智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

鉄フライパン「極」を三越本店で使う

2017年04月02日 | 美味探求
三越日本橋本店で勧められた鉄フライパン、「極」は日本製です。

取説に、「!」なことが記載されていましたので、紹介します。


美味しい焼き物、炒め物、揚げ物料理を作る決定的なポイントは?

正解は、正しい調理温度。

それは170度から180度。

根拠は、糖分がカラメル化し良い香りが立ち、油やたんぱく質も同様で、

油から煙が立つ状態は、油が傷み、健康上良くない、とのこと。

フッ素樹脂の熱伝導率は鉄の217分の1で、鉄のようにスカッと熱が食材に伝わらない、そうです。


なるほど!

私は、鉄の中華鍋は使いこなせていましたが、テフロン加工のフライパンとの相性が悪かったのは、そんな訳か!

コーティング材がテフロンであろうと、フッ素であろうと、鉄を被膜している状態ですから、似たようなものですね。

こんなことなら、さっさと、鉄フライパンにすれば良かった~


これまで、テフロン加工のは剥げたときに処分するべきでしょうが、「まだ使える」と捨てられず、

さりとて、純粋な鉄鍋のような性能も期待できず、中途半端な感じで使い続けました。

いよいよ、取っ手がシーソーのように左右にぐらつく危険な状態になりましたので、買い替えを決意しました。


油を減らしたいときは蒸し料理をすれば良く、油料理する時は油の減量するより鉄でしっかり調理する、

二兎を追わない、ときっぱり「鉄製フライパン」と決断したのでした。

使って初日、買って良かった~!と実感しました。