お墓掃除と人のご縁

「よし！行こう。」
忙しいのはやまやま。だけれども今日の時間を特別に使おう、と思った。11月中旬まで続く週末のイベント。決算関係の雑務。業者登録の書類作成や日々の仕事などなど。相変わらずタスクは山のようにある。時間に余裕などない。

今日、予定されていた研修講師の仕事がなくなった。昨晩からインターネットにつながらなくなったパソコンを見つめつつ、解決せねば仕事にならない！と駆けずり回ることを覚悟して迎えた朝。復旧作業をあれこれ試みながら、別のパソコンを使ってとり急ぎの仕事を終える。8時半過ぎ、要（かなめ）のパソコンがインターネットにつながった。いつも通り仕事ができる！

そこで私、思ったの。
「いや待てよ。今日、この時間はいただいた時間。仕事はこれからも次から次へと湧いてくるだろう。もともとなかったはずの一日。気になっていたことをやろう。」

そうして私が出かけた先は、お盆にもお彼岸にも帰ることができなかった田舎のお墓。大宮から10時半の特急電車に乗り1時間半。お昼過ぎにはお墓掃除をしていました。さらに電車とバスを乗り継ぎ、2011年に亡くなった義兄のところにお線香をあげに。どちらも1時間に1本も電車がない、バスがない、という田舎。何とか周れました。

それでも18時には大宮到着。本日と明日に向けて、仕事は行きと帰りの電車の中で終えました。大宮は本当に便利！なによりこんな私の仕事が進むのは、一緒に動いてくださっている皆さんのおかげ。心から感謝です。

今日の田舎行き。
数年前の群馬での田舎暮らし、その毎日を思い出した。原点に返った感じ。
お墓掃除をしながらご先祖さまとおしゃべりし、義兄のお仏壇の前でこれまでの感謝を伝えた。ちょっとお疲れ気味＆へこたれ気味だった私、なのに「毎日楽しいです。たくさんの方々と出会い関われることが本当に嬉しい。これからもがんばります。見守っていてください♪」と決意（？）を述べていました。

良い、充電ができました！

帰ると、娘からのメール。
何と、中国の上海で吾妻（群馬県吾妻郡）出身のお友達ができたとか。私は今日「群馬県吾妻郡中之条町」にお墓掃除に行ってきたのですよ。いやー、世界は狭いですね～。

【写真】
群馬での田舎暮らしの時の景色。娘はここを走り回って（時に田んぼにはまり…）育ったのです。私もまた、この景色こそ私の居場所。それは今でも変わりません。やはり、こうしてあることに感謝です。

有限会社E-スタヂオ
まめぼん亭