埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

「SDGs」私にできる持続可能な暮らし方[その1]

2019-09-06 17:02:57 | ライフ&ワーク
打ち合わせ中に「SDGs」や「Society5.0」という言葉を聞くようになった。すごいじゃん、と思う一方、遅れてない?と思ったりもする。

2015年9月の国連サミットで採択された「SDGs」。それから4年も経っている。17のゴール169のターゲットから構成されるこの国際目標は、2030年までに達成するもの。おいおい、あと10年しかないぞー。

2018年7月に、Bertelsmann Stiftung(ベルテルスマン財団)とSDSN(持続可能な開発ソリューション・ネットワーク)から発表されたSDGs達成ランキングによると、日本は156カ国中15位とのこと。いいじゃん!と思ってはあかん。

達成されていると評価されたのは、「目標4:質の高い教育をみんなに」のひとつのみ。その他は、未達成とされている。特に「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」「目標12: つくる責任つかう責任」「目標13: 気候変動に具体的な対策を」「目標14: 海の豊かさを守ろう」「目標17: パートナーシップで目標を達成しよう」の5つに関しては、4段階の評価でもっとも低い達成度だとか。

「文化」で片づけて良いものかどうか。

さらに「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っているSDGs。つまり「私の問題」ということ。皆さーん、だいじょぶですかー。人ごとじゃないですよー。

そんな私の暮らし方を17の開発目標に当てはめてみた。

◆◇◆ 私の、SDGs[目標:1~3]

[目標1]貧困をなくす
「いかなるところでも全ての形態の貧困を終わらせる

「全ての形態の貧困」という言葉は重いなー。仕事がら今の子どもたちをみていると「貧しい」子どもが増えた気がする。夜遅くまで塾に行き、ゲームで気分転換し…。親に抱きしめられていない。自己肯定感は低い。その毎日の繰り返しで「人」が育つだろうか。「貧しさ」が、働かない大人につながり、福祉的予算を圧迫していないか。

豊かさとは、お金ではない。私は、お金や学歴ではない豊かさを認め、実践してきたつもり。ちなみにわが娘は、じっくり話を聞き、たっぷり抱きしめるために塾に行かせなかった。志望校に合格し、成人したぞ。

[目標2]飢餓をゼロに
「飢餓を終わらせ、食料安全保障と栄養改善を達成し、 持続可能な農業を推進する」

日本にも飢餓はある。私も12歳の頃、食べることができず煮干しをかじって生き延びた経験あり。目に見えない「飢餓」にどう目を向けるか。本当に貧しくお腹を空かせている子どもは「子ども食堂」とかに来ないですよ。お金に苦労していない役人や政治家にはわからないだろうな。運営している方々も余裕がありそうだし。私は、そういう子どもに気がつける大人でありたい。

そして、持続可能な農業を行う生産者から、買います。

[目標3]人々に保健と福祉を
「健康な生活を保証し、全ての年齢層の全ての人々の良い暮らしを推進する」

「福祉」が「特定の人たちに対する」サービスになってはいけない、それは言い続けよう。年金制度も生活保護制度も崩壊していると私は思うよ。過去じゃなく、未来を見て、ちゃんと考えよう。

私が個人として、人や社会に対してやっていること。
小さいことだけど、人のはなしを聞く(とくに老人)。タバコを吸わない。(免許はあるが)車を運転しない。食生活や運動、さらには働き方に気を付ける。ストレス解消法をみつけて実践する。などなど~。

「SDGs」が企業の評価(CSRで評価されるので!なんて理由で)にとどまらないならないことを期待しています。それには、私たち生活者「一人ひとり」の「目」が必要なのだと思うのです。

批判ではなく、「私はこうしてる」の認め合いができるといいですね~♪

【メイン写真】
SDGs 17の達成目標(外務省ホームページより)
https://www.unic.or.jp/files/sdg_logo_ja_2.pdf

【リンク先】
藍染めくらし
有限会社E-スタヂオ

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