埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

IT関連事業者が会社を大きくする方法

2006-02-07 00:03:16 | ライフ&ワーク
先日、IT関連の事業を営む友人と3人で食事。彼らとの付き合いはかれこれ10年以上になる。はやいね~、時間が経つのは。コツコツと彼も私もまじめに「情報畑」で仕事をしてきた。けれど10年近くがんばっても会社は小さいまま。「真面目に仕事をしていても会社は大きくならないんだよなー」と、それこそ変わらずに真面目に会社を続けて今、安定経営をしている友人の社長が笑って言う。

確かにそうだ。必要とされているからと自分の技術を売り物に職人的に事業を起こしたIT関連事業者。そういう多くの真面目なIT関連職人たちは、そこそこの売上を上げながら自分にできる範囲で小さい会社を経営しているのが現状だ。仕事は来るので営業もしていない。ライブドア事件から、IT関連の仕事をする人たちがみんなうさんくさい事業者のように言われるのはちょっと残念。そういう職人的事業者がいたからこそ、日本は世界でも有数のブロードバンド大国となったのだし、驚くほどのスピードで情報化が進んだのだもの。まあ、影の部分はおいといてね。

そんな友人らとIT事業の経営の話しに。

「IT関連事業者が会社を大きくするにはライブドアや三木谷さんとこみたいにM&Aしかないでしょ。会社を買収して大きく見せてさ、より多くの資本を集める。そのお金を元手に事業を展開する。悔しいけど、小さなところは大手企業と同じ土俵に立つこともできない。いつまでも下請けだよな。」
「ほんとだね。自分の名前が残らない大きな仕事、みんな結構こなしてるよねー。なんだよあの仕事、わたしがやったんじゃん~、みたいな仕事をね。」
「だからそれに挑むには「資本」を集めてスケールを大きくして自立することも必要と考えたんじゃない?けど、会社はどんどん大きくなるけど純利益が数パーセントしかないという会社は結構あるよね。まあ「これから」?!」

「へえ、そうなんだ~!ねね、IT企業というとライブドアさんとか楽天さんとかをイメージするじゃない。あの人たちはさ、いったい何屋さん?」
「・・・?」
「何でそんなに資本が必要なのよー?」
「会社を大きく見せるため。」
「えー、事業にお金がかかるからじゃないの?」
「確かにお金もかかるよね。ショッピングサイトの運営とかにかかるサーバ関連、システムの維持関連、開発関連etc・・・、結構かかるんじゃない。」
「会社を大きく見せて資本を募り、仕事を募る。お金を回す。うーん、分からなくはない。確かにIT関連業界はスピードが速いから結果を見ずに先に先に走らないといけない業界だわね。それにはお金は必要だわ。タフな人も必要だわ。ずーっとチャレンジし続けてるって感じだモンね。けど、やっぱりなんか違わない? で、話し変わるけど、あなたはさ会社大きくしたいの?」

「自分が続けてきた実業をきちんとまわすためには、ある程度のスケールが必要だと思うよ。」

じゃ、やろうか。
ということで、私たちIT系職人がちょいとおもしろい動きを始めたの。マジですごい人ばかり。ばか真面目なIT職人チーム、手を組んでプロジェクト始動です。多分1年後にはすごいことになってると思う。私たちが情報時代の真面目な新しい会社のあり方を見せましょう!(←大ボラになる可能性 現在47%) そうそう各政党の皆さま。これが仮に成功しても私は政治の世界には入りませんから。選挙に借り出さないでくださいー。(←誰が声かけるって、え?)
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