埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

毎日の貯金

2019-07-08 05:56:31 | ライフ&ワーク
働き者の娘に「がんばっているね!」とメッセージを送ったら「その割にお金がたまらない」と返ってきた。確かに。大人になった娘、暮らしの経費も自分もち。

「毎日、大変」という。
何が?と聞いてみたら、仕事から疲れて帰ってきても、ご飯を作らないといけないからだ、と。なるほど、大人になっていく。

毎日のがんばり、それは貯金と同じ。
コツコツがんばっているのは、自分の力の残高を増やすため。経験や、人とのつながりや、信頼や感動や。そうして心が大きく成長し、できることが増えていくのだと思う。

親が、子どもに普段どんな声かけをするか、はとても重要。
私はずっと、「普段」の親の声かけは、子どもを社会に送り出す、準備だと思ってきた。

子どもを社会に送り出す、つまり子どもを社会人にするということ。社会人とは、自立した生活をし、社会と関わり続ける人。自立した生活とは、経済的にも精神的にも、社会生活においても、自らの意志で決断し、責任を持ち、行動すること。学歴とか、偏差値とか、「いい会社」とかは関係ない。

ただ、その人(子)の希望する「社会人の姿」から、学歴や知識、技術、経験が必要となる。また、今の時代「社会」の捉え方も、広い。その子に、自分の意志や考えや夢はあるのか、そして、それを「自分のこと」としてとらえて、生きられるか。「○○のせい」などという大人にはしたくない。

そのために。常に「あなたはどうしたいの?」と問うてきた。その回答を待って、それを実現するにはどうしたらよいかをサポートしてきたつもり。指導や評価ではない。聞いて、励まして。時には、行動のサポートをした。かなり、面倒な親だ。

子どもはすっかり大人になってしまってたけれど、これからもそうあり続けよう。
娘へ。面倒な親ですが、これからもよろしくね~♪

【メイン写真】
娘と歩いた尾瀬ヶ原。何度も後ろを振り向いて「だいじょうぶ」と声をかけてくれた。嬉しような、そうでないような…。

【リンク先】
藍染めくらし
有限会社E-スタヂオ

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