第5ステージは、7人と比較的多めの逃げ集団が形成された。
多人数だとローテーションでの一人当たりの負担が少ない為、
プロトンに対しても有利なのだが、加えてその中のエスケープグループには、
そうそうたるメンバーが入っていた。
まずはディスカバリーチャンネルのポポヴィッチ。
彼は昨年、アームストロング引退後の後継者最有力候補とも言われ、
チームのリーダーに成るのでは?と言われた程の逸材。
更に同じチームメイトのトーマス・ダニエルソン(こちらも昨年のヴェルタで大活躍)
同じチームから2人も送り出しているのは強い!
そしてCSCのTT職人、ザブリスキー等の有力選手が居たので、
プロトンはこの逃げを絶対に許せない状況なので、強烈に追い上げを図る。
が、のこり30km辺りで、このエスケープグループの脚が残って無いのを見て取ると、
猛然と1人アタックを掛けたのが、前出のポポヴィッチ!
この時既に、ヴァーチャルリーダーと成って居たので、
おー!!ここで遂にポポヴィッチが総合を獲りにきたのか!?と筆者大興奮!!
この後も猛然と逃げ続けるも、やはり一人旅は体力の消耗も著しく、
最後はプロトンに数十秒程にタイムを縮めさせられてしまった。
しかし、この大逃げは、レースを大いに楽しませてくれた展開だった。
そしてこの逃げによって、本気で追いかけさせられたリーダーのレベッリンは、
体力消耗の大ダメージを負わされた事だろう。今後の展開が楽しみに成って来た。
続く第6ステージは、山岳ポイントが9箇所も有ると言う難関ステージ。
そしてゴールは、映画の都とも言われるカンヌ。
今回はエスケープ集団にあのヴォクレールが加わり、山岳ポイントを総なめ状態。
一気にポイントを稼いでマイヨブラン・ア・ポア・ルージュの獲得を確定させる。
そして終盤最後の山岳の登りで、プロトンがエスケープグループを捉えた所で、
一気に展開が動く。
総合2位のコンタドールがアタックをかけ、エスケープグループを捕まえると見せかけ
そのままアタック!
レベッリンを始めとしたプロトンは、この逃げに付いて行けない。
これを追うのが、ケースデパーニュの2人とコフィディスのシャバネル。
ケースデパーニュの選手は、コンタードールのアタックに食らいついた選手と、
先行エスケープグループで追いつかれた時に合流した2人だ。
途中、峠の降りで1人が余りの遅さに置いていかれ、3人に成る。
まぁこれは再合流するんだけど、軽くアタックが掛かった時に、散々逃げをしてきたシャバネルが千切られてしまい、結局また3人に…
ここで、コンタドールが総合の6秒を逆転して総合を奪うには、この3人で協調する事が重要。
こう言う場合は、ローテーションの協力をして貰う代わりに、ステージ優勝を譲る等の交換取引が選手間で行われる。と言う事がよく有る。
それで協調体制っぽく成るんだけど、それを象徴するかの様に、疲労で先頭交代もまま成らないコンタドールに、ケースデパーニュのルイスレオン・サンチェスが、手を引いて前に引っ張ってやる。
と言う光景を見る。
実は彼等2人は、昨年までデビューから、移籍チーム、その変遷のタイミング、
主要ライトルの出場歴まで同じで、今年の移籍で別チームに成るまで、
寝食を共にした、いわば親友だったのだ。
と言う事で、親友同士のエールでも有る。と言う心温まる友情の場面でも有った。
しかし、コンタドールの疲労は如何ともし難く、実はこのルイスレオン・サンチェス自身も、総合10位以内(たしか6位)で、差が40数秒と言う上位選手だったのだ。
これを見てチャンス!とばかりにアタック!
コンタドールは追い付けず。サンチェスは見事ステージ優勝を飾った。
しかしコンタドールはプロトンに捕まるも、何とか一緒にゴールを果たし、
タイム差は変わらず。
そして30秒近くタイムを縮めたサンチェスは、一気にコンタドールに継ぐ3位にジャンプアップ!!
これで、今夜が最終ステージなのだが、今回の最終ステージも、山岳が2-1-1-1と、
高難度の峠が襲い掛かるステージで、今までの上位の疲労を観ていると、
上位のタイム差は1分以内なので、総合のゴールが終わった時は、
リザルドがガラっと変わる可能性も有り、予測が付かない感じです。
そしてヴォクレールの山岳ジャージは守れるのか!?
等、楽しみも多く、最終ステージ見逃せません!!!!!!!!!!!
多人数だとローテーションでの一人当たりの負担が少ない為、
プロトンに対しても有利なのだが、加えてその中のエスケープグループには、
そうそうたるメンバーが入っていた。
まずはディスカバリーチャンネルのポポヴィッチ。
彼は昨年、アームストロング引退後の後継者最有力候補とも言われ、
チームのリーダーに成るのでは?と言われた程の逸材。
更に同じチームメイトのトーマス・ダニエルソン(こちらも昨年のヴェルタで大活躍)
同じチームから2人も送り出しているのは強い!
そしてCSCのTT職人、ザブリスキー等の有力選手が居たので、
プロトンはこの逃げを絶対に許せない状況なので、強烈に追い上げを図る。
が、のこり30km辺りで、このエスケープグループの脚が残って無いのを見て取ると、
猛然と1人アタックを掛けたのが、前出のポポヴィッチ!
この時既に、ヴァーチャルリーダーと成って居たので、
おー!!ここで遂にポポヴィッチが総合を獲りにきたのか!?と筆者大興奮!!
この後も猛然と逃げ続けるも、やはり一人旅は体力の消耗も著しく、
最後はプロトンに数十秒程にタイムを縮めさせられてしまった。
しかし、この大逃げは、レースを大いに楽しませてくれた展開だった。
そしてこの逃げによって、本気で追いかけさせられたリーダーのレベッリンは、
体力消耗の大ダメージを負わされた事だろう。今後の展開が楽しみに成って来た。
続く第6ステージは、山岳ポイントが9箇所も有ると言う難関ステージ。
そしてゴールは、映画の都とも言われるカンヌ。
今回はエスケープ集団にあのヴォクレールが加わり、山岳ポイントを総なめ状態。
一気にポイントを稼いでマイヨブラン・ア・ポア・ルージュの獲得を確定させる。
そして終盤最後の山岳の登りで、プロトンがエスケープグループを捉えた所で、
一気に展開が動く。
総合2位のコンタドールがアタックをかけ、エスケープグループを捕まえると見せかけ
そのままアタック!
レベッリンを始めとしたプロトンは、この逃げに付いて行けない。
これを追うのが、ケースデパーニュの2人とコフィディスのシャバネル。
ケースデパーニュの選手は、コンタードールのアタックに食らいついた選手と、
先行エスケープグループで追いつかれた時に合流した2人だ。
途中、峠の降りで1人が余りの遅さに置いていかれ、3人に成る。
まぁこれは再合流するんだけど、軽くアタックが掛かった時に、散々逃げをしてきたシャバネルが千切られてしまい、結局また3人に…
ここで、コンタドールが総合の6秒を逆転して総合を奪うには、この3人で協調する事が重要。
こう言う場合は、ローテーションの協力をして貰う代わりに、ステージ優勝を譲る等の交換取引が選手間で行われる。と言う事がよく有る。
それで協調体制っぽく成るんだけど、それを象徴するかの様に、疲労で先頭交代もまま成らないコンタドールに、ケースデパーニュのルイスレオン・サンチェスが、手を引いて前に引っ張ってやる。
と言う光景を見る。
実は彼等2人は、昨年までデビューから、移籍チーム、その変遷のタイミング、
主要ライトルの出場歴まで同じで、今年の移籍で別チームに成るまで、
寝食を共にした、いわば親友だったのだ。
と言う事で、親友同士のエールでも有る。と言う心温まる友情の場面でも有った。
しかし、コンタドールの疲労は如何ともし難く、実はこのルイスレオン・サンチェス自身も、総合10位以内(たしか6位)で、差が40数秒と言う上位選手だったのだ。
これを見てチャンス!とばかりにアタック!
コンタドールは追い付けず。サンチェスは見事ステージ優勝を飾った。
しかしコンタドールはプロトンに捕まるも、何とか一緒にゴールを果たし、
タイム差は変わらず。
そして30秒近くタイムを縮めたサンチェスは、一気にコンタドールに継ぐ3位にジャンプアップ!!
これで、今夜が最終ステージなのだが、今回の最終ステージも、山岳が2-1-1-1と、
高難度の峠が襲い掛かるステージで、今までの上位の疲労を観ていると、
上位のタイム差は1分以内なので、総合のゴールが終わった時は、
リザルドがガラっと変わる可能性も有り、予測が付かない感じです。
そしてヴォクレールの山岳ジャージは守れるのか!?
等、楽しみも多く、最終ステージ見逃せません!!!!!!!!!!!