思っていた派なんですが、
前に座っていたカップルの野郎の方が、自慢げに、
「俺、あの展開初めの方で直ぐ判っちゃったよ。オマエどの辺で気付いた?」
と彼女に得意気に自慢してたんだけど、
毎回あー言う上から目線な人を見ると思うんですが、
そこは敢えて判らない様に、素直に観た方が、純粋に楽しめると思うんですけどねぇ~
別に映画評論家でも無いわけですしね。

 まぁ、とにかく、筆者は純粋に楽しめました。

 あと、作中80年代後半~90年代初頭の、
懐かしい曲が一杯、テーマソングとして流れるんですが、
これが、筆者的には、みんな青春の一曲!みたいで、
かなり良いです。

 特に渡辺美里さんの、マイレボリューションは最高ですね。
(作曲者は、今何かと話題の、TK氏ですけどね)
小学校高学年の頃や、中学生の頃を思い出します(笑)

 そんな名曲や時代の流行曲が多く流れるので、
これは久々に、これらの曲を、最近よくカラオケに行くので、
この曲達を歌っちゃうぜ!!
と思っていたら、考えてみたら、最近は、筆者が良く利用している
JOYSOUND自体が、このハンサム☆スーツと、
コラボレーション企画をしてる事を、思い出しました。

 この劇中に流れる名曲7曲を、全て歌うと、抽選で何名かに、
素敵な景品が当たるらしいです。
もう、願ったり叶ったりですね。

 あともう一つ嬉しいのは、
今回のこの映画鑑賞は、何とタダ!!!!

 と言うのは、筆者のホームシアターは、TOHOシネマズなので、
そこのシネマイレージカードと言う会員カードに加入してるんですが、
このカードを使って鑑賞すると、6回映画を観ると、
1回分無料招待って事で、無料で鑑賞出来てしまうんです。
 それで今回は、この特典を利用して、無料で観れてしまったのです。

 お金を払ってでも観たい!と思う程、筆者的今年最高の映画。
と言う評価を出した映画が、無料で鑑賞できるんですから、
もし、こちらを御覧の方で、”良く映画を見に行く。”
”近くにTOHOシネマズが有る” と言う方は、
お得ですので、シネマイレージカードは、一枚作った方が良いと思います。
お勧めです。
注)筆者はTOHOシネマズの回し者では有りません(汗)


ハンサム☆スーツ 公式web
JOYSOUND ハンサム☆スーツ企画ページ
TOHOシネマズマイレージカードページ

レッドクリフ(赤壁)パート1

2008年11月15日 00時25分16秒 | 映画
このBLOG、何気に9月から一度も更新して無かった事実に、今更ながら気付きました…(汗)

と、言う事で、何時までも放置して置くといけないので、
久々に記事書きますよ。

先日、親友と表題の映画を見に行きました。
筆者と親友が、共に歴史好き&三国志好き、と言う事で観に行ったんですけど、
始めは、最近有り勝ちな、CG使いまくりのリアリティーの無い、
アクションシーン満載で萎え萎えなのかな?と言うのが、CMを見て感じたので、
観るのを躊躇してたんですが、前にバラエティー番組で、映画宣伝目的で、
出演者が出てる番組で、チラっとCM以外の場面が出て来た時に、
CGを使わずに、リアリティーが有りそうな場面も有りそうだと言う事を知ったので、
観ずに批判はしちゃいけないな。と思い、観に行きました。

 観た感想は、一言で言えば、思ったよりも、面白いし良かったです。
この映画は、三国志の中でもイチニを争うハイライトの名場面、
赤壁の戦いを題材にした映画なのですが、
このパート1では、赤壁に至る前の、劉備勢力が敗戦で撤退するシーンが、
一つの売りだと言う事だったのですが、確かにこの冒頭のシーンが一番迫力が有りましたね。

 劉備が曹操の大軍に追い立てられ、本拠地から撤退する時に、
領民と一緒に逃げる(普通は領民は見捨てる)場面は、
臨場感が有るし、戦闘シーンも、SGでは無く、敢えて今ワイヤーアクションの技を
駆使して居るのも、逆に好感が持てましたし、
また殺し合いのシーンが多少残酷な分、余計に戦闘にリアルさが醸成され、
観ていて迫力満点でした。
 そんな中、劉備の武将の趙雲が大活躍する有名な名場面が映し出されるのは圧巻!
 この冒頭がハイライト的な感じは、そのリアリティーと迫力と言う共通点から例えるならば、
映画「プライベートライアン」のノルマンディー上陸作戦の場面を彷彿とさせられました。

 映画の冒頭で、軽く時代背景の説明のシーンが有ったのも○だと思います。
映画を観るのは、何も三国志オタクだけじゃ無いので、
あのシーンを入れた事で、きっと三国志を知らない彼氏の付き添いで来た彼女、
とか等にも、この映画をとっつきやすく出来たのでは無いかな?
と思いました。

ただ、難点を言わせて貰うとするならば、この監督的には、重要なテーマと成って居るらしい、
主人公的人物、シュウユとその妻、小僑とのラブロマンスな場面。
筆者的には、歴史大河でのラブロマンスは不要と思う派なので、
その時間帯は、かなり要らないかな?と感じて、軽く苦痛でした。

でも、全体的には、多分自分的には今年一番のヒット作なので、
大満足です。

あと、同行の親友は、戦闘シーンの個人戦での、人物の動きが、
まるっきりテレビゲームの「三国無双」そのものだったので笑えた。
とも言ってましたね。
筆者は、このゲームをした事が無いので何とも言えませんが、
国産のゲームは、国内産業では、”電化製品・自動車・アニメ”
に比類する程の、日本の有名な分野なので、世界的に人気が高く、
なので、この演出も、需要が有ると監督は思ったのかも知れませんね。

 今年は他にも、「インディージョーンズ」やら「ハプニング」やら
「崖の上のポニョ」、そして「スカイクロラ」等、色々観たけど、
どれもいまいちな感じだっただけに、レビューは敢えて書かなかったんですが、
今回は全体的に楽しめたので、久し振りにBLOG更新致しました。

 最近では、ハンサムスーツが、予告とかを観る限り、ラストが感動できそうな
感じと、面白そうなので、
観に行きたいな。と思ってます。

マリと子犬の物語

2008年02月11日 01時16分49秒 | 映画
昨年末から見たい見たいと思って居た、表題の映画を観に行きました。
上映状況を見ても、そろそろ上映が終わってしまいそうだったので、
急いで観に行きました。

 前に、続三丁目の夕日を観に行った時に、この映画の予告編を見た時に、
予告編だと言うのに既に泣いている筆者…(苦笑)
これは観に行かなくては!ですよね?

 で、やはりギリギリらしく、週末だと言うのに上映回数は、
朝の一回だけ。
これは風前の灯火です。

 この映画を見に行くのに、支度とかもしないといけないので、
休みなのに、ちょっと早起きをしないといけなかったのが、たまにキズでしたが、
やはり観たかった&終わっちゃうかも!?なので頑張りました。

 で、観たのですが、伊達に予告編で泣いた訳では無いですね。
 ストーリーは、オーソドックスな展開。
先も読める。と言うどっかの掲示板だったら糞味噌に言われそうな感じでしたが、
そんなベタな展開が良いんですよ。
 犬を飼った事が有る方、一緒に住む家族を亡くした事の有る方、
兄弟が居る方が観ると、グっと来る物が多い映画だと思いますよ。

 もう上映期間末期らしい感じなので、この日の鑑賞者は、
筆者を含め僅かに8人のみ!(こんな少人数なの初めて)
でしたが、かなり序盤から、周り中からすすり泣く音が聞こえてきました(泣)

かく言う筆者も大号泣!ちょっとヤバイです。

 まぁ、泣くぞぉ~!ってテンションで行ったと言う事も有りますが、
予告編で泣かしたのは、やはり伊達じゃ無かったですね。

 あと、泣き所満載で、そればかり強調されましたが、
何気に震災シーンも、迫力が有って意外と凄かったのにも満足です。

 筆者の中では、生涯ベスト10には確実にランクインされそうな映画でした。
(筆者は芸術性云々より、娯楽として単純明快なのが好きなので)

陰日向に咲く

2008年01月29日 00時57分41秒 | 映画
コメディアンの、劇団ひとりさんの原作小説を映画化した、
と言う、この題名の映画を親友と鑑賞して来ました。

 以前、筆者の妹は、この原作本を評して、
普段彼がネタでひとり芝居をしている、一風変わった人々が出て来る物語なので、
ネタ本を長編化した様な感じだと思う。
と言う評価を聞いていたので、てっきり序盤は変な人達のドタバタ、
(有頂天ホテルの様なイメージ?)から、
段々展開が真剣に成って来て、最後は泣かせてくれる映画なのかな?
と言うのを想像したのですが、ちょっとイメージとは違いましたね。

 特に序盤が登場人物の紹介。みたいな感じの、平坦な展開が続き、
このまま行くとクソ映画になっちゃうぞ!?と言う心配をしながら見ました。
でも、序盤に、それでも笑いの仕掛けは有ったんですが、
会場の反応は芳しくない(と言うか、此処が笑い処と言うのに気付いて居ない感じ)。
まぁ、劇団ひとりのネタでやる変な人キャラと言うのは、
彼の憑依芸人の様な弾け振りが成せる技だとも思うので、
そう言う意味で、笑いに関しては、劇団ひとりのネタでの笑い程度の破壊力(方向性)
を期待していたので、自分の中でハードルを上げ過ぎただけ、とも言えますが…

 しかし、段々と登場人物の関係の糸が絡み合いを見せて来ると、
一気に物語は、数々の泣かせの場面に突入して行きます。

 予告CM等で流れる場面を含めて、色々有りましたが、
筆者的に一番グっと来たのは、アキバ系アイドルオタクと落ち目のアイドルのお話ですね。

 まぁ普通に楽しめました。
欲を言わせて頂くと、序盤はもっと劇団ひとりバリな、
変な人間が繰り広げる笑いを押したした方が、後半のシリアスセクションの良さが、
更に引き立った再興の物語に成ったんじゃないかな?と思いました。

皆さんも観に行ってみて下さい。

陰日向に咲く(公式web)

AVP2

2008年01月06日 02時22分02秒 | 映画
先日、友人3人と、映画鑑賞に行って来ました。
確か前作の時も、同じメンバーで行った記憶が…(笑)

前作では、プレデターがかなり人間寄りの良い宇宙人風に描かれて居ましたが、
今回はあくまでエイリアンを駆除する為に来たので、流れの中で必要と有らば、
ドンドン人間も殺傷する、本来のプレデターに戻ってましたね。

ネットとかの評判を見ると、今回の戦場が、地球の街中と言う事で、
人間のドラマが有るのが邪魔だ。
と言う意見が多かったですが、筆者的には、こちらの方が残虐性や、
悲惨さがより際立たせられると思うので、本来の二作シリーズ、
エイリアン&プレデターとは、SFホラーなので、此方の方が良いかな?と感じています。

でも今回は完全に、エイリアンvsプレデターと言うより、それに人間を含めた
三つ巴の戦いに成っちゃった気がしますね。
そして今回の勝者は?…

それは映画館でのお楽しみ。と言う事にして置きましょう。

AVP2 -エイリアンズvsプレデター2- 公式web

アイ アム レジェンド

2007年12月16日 15時20分28秒 | 映画
注)ネタバレ有り
公開初日と言う事で、東京では、元キングオブTOKYOアマラウ氏にクリソツで有名な、
ウィルスミス主演のこの作品を観て来ました。

感想は…

広告戦略に、見事に騙されました…(泣)


あのCMを見ると、地球に彼1人だけ。
何故こう成ってしまったのか?
本当に他に人は居ないのか?
と言った謎を追っていく様な映画だとバッカリ思って居ました。
要は、地球全部を使ったキャストアウェイみたいなイメージ。

が、始まってみると、単なるゾンビ映画でした…(ガッカリ)
まぁ、この作品は、過去2回にわたって、小説の映画化・リメイクをされた作品らしく、
映画が本当に趣味だ。って人達から言わせれば、かなり内容は常識だったみたいですが、
筆者は作品の謎のネタバレ等を防ぐ為に、余計な知識は入れ無い様に、
作品の掲示板等も敢えて見ない様にしてましたが、それが仇と成りましたね。

もしゾンビ映画だと解っていたら、多分見に行かなかったと思います。
帰った後に、早速2chの該当スレを覗きましたが、やはり筆者と同じ様に、
勘違いしてた人や、公開前のCMが流れた時期には、内容を把握している映画好き達が、
「あのCMは拙いだろう!?ゾンビ映画と知らずに観に行ってしまったら、
そう言うの苦手な人は怒るんじゃないか?」
と言った反応まで。

実際に、その場に居た観客も、殆ど筆者と同じ様な人が多いらしく、
ダークシーカー(この映画でのゾンビみたいな奴(もっと言うとゾンビ=死人では無く、狂犬病の様な伝染病に感染した人間))
が登場した時点で、”騙されたー!”みたいな雰囲気がシアター全体から感じましたし、
(実際筆者も、心の叫びが出ました)
それと、やはりゾンビを予想して居なかった、ホラーが苦手と思われる観客(女性?)で、途中で帰ってしまう人も何人か見受けられました。

 まぁ、筆者は別にゾンビ映画が嫌いと言う訳では無いので、
途中からは頭を切り替えて最後まで見ましたが、見始める前に欲していた欲求と、
全然違う物を与えられた感満載なので、まるでラーメン屋でラーメンを注文したのに、
出て来たのがカレーライスだった。みたいな気分です。

 初めからゾンビ映画ですよぉ~的プロモーションをしていれば、
また違った感想を抱いたとは思いますが、まぁ同時期に同じ様なゾンビ映画、
バイオハザード3が公開されて、そっち方面で宣伝すると、被った感満載ですし、
年明けには、またまた同様のウィルスパニックゾンビ映画、『28日後』と言う映画も
公開されると有っては、こう言う宣伝の仕方に成らざるを得なかったのかも知れませんね。

兎に角、まぁゾンビ映画としては、そこそこ楽しめました。
ただ、ストーリーにそんなに捻りが有ったわけでもなく、
全編通して驚かし系演出に終始してましたね。
一番の山場が、飼い犬のサム君が感染してしまい、発祥寸前に止む無く止めを刺す場面が、
悲しい感じで良かったですが、それが一番の山場って、どうなの?
と言う感じでした。

実は、見終わった後、原作や、前の映画化&リメイク作品のストーリーも調べたんですが、
そちらのラストは、かなり衝撃的と言うか、大ドンデン返しな結末だったみたいで、
真新しさを出そうとしたのか、それとは違う結末だったみたいですが、
いっそ、前作と同じ結末にすれば、単なるゾンビ映画で終わらずに面白かったのになぁ~…
と思いました。

で、不満な感じで帰ってきましたが、その後、上映時間と被ってしまうので、
録画して置いた、TVドラマ「男の子育て」の最終回の方が、全然感動出来て面白かった。
と言うのが、なんだかなぁ~な映画鑑賞と成りました。
チャンチャン!

映画「墨攻」

2007年02月19日 23時43分01秒 | 映画
先日、親友と映画、墨攻を観に行きました。
これは日中韓の合作映画なんですが、元々は日本の小説を原作とした漫画。
それが香港等で翻訳版が好評に成り、映画化と成った作品です。

原作の小説の作者は、以前このブログでベスト小説として紹介した。後宮小説の作者でも有る、酒見賢一先生です。


小説内容とかストーリーとか、詳細に関しては↓にリンクした公式サイトを読んで頂くとして(苦笑)
と言うのは横着過ぎるので、さわりだけ書くと、時は中国の戦国時代。
諸子百家と呼ばれる程幾多の思想が有る中国の中で、墨子が始祖と成った、
墨家と言う思想集団が居た。
彼等は乱世の中、兼愛と非攻を是としたが、その技術力で、攻められた国を、
強固に防衛してみせる事でも名を馳せ、大いに勢力を奮った。
そんな中、戦国の七雄の一角で有る、趙王朝と燕王朝の国境に有る小城、梁城が、
趙の大軍に攻められる事と成った事から、物語は始まる。

ここで、梁城は墨家に救援を求め、馳せ参じたのは革離ただ1人だった。
果たして革離は、趙の大軍を相手に、1人でこの小さな城を守り通す事が出来るのか??

と言うあらすじ。


元々原作者のファンと言う事も有り、コミックは全巻揃えていました。
そこに親友からお誘いを受けたので観に行ったのですが、
良い意味でコミックをアレンジ(防衛方法の相違や、登場人物の性格の違い等)
して居たので、新鮮な気持ちで鑑賞出来ました。
親友君、誘ってくれて有難う御座いました。

コミックを読んだ人も、違った意味で二度美味しい感じで楽しめると思います。


映画「墨攻」公式サイト

いま、会いにいきます。(鑑賞後感想文)

2006年04月17日 21時39分02秒 | 映画
では、昨夜観た映画放送の感想です。(ネタバレ注意!)

 事前に期待値を高くして見たせいか、想像以上!と思う様な凄いインパクトは無かったのですが、
それでも、十分期待には応える、感動を味合わせてくれる、良い映画でした。

 筆者はやはり、恋愛物でも別れが訪れる(予感させる)、切ない系の物語が本当に好きなのだと、
改めて思いました。
 十年近く前に死別した母が、その一年後に家族の前に忽然と現れ、幸せなヒトトキを過ごした。
 あれは幻だったのだろうか?そう思う高校生の息子が、過去を振り返る所から、物語りは始まります。
 初め、旦那である主人公のタっくんの視点で、お互いの恋愛の心情の動きが語られ、
「片思いだった」と言う気持ちが、切なさを誘います。
 そして家族での久し振りの至福の6週間を終え、悲しい別れが訪れます。
 が、次に息子が持っていたタイムカプセルに有った妻の日記を読む、と言う形で、
終盤、今度は妻の視点から、二人の恋が語られて行く…
 すると判明したのが、二人は初めから両思いで、しかも行動や思考も似た似たもの夫婦だった、
と言う事も語られ、微笑ましく思わせます。
 そんな中、場面場面で出て来ていた、ちょっと不可解な出来事(席がずーっと一緒・謎の停電)も、
あれはそう言う伏線だったのか!と得心する面白さ、
 そして、何故死後一年後に忽然と現れ、そして何故それを死の間際に妻は予言して亡くなったのか?
と言う謎も、その日記で明らかに成ります。
 この頃には、映画開始冒頭の唐突な場面も、そう言う”愛”の形だったのか!と気付き、
色々な伏線がパズルのピースを嵌め込む様に明らかに成ります。
 二人が凄く愛し合う両思いの夫婦だった事。そして息子が自分のせいでお母さんを死なせてしまった。
と思う自責の念から来るトラウマを開放してあげる母。
色々な愛が、感動を押し寄せさせます。
 そして最後、この映画のタイトルが、何故このタイトルだったのか!?
と言う最大の謎が解き明かされると共に、それは一番の感動としてこの映画を締め括らせる事に成りました。

 観終わった後は、何とも言えない良い気持ちにさせてくれる映画でした。
後、蛇足ですけど、この映画って、公開当時から観るまで、
”黄泉がえり”みたいな、幻想系幽霊物語なのかな?とてっきり思ってましたが。
実は、タイムスリップ物だったんですね。ビックリです。

映画:いま、会いにいきます。(公式webサイト)

サイレン?

2006年03月15日 02時22分51秒 | 映画
 昨日は久し振りの映画館へ行っての映画鑑賞。
本当はビビリな筆者だが、オチが凄く気に成ったので、ホラー?映画、サイレンを観に行った。
メンバーは、同じくビビリな、ビビリ三兄弟(苦笑)

 内容の方は、年末の年越しを控えたホテルで、
様々な顧客と、そこで働く従業員達の、年越しをするまでのドタバタ爆笑群像劇だ。
ってこれはサイレンじゃ無いだろう!!
と言うツッコミが来そうだが、何故だか筆者達は、
サイレンを観に来たのに、有頂天ホテルを観て帰った。
と言う不思議なお話(苦笑)

 三谷幸喜氏の作品は、面白い部分は有るのだが、それが畳み掛ける様な感じでは無い。
と言う印象と、筆者の笑いのツボに、どうやらズレが有る様に感じる事とで、
 この映画も、一瞬観ようと思った時期が有ったが、
 今まで観た作品で、上記の様な印象が有った事から、
あまり観る気が起きなく成って居たのだが、観てみたら、思いの外今回は楽しめた。

 人の滑稽な状況を表現するのが、上手いですね。
ビビリ三兄弟の残り二人も、楽しんでくれたみたいで、誘った甲斐が有りました。