今年一年の、最後のグランツール、
ヴエルタ・ア・エスパーニャが昨日開幕しました!
この大会、スペイン一周レースですが、今年はスタートが何とオランダ!
弟4stまでオランダ(とドイツとベルギーをちょこっと)を走り、
5stに成って、やっとスペイン国内に行くので、
今年は、スペインは半周くらいしかしません。
毎年、グランツールの中でも、一段下と見られているこの大会なので、
毎年出場選手を見ると、この大会を狙って来る選手以外は、
ちょっとパっとしない事が正直有るのですが、
今年の出場選手を見ると、なかなか良い選手が出ているので、面白そうです。
筆者的優勝候補を挙げると…
今大会、一番の注目は、カザフスタンの英雄、アレクサンドル・ヴィノクロフの、
ドーピングから2年間の謹慎解除での電撃参戦。
2006年には、バルベルデとの壮絶な一騎打ちの末、この大会を制しても居ます。
しかし、2年のブランクがどう影響するのか、未知数な部分も多いと思います。
そして、彼の名を出したのなら、次に来るのはやはり、
アレハンドロ・バルベルデでしょうね。
今年は、ツールにこそ、イタリアへの入国拒否の影響で出場出来なかった物の、
その前哨戦での、ドーフィネリベレで、見事2連覇をしましたし、
2006年のヴエルタは、鳥肌物のヴィノクロフとのデッドヒートだったので、
その再現と成れば、面白いレース展開に成るでしょう。
前回の対決では、ヴィノクロフには、カシェチキンと言う強力なアシストが居た事を考慮すれば、
あの時の雪辱を晴らす事が出来るかも知れません。
そしてイバン・バッソ。
アシストが強力な上に、ジロではダブルエース状態でチームの作戦が一貫せず、
迷走気味でしたが、今回は彼の単独エース!
周辺の条件だけは今大会TOPクラスの好条件です。
後は、本人の調子次第でしょう。
そしてアンディー・シュレク。
ツールでは2位入賞を果たし、
ツールで圧倒的だったコンタドールが、
今大会は不参戦なので、彼も優勝候補として有力です。
ここまでは、一人を除き、筆者的に優勝しそうな順に書きましたが、
実は、最後のその一人が、筆者的優勝候補筆頭だったりします。
多分、一般的にはノーマークに近いんじゃないかな?と思いますが、
筆者的には、今回凄い来そうな気がします。
その選手とは… ?
サミュエル・サンチェスです!!
一般的には、実力派の山降りがめっぽう速い選手。
と言う印象が強い(だけ)かも知れませんが、
近年の主な成績では、06年のプロツアー(最上位カテゴリーの世界レベルのレース)、
年間総合リーダーにも成る等、実力は凄い物が有ります。
また、昨年には北京オリンピック男子ロードの金メダリストでも有り、
ワンデーレースでの総合力は折り紙付き。
そして実は、何気にグランツールに出場すれば、普通にいつも総合上位に居るんです。
ですので、長丁場での総合力も目立たないですが有ります。
そして、注目はアシスト陣。
イゴール・アントンは、自身もグランツール総合上位に食い込める実力者ですし、
エゴイマルチネス・エステバンは、06年、ヴエルタで山岳賞を獲得。
今年のツールでも、ペッリゾッティーとの熾烈な山岳争いを演じました。
その他、中規模のレースでも山岳を獲得しているみたいですし、山登りの実力者。
そんな彼が、自らのタイトルを捨てて、サンチェスのアシストに徹したら、
イゴール・アントンと並び、山岳での強力なアシストと成ります。
その他のアシストの選手も、今回やたらと豪華な気がします。
チームが地元スペイン(バスクに特化してるチームですが)ですし、
今年は、凄い本気を感じます。
ですので、筆者はこのサミュエル・サンチェスを、総合優勝争いの筆頭に挙げたいです。
他にも、一般的に名前が挙がっているのは、
ダミアーノ・クネゴや、カデル・エヴァンス辺りですが、
彼らは、本人の近年のリザルトや、調子、そしてアシストが揃わない等、
ちょっと優勝は難しい様に、個人的には感じます。
ただ、頑張っては欲しいです。
この様に、長丁場のグランツールでの圧倒的実力者の、
アルベルト・コンタドールが不参加の中、
それを追う選手の実力は拮抗して居て、
その有力な選手が今回一杯でて居るので、
今年のヴエルタは、06年を超える面白いレースに成りそうなので、
今から楽しみです。
ヴエルタ・ア・エスパーニャが昨日開幕しました!
この大会、スペイン一周レースですが、今年はスタートが何とオランダ!
弟4stまでオランダ(とドイツとベルギーをちょこっと)を走り、
5stに成って、やっとスペイン国内に行くので、
今年は、スペインは半周くらいしかしません。
毎年、グランツールの中でも、一段下と見られているこの大会なので、
毎年出場選手を見ると、この大会を狙って来る選手以外は、
ちょっとパっとしない事が正直有るのですが、
今年の出場選手を見ると、なかなか良い選手が出ているので、面白そうです。
筆者的優勝候補を挙げると…
今大会、一番の注目は、カザフスタンの英雄、アレクサンドル・ヴィノクロフの、
ドーピングから2年間の謹慎解除での電撃参戦。
2006年には、バルベルデとの壮絶な一騎打ちの末、この大会を制しても居ます。
しかし、2年のブランクがどう影響するのか、未知数な部分も多いと思います。
そして、彼の名を出したのなら、次に来るのはやはり、
アレハンドロ・バルベルデでしょうね。
今年は、ツールにこそ、イタリアへの入国拒否の影響で出場出来なかった物の、
その前哨戦での、ドーフィネリベレで、見事2連覇をしましたし、
2006年のヴエルタは、鳥肌物のヴィノクロフとのデッドヒートだったので、
その再現と成れば、面白いレース展開に成るでしょう。
前回の対決では、ヴィノクロフには、カシェチキンと言う強力なアシストが居た事を考慮すれば、
あの時の雪辱を晴らす事が出来るかも知れません。
そしてイバン・バッソ。
アシストが強力な上に、ジロではダブルエース状態でチームの作戦が一貫せず、
迷走気味でしたが、今回は彼の単独エース!
周辺の条件だけは今大会TOPクラスの好条件です。
後は、本人の調子次第でしょう。
そしてアンディー・シュレク。
ツールでは2位入賞を果たし、
ツールで圧倒的だったコンタドールが、
今大会は不参戦なので、彼も優勝候補として有力です。
ここまでは、一人を除き、筆者的に優勝しそうな順に書きましたが、
実は、最後のその一人が、筆者的優勝候補筆頭だったりします。
多分、一般的にはノーマークに近いんじゃないかな?と思いますが、
筆者的には、今回凄い来そうな気がします。
その選手とは… ?
サミュエル・サンチェスです!!
一般的には、実力派の山降りがめっぽう速い選手。
と言う印象が強い(だけ)かも知れませんが、
近年の主な成績では、06年のプロツアー(最上位カテゴリーの世界レベルのレース)、
年間総合リーダーにも成る等、実力は凄い物が有ります。
また、昨年には北京オリンピック男子ロードの金メダリストでも有り、
ワンデーレースでの総合力は折り紙付き。
そして実は、何気にグランツールに出場すれば、普通にいつも総合上位に居るんです。
ですので、長丁場での総合力も目立たないですが有ります。
そして、注目はアシスト陣。
イゴール・アントンは、自身もグランツール総合上位に食い込める実力者ですし、
エゴイマルチネス・エステバンは、06年、ヴエルタで山岳賞を獲得。
今年のツールでも、ペッリゾッティーとの熾烈な山岳争いを演じました。
その他、中規模のレースでも山岳を獲得しているみたいですし、山登りの実力者。
そんな彼が、自らのタイトルを捨てて、サンチェスのアシストに徹したら、
イゴール・アントンと並び、山岳での強力なアシストと成ります。
その他のアシストの選手も、今回やたらと豪華な気がします。
チームが地元スペイン(バスクに特化してるチームですが)ですし、
今年は、凄い本気を感じます。
ですので、筆者はこのサミュエル・サンチェスを、総合優勝争いの筆頭に挙げたいです。
他にも、一般的に名前が挙がっているのは、
ダミアーノ・クネゴや、カデル・エヴァンス辺りですが、
彼らは、本人の近年のリザルトや、調子、そしてアシストが揃わない等、
ちょっと優勝は難しい様に、個人的には感じます。
ただ、頑張っては欲しいです。
この様に、長丁場のグランツールでの圧倒的実力者の、
アルベルト・コンタドールが不参加の中、
それを追う選手の実力は拮抗して居て、
その有力な選手が今回一杯でて居るので、
今年のヴエルタは、06年を超える面白いレースに成りそうなので、
今から楽しみです。