「あのね、知れば知るほど学ぶことは増えるんだよ」
先生からいい話を聞いたんだ、と嬉しそうな娘。
またまた、今日も深いことを言いますね~。どういうことか聞いてみる。
「知」と「無知」。
娘は親指と人差し指をくるんと丸めて、小さい丸をつくる。
「この丸が、知。そしてその周りが、無知ね」
そう言うと今度は丸めた指をすこし広げて、大きな丸をつくった。
「知が大きくなると、無知も増えるでしょ。知れば知る . . . 本文を読む
「ママさ、なかなかほんとの自分をわかってもらえないんだよね」と私。
社長として判断したり、きっぱりモノ言ったり、なんだか目立つ私。それは役割を演じる私でしかないのに。なんだか、どんどんグズグズで根暗な私と表向きの私が乖離していく。その苦しさを娘にぶつけてみた。
すると彼女。
「私もだよ」と、さらり。
彼女は、おとなし子だと周りに思われている。いや、ずっと「優等生でおとなしい」そういうイメージだ。 . . . 本文を読む