ひとつ、終えて

今日、大宮までフルートのレッスンに出かけた。

どう持てばいいのか、どこを押したら「ド」が鳴るのか、そんなこともわからなかった1年半前。音が出なくて、半年ほどは練習する気持ちにもなれず「私には向かないんだ」と勝手にイジけていた。

年明け、フルートをメンテナンスに出す。
同じメーカーの同じ楽器でも音が違うことや、私が使っていた「練習用」の楽器では、高い音が出しにくいことなど、専門家から楽器の話しをあれこれ聞いた。

そうなんだ…。

ただ、この時の私は自分の吹くフルートの音色が気に入らないのを楽器のせいにしたくなかった。練習が足りないんだ、イジけてないで練習しよう！なぜか、そんな気持ちになったのだ。

それからのわたしはすごかった！
毎朝さんぽがてら1時間ほど練習。フルート教室の発表会に出たり、コンサートを聴きに出かけてみたり。なんと、楽器を購入するまでの変貌ぶり。

そうして今日、最後のレッスンに出かけた。
ここ半年ほどは、オンラインでのレッスンがほとんど。先生の「音」を聴くこともできず「表現」に生き詰まっていた。

「付点音符の部分、2種類吹いてみますね。この曲だったらどちらがいいと思う？」その違いは明らか。先生と向き合ってのレッスンは、目からウロコ。私は、ダメな方の吹き方をしていた。

と、まあ。
音も出せなかった私が、ここまで来られたのは先生のおかげです♪心から感謝！いつか、フルートの楽しさを教えてくれた先生に、成長した私の演奏を聴いてもらいたいな。まだまだ、諦めません！

【メイン写真】
日課となったフルートの練習にて

【リンク先】
藍染め暮らし
有限会社E-スタヂオ