2002年4月から始めた「エブリデーライン」
同じサイズの同じ紙。
いったい自分はどこまで旅ができるだろう…
Everyday a line - collection / Taro Tomori
Everyday a line / 4105
「ブリッジ」
13.6.26-4105
真のファンタジーがあり、真の現実があるはずだ。
日々知らず知らず無意識の中でその架け橋を行ったり来たり
している筈だが、与えられたファンタジーに浸り続ける我々
人間には、真の両極に向かう橋を意識して渡るには非常に厄介
であり面倒な事なのだ。その橋たちはいつも同じ所にあるわけ
ではなく、渡ろうとするその都度、探しまわらなければならない。
好奇心と簡単に云えぬ意識がきっと必要だろう。ただ真の現実の
橋は真の常識でもあり、人間にとって、とてもショッキングな
ことが待ち構えている。渡るには戻ってこれない覚悟も必要であろう。
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Everyday a line / 4103
「ウォーキング」
13.6.24-4103
夜道、歩きながらのドローイング。前回は2月の寒い中。
たしか多少お酒が入った帰り道であった。今回は空腹の素面。
昼間よりも木々の緑が鮮やかに目に入り、幾分ゆらゆらとくたびれた
シルエット達を早歩きで後にする。
薄曇りから見え隠れするせめて昨日であってほしかった月明かりを
気にしながら、サインを入れて、0時4分。結局次の日になってしまった。
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