埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

忘れない恨み

2007-02-03 10:32:48 | ライフ&ワーク
「自分がほんとに困った時に、無視されたこと、それどころか、追い討ちをかけるような仕打ちをされたことは一生忘れないんだからね」と娘に言ってみた。「その後であなたがママにどんなに良いことをしてくれたって、困っているときに助けてもらえなかった恨みは絶対に忘れないんだから。」

「うるさいなー。今手伝おうと思ってたのに!もうやらない!」
娘はほっぺを膨らませて、ソファに寝そべった。
「ぜーッたいに、何にもやらないんだから!」
「いいよ。ママは、この恨みを一生忘れないからっ!」
「うぅ~、悔しい。ほんとに、ぜったい、手伝わないっ!」
「困った人を、放っておくなんてサイテーだね」
「くぅー、くやしい~!」

娘と大ゲンカ。
何のことはない。「ごはんを運んで」って言っているのに、ノロノロしてなかなか動かない娘に激怒。それどころか、「明日着るものがない」とか言うから、洗濯機のない我が家で、夜、慌てて「フミセン」だよー。私は、右手を負傷中。まだ、包帯が取れないので毎日消毒をするために、病院通い。随分と回復したけれど、それでも不自由なのだ。その手を濡らさないよう手袋をはめて、洗濯さ~。

家族ってのは、困ったときに助けあうんじゃないの?

昔のことを思い出す。
そうだ。私が離婚をしようかどうしようかと迷っていた時のこと。あれこれ「理由」を考えた。その中で鮮明に浮かび上がった光景がある。インフルエンザにかかり高熱にうなされ、頭がガンガンときしむように痛くて寝込む私。その隣の部屋で夜遅くまでテレビを見ていた夫。「テレビの音がうるさい」と言ってみたが、消してくれなかった。この光景が昨日のことのように思い出された。彼は私のために「おかゆ」を作ってくれたんだよ。
それでもおかゆを作ってもらったことより、頭痛いのにテレビを消してくれなかったことの方が心に残っていた。で、結局別れちゃったなー。困ったときに救われなかった思い出は、強烈に心に残るもんだ。

困っている人には、優しくしよう。
それができないならば、中途半端に近づかないに限る。

【今日の名言】
『天体の運動はいくらでも計算できるが、人の気持ちはとても計算できない。』
 ニュートン

【写真】浦和駅「京浜東北線」の新しいホーム。
乗り換え時に記念に写真を撮ってみました。なんだか新鮮な感じ~。

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