フットサルクリニックコーチ勇退

　今夜で、筆者が都合が付けば参加して居た、
地元J目指しチームの、フットサルクリニックの専属コーチが、
交代する事に成った。

　多分、コーチのラストデーと言う事で、
筆者と同じ様に馳せ参じた生徒が多かったのだろう。
ゲームの時には、8チームも作れてしまったのだから、
単純に5x8で、40人！！！

　定員が25人と言う事を考えれば、やはり今回は特別な日、
として施設側が配慮してくれたのかな？

　最期の一ヶ月は、コーチは中級を受け持つ事に成り、
初級受講の筆者は、コーチの教えを受ける事が無くなってしまった。
しかし、今夜は、コーチのラストデーと言う事で、
頑張って中級を受講して見る事にした。

　しかし考える事は皆同じ様で、いつもは尻込みして
中級受講を躊躇って、3対7の割合の3位しか居ないのだが、
今夜に関しては6対4の割合で、6だった（笑）
　そんな事も有り、普段初級で受講して居る人も来た為、
レベル的には普段とあんまり変わらなかった（苦笑）
　始まる前まで、凄く緊張して居た自分に、思わず笑っちゃったけどね…（汗）

　ただ、やる事は、技術的な内容では、そんなに変わらないのだけど、
初級よりも、頭を使わないといけない練習が多かったね。
　なので、足下の技術が乏しいと、パニックに成る場面が多かったかも？

　自分の出来的には、決して芳しくは無かったけど、
雰囲気的には最高だった。
　みんなコーチを慕って居るのが凄く解るし、
最期には参加者でコーチを胴上げしちゃう奴らとかも居て（笑）
ネタ的にも最高だよ！！

　最期に、コーチから〆の言葉が有ったけど、
改めて、彼がクリニックでやりたかった物、
って言うのは、筆者が目指すフットサルがやりたいんだな。
同じだな。と言う事を、再認識出来た。
　コーチは、参加者の、「雰囲気を良くしようとする協力の賜物です。」
と言って居たけど、それは”遠からず、去れども近からず”
だと思う。

　自分もサルの主催をしたり、色々なサルの場に参加して実感した事だけど、
雰囲気って言うのは、主催者が雰囲気を良い場にしよう。
と言う軸足がしっかりしたコンセンサスを常にとってないと、
十人十色な人間が居るので、絶対に段々と雰囲気は悪く成るんだよ。
　そう言うコンセンサスを取って居れば、
そう言う、ほんわかしたヌルい場が気に入らないって言う、
殺伐好きな奴は、自然と来なく成るし、
普段殺伐して居るけど、こう言う場も有りかな？と考えて居る人は、
その場の雰囲気と言うのを尊重してくれる様に成るんだ。

　なので、このクリニックの盛況は、コーチの人徳が大きいと思います。

　コーチは最期にこう言いました。
「自分がやりたかったのは、皆に上手く成って貰う事を主に目指したのでは有りません。
上手く成ってくれるのを、そんなに重要視して考えませんでした。
それよりも、球蹴りが楽しい！と言う事を実感して貰って、
フットサル（サッカー）が好きに成ってくれれば良いな？
と思いました。
　サッカーが好きに成れば、おのおのが自分で球を蹴る機会を増やすと思います。
　実は、好きで球蹴りのやる機会の回数を増やす。これに優る上達法は無いと思って居るからです。
皆さんこれからも、球蹴りを楽しんでくれたらと思います。」

　と言う様な言葉で、このクリニックをコーチは（一時？）勇退した。



　スペイン留学から帰って来てからの約二年間。
回数はそんなに多くは参加出来なかった筆者だけど、
本当に楽しかったよ！
ありがとう！！コーチ！！！！