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UCI 世界選手権2009 ロード

2009年10月03日 17時13分45秒 | サイクルスポーツ
月末でバタバタしてたら、記事を書くのが少し遅れました。

ロード男子エリートは、オーストラリアの、カデル・エヴァンスの劇的な初優勝です!
この大会は、国別対抗なので、エヴァンスが優勝した!と言う他にも、
国として、オーストラリアも初優勝と言う、印象的なレースでした。

カデル・エヴァンスは、近年総合系有力選手として、
グランツールでの活躍が期待され、
特にツール ド フランスでは、優勝候補の一角を占めながら、
いつも優勝出来ずに、上位入賞だけで終わってしまい、
万年優勝候補。と呼ばれそうな勢いでした。

特に今年のツールは、総合系の順位では上位入賞すら出来ず、
下位に沈み、チームから解雇の危機すら有った、
苦しいシーズンを送りました。

しかし、この世界選手権は、ワンデーレースとは言え、
自転車レースでは世界で最も権威の有る大会です。

このレースに優勝すれば、向こう一年間は、
同じ競技種目のレースでは、世界チャンピオンの証、
アルカンシェルジャージを着て、レースを戦う名誉を与えられます。

そんな事も有り、彼が優勝を決め、勝利者インタビューや、
表彰台での映像では、その感激に、涙を堪え切れない!
と言う様な、感動の場面が画面に映し出されて居ました。

彼の今年の苦境を、一年間見てきた筆者も、
その想いは伝わって来てたので、感動してしまいました。
おめでとう!カデル・エヴァンス!!


そして、上位で入着しながら、優勝は出来なかった、
ロード個人TTとの、二冠達成を目論んで居た、
カンチェラーラの、ゴール後の悔しがり映像も、とても印象的でした。


あ、そうそう、出場した日本人も、
近年で一番活躍した大会じゃないかな?
新城は、最終周回手前まで、ズーッと逃げ集団でカメラ映り捲くりだったし、
別府も、今年は早々のリタイアでは無く、しっかりと完走。
しかも終盤まで、しっかりとメイン集団内に喰らい付き、
着順も見事2桁台でゴールは凄いと思います。
現日本チャンプの西谷も、これをバネに今後頑張って欲しいです。

そんな感じで、熱く面白い世界選手権でした。

これで、細かい物はまだまだ有りますが、
今年のメイン所の自転車レースは、取り敢えず終わりですね。

来年に向けて、チーム新設や、移籍状況が熱いので、
来年は勢力図が様変わりすると思うので、
今から来年のレースが楽しみです。

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