2002年4月から始めた「エブリデーライン」
同じサイズの同じ紙。
いったい自分はどこまで旅ができるだろう…
Everyday a line - collection / Taro Tomori
Everyday a line / 4080
「ディスカバー」
13.6.1-4080
自分は何故、画を描かなければならないのか。
例えば突然走り出したり、何気無い道端で道草をする真剣な
眼差しの子供達を見ると、無駄には実は重要なことが含まれ
ていて、そこに幸せに近い、心に結びつく価値があるように
いつも感じる。大人に成るにつれ、それぞれがあらゆる体験や
発見をし、発展させてきたであろう自己の価値観。その価値観
の中にも趣味や遊びに繋がる無駄もあろうが、更に違う他者と
共有しない、隠された無駄が密かに佇んでいると思う。角の
立たない本音すら言いづらい世の中で、理解を求めない確固
たる無駄を引き摺り出そうと、必死に画をもって手を動かす。
理由、それは無駄から何かを学ぶため。
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