昨年は本当にお金を使った1年だった。確定申告を終えて愕然。離婚に引越しに事務所を開設しての法人化。どれもこれもとてもお金がかかった。個人事業主としての最後の確定申告。自分の給与=利益。経費を引いたら散々だった。その数字を見て、この半年、よく暮らしてきたなーと驚く。
もし離婚をしていなければ。
埼玉から田舎への引越しをしていなければ、などと思わないでもないが、・・・思わない!(どう考えても思えない)もうあのタイミングでしか私は動けなかったのだから、自分の全ての選択を信じる。しかし、誤算があったのかなー。
私は社会をもっと信用していた!児童扶養手当ももらえないなんて。
私には、児童扶養手当の受給資格がない。16年度の所得が基準を満たさないからだ。つまり、17年は法人化に向けた動きをあれこれしたために事業にお金がかかり、ほとんど無給状態であったにもかかわらず、その前の年の所得が支給金額の上限を若干超えていたので私には児童扶養手当の受給資格がない。そういう制度ですから、という答え。あー、もっとちゃんと調べとけばよかった。
会社の事業と自分の生活。
自分が選んだ「離婚」「引越し」が、会社の事業を引っ張るようなことがないようにしたいと思ったので、何か良い方法はないかと役場に相談に行った。17年度の所得証明を使った児童扶養手当の申請は18年7月からで手当の支給は18年の12月、という話。やっと半年何とかして来たのに、あと半年以上、どう生きろって?ハハハ、笑える。では、「生活資金の借り入れ」というのはないのかと尋ねてみる。すると、社会福祉協議会の担当者から電話を入れさせます、との答え。結局、社会福祉協議会は保健福祉事務所というところに私の案件を回して「連絡を取ったからそちらに行け」という。行ってみたものの「借入金を会社の事業資金や借金の返済に回すのでは」と言われて「申請しても審査があり、また、支給は2ヶ月に1回だから支給にも時間がかかる」という。
フフフ。
もう、笑うしかない。
小回りのきかない制度や財団なんかつぶしちゃえ。
自分のこともさることながら、社会に対する怒りみたいなものがこみ上げてきた。私は何としてでも生きていく。いろいろな人に迷惑をかけながらもこのまま事業を続け、自力で暮らしていくだろう。そういうことには慣れてるし。こうして費やした時間は4時間。『働く女性たちへ 子連れの離婚は計画的に』という本の1冊も書かなきゃ、全くの無駄遣いだ。もととってやる~、とも思ってる。でも、私みたいな人ばかりじゃないでしょ~。ほんと、事業と暮らしに2年も悩み苦しんだら死んだほうがまし、なんて思う人もいるぜー。
さて、私が腹立たしいのは、対応のハギレの悪さ。
相談者は本当に困っている。それを、優しく包み込むように話されれば話されるほどバカにされているようで、自分が「すごーいかわいそうな人」になっていく。現実感がない。私は「事業を進めながら、事業が安定するまでの自分の暮らしをどうにかする方法はないか」とアドバイスを求めているだけなのに。人生相談をしてんじゃない!励ますな!
もうひとつには、社会制度。
ひとり親家庭の支援制度、大丈夫?!多様化する今の働き方や暮らし方からあまりにもかけ離れているものだと実感しちゃったけど。自分で働き、子どもを育てるのよ!と自立しようとがんばる女性ほど離婚の時期を誤ると経済的には大変だよ。私の例だと、所得証明書がネックになっている。支給対象額の上限以上の所得がある場合、最長2年間児童扶養手当は受けられないということになる。離婚後、所得が激減しても手当ては受けられない。自営業はさらに大変。「じゃあ、自営の会社をたたんで私がパートに出れば通るんですか」そんな質問をしちゃったよ。何が少子化対策だよ~。女性の起業支援だよ~。
家族との問題、子育ての問題、女性が一生続けられる仕事を持ちたいと思うこと、いろいろな問題に立ち向かって夢を追い実現しようと努力をしたら、私のような大きな経済的リスクを抱えることになりかねないんだと。
と、自分の立場を忘れて(いえいえ忘れてません!)「現場」の声をお伝えしました。
これからの社会にとって必要な誰もが安心して子どもを生み育てられる社会を作るための少子化対策、女性が起業した後、事業をきちんと継続できるような視点を持った女性の起業支援、そういうものが必要なんじゃないでしょうか。
【写真】カニ。私の大事な友人のひとりが旅行のついでにわざわざ新潟から直送してくれました。私を生かしてくれているのは、友人です。みんなー、ありがとう!
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もし離婚をしていなければ。
埼玉から田舎への引越しをしていなければ、などと思わないでもないが、・・・思わない!(どう考えても思えない)もうあのタイミングでしか私は動けなかったのだから、自分の全ての選択を信じる。しかし、誤算があったのかなー。
私は社会をもっと信用していた!児童扶養手当ももらえないなんて。
私には、児童扶養手当の受給資格がない。16年度の所得が基準を満たさないからだ。つまり、17年は法人化に向けた動きをあれこれしたために事業にお金がかかり、ほとんど無給状態であったにもかかわらず、その前の年の所得が支給金額の上限を若干超えていたので私には児童扶養手当の受給資格がない。そういう制度ですから、という答え。あー、もっとちゃんと調べとけばよかった。
会社の事業と自分の生活。
自分が選んだ「離婚」「引越し」が、会社の事業を引っ張るようなことがないようにしたいと思ったので、何か良い方法はないかと役場に相談に行った。17年度の所得証明を使った児童扶養手当の申請は18年7月からで手当の支給は18年の12月、という話。やっと半年何とかして来たのに、あと半年以上、どう生きろって?ハハハ、笑える。では、「生活資金の借り入れ」というのはないのかと尋ねてみる。すると、社会福祉協議会の担当者から電話を入れさせます、との答え。結局、社会福祉協議会は保健福祉事務所というところに私の案件を回して「連絡を取ったからそちらに行け」という。行ってみたものの「借入金を会社の事業資金や借金の返済に回すのでは」と言われて「申請しても審査があり、また、支給は2ヶ月に1回だから支給にも時間がかかる」という。
フフフ。
もう、笑うしかない。
小回りのきかない制度や財団なんかつぶしちゃえ。
自分のこともさることながら、社会に対する怒りみたいなものがこみ上げてきた。私は何としてでも生きていく。いろいろな人に迷惑をかけながらもこのまま事業を続け、自力で暮らしていくだろう。そういうことには慣れてるし。こうして費やした時間は4時間。『働く女性たちへ 子連れの離婚は計画的に』という本の1冊も書かなきゃ、全くの無駄遣いだ。もととってやる~、とも思ってる。でも、私みたいな人ばかりじゃないでしょ~。ほんと、事業と暮らしに2年も悩み苦しんだら死んだほうがまし、なんて思う人もいるぜー。
さて、私が腹立たしいのは、対応のハギレの悪さ。
相談者は本当に困っている。それを、優しく包み込むように話されれば話されるほどバカにされているようで、自分が「すごーいかわいそうな人」になっていく。現実感がない。私は「事業を進めながら、事業が安定するまでの自分の暮らしをどうにかする方法はないか」とアドバイスを求めているだけなのに。人生相談をしてんじゃない!励ますな!
もうひとつには、社会制度。
ひとり親家庭の支援制度、大丈夫?!多様化する今の働き方や暮らし方からあまりにもかけ離れているものだと実感しちゃったけど。自分で働き、子どもを育てるのよ!と自立しようとがんばる女性ほど離婚の時期を誤ると経済的には大変だよ。私の例だと、所得証明書がネックになっている。支給対象額の上限以上の所得がある場合、最長2年間児童扶養手当は受けられないということになる。離婚後、所得が激減しても手当ては受けられない。自営業はさらに大変。「じゃあ、自営の会社をたたんで私がパートに出れば通るんですか」そんな質問をしちゃったよ。何が少子化対策だよ~。女性の起業支援だよ~。
家族との問題、子育ての問題、女性が一生続けられる仕事を持ちたいと思うこと、いろいろな問題に立ち向かって夢を追い実現しようと努力をしたら、私のような大きな経済的リスクを抱えることになりかねないんだと。
と、自分の立場を忘れて(いえいえ忘れてません!)「現場」の声をお伝えしました。
これからの社会にとって必要な誰もが安心して子どもを生み育てられる社会を作るための少子化対策、女性が起業した後、事業をきちんと継続できるような視点を持った女性の起業支援、そういうものが必要なんじゃないでしょうか。
【写真】カニ。私の大事な友人のひとりが旅行のついでにわざわざ新潟から直送してくれました。私を生かしてくれているのは、友人です。みんなー、ありがとう!
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がんばれ、とんさん。
いつか<゜)))彡送ってあ・げ・る。
送ってあ・げ・る・よ。
なるようにはなるんだから、がんばって生きよう!本当にありがとです。
mixiの子育てコミュニティなど、意見交換できる場を探していたのですが少々期待外れでした。
でも、とんさんのブログには
体が震えるほど共感しちゃいました。
私も3年前から独立して広告制作をしています。
5歳と4歳の娘2人をもつ「おかあちゃん」です。
離婚はしていませんが
主人の両親と同居しているのにもかかわらず
子供を一切見てもらえない環境にいて
毎日不規則な生活を子供に強いてしまっている自分を責めたり
子供を抱えながら仕事をする環境の悪さに
いきどおりを感じている一人です。
突然、長々とすいません。
また覗きに来てもいいでしょうか?
がんばって下さい!