埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

キャリアについて考える

2021-05-30 10:40:58 | ライフ&ワーク
20代前半で心理学、40歳の時にキャリアカウンセリングの勉強をした。そして今、50歳を過ぎて「キャリア」について学びなおしている。

「満足に働き、人が幸せに一生を終えるためには」
私が「人の心」について学ぶ理由はいつもそこにあった。

そもそも人生とは、キャリアとは。

人生は「与えられた時間」であり、キャリアとは「自ら選択し創り上げる軌跡」だと定義されている(CPS-J解説より)。私はどんなキャリアをこれまで創り上げてきただろう。振り返ってみた。

職業選択の傾向を分析する理論に、心理学者ホランドの「ホランドの六角形」がある。突出した個人のタイプを探り、その人の興味・能力・価値観を満たそうとする活動を具体化するもの。

13年前の検査結果を引っ張り出した。
「興味検査」と「能力自己評価検査」の二つから、特有のタイプを探るアセスメントツールにより導き出されたその結果は、確かに「あの時の私はそうだった」と納得できるもの。ん?待てよ、今の私は違うのか???

疑問を持った60歳に向かう私は、すぐに検査を実施(笑)
その結果が面白かった!

「興味」はステージ(環境)により変わるのだ!
40歳の頃の私は「社会的」「企業的」なタイプ。つまり、ルールや組織の中で人をひっぱり、社会のためにできることをしたい、と思っていた。確かに。経営者として地域のためにできることをしたい!と走り回っていたなぁー。

ところが、今の私は「芸術的」「社会的」「慣習的」なタイプに変わっていた。コツコツと丁寧で根気のいる手法で、社会にとって有益なことをクリエイティブに創造(表現)したい、ようだ。組織で成功するということにはもう興味がないらしい(笑)いいのか、社長!!!

さらに、「能力」は経験により伸びている!
能力があると思う仕事を積み上げた経験は、さらにその力を伸ばし、強固な自信へと成長していくらしい。ほほーー、なるほど。

自己分析をしながら、ふと思った。

学生と、経験を積んだ人たちへのキャリア支援は違うね。
若い人には「好きな仕事を見つけよう」などと言わず、「面白い仕事(興味)は、やってみないとわからないから難しいことはおいといて、先ずはやってみれば」と言ったほうがよくないか?それが実践できる社会環境が必要だ。

一方、50歳を過ぎた私のような対象者には、丁寧に経験を洗い出し「キャリアターゲット」(経験や能力から見出す職業における1~2年先の現実的な目標)について考えるきっかけを与えたほうが良い。

「第2の人生」とか言って、これまで「興味」があったがやったこともない、そんな仕事や暮らし方に退職金をつぎ込むのは賛成しないな。

人生は、まだまだこれから。
キャリアとは「自ら選択し創り上げる軌跡」なのだから、過去と未来をしっかりつなげて自分の人生を最高のものに創り上げていきたいと思った。

【メイン写真】
Career Planning Survey-Japanese Version

【リンク先】
藍染め暮らし
有限会社E-スタヂオ

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