Everyday a line / 2470

「出来事」
09.1.3-2470

減ったタイヤに空気を入れ
正月の街を自転車で駆け回る。

見慣れた景色と色の隙間が
スピードによってこうも違うか。

ひび割れた壁の往復。

Everyday a line / 2469

「場面」
09.1.2-2469

今のこの状態そのままで
再出発の風を吹かす。

Everyday a line / 2468

「立つ」
09.1.1-2468

自由に染まる白の宇宙。

その見つめる先には
無数の引力が輝いている。

次へ次へと引力に委ね呑まれ逆らい
手を伸ばした降り立つ地上は
きっと穏やかな地上だ。

そこで凡て宇宙に成る。

Everyday a line / 2467

「山」
08.12.31-2467

一歩一歩交互に
知り得たものを
如何に確かめ
如何に越えるか。

美とは何だろう？
美を創れるだろうか？

その山も極めて険しい。