THE 家庭訪問日

今日、我が家に娘の担任の先生がいらっしゃる。「家庭訪問」だ。家庭訪問は、さいたまの学校にはなかったので、親としては初めての経験。そりゃもう、朝から大掃除。6時過ぎにはゴミを出しに行き、娘を学校へ送り出しながら早々に掃除を開始。気がついたら、9時45分。ふぅー。なんだかすっごく家がきれいになったよ～。

10時には仕事を始めたかったので、がんばる、がんばる。
がんばって掃除をしながら、今日はご近所の皆さんからいろいろといただきものが。まず、アルミ缶を出しに行って戻った私、お隣さんからイチゴをいただく。奥さんの実家がイチゴ農家なのだそうだ。で、取れたてイチゴをたくさん！

さらに、娘がいつも自分の家のように遠慮なくお邪魔している姪っ子のおばあちゃん。「チンゲンサイ、食べるかい？」と聞かれて、「食べる！食べる～!いいんですかー」と遠慮のない私。チンゲンサイ、小松菜、お花、家庭訪問で先生に出すお茶菓子、お菓子を包む半紙までいただく。さらにはお客様用のお茶碗をお借りして帰宅。おかげさまで家庭訪問準備、完了！「地域のやり方」もあれこれ違うので、いろいろと教えてもらった。

掃除機をかける背中に「ピンポ～ン」。
クロネコヤマトさんだ。
お友達が埼玉の事務所に送ってくださった「本マグロ入りネギトロ」が事務所から転送されてきた。「社長、そちらに送りました」と事務所から。やだ～、みんなで分けてくれてよかったのにー。こんな律儀なスタッフと、私たちのためにネギトロを送ってくれた友人に、ありがとー！！と叫ぶ。

掃除が終了し、一息ついたところで電話。
同窓会実施に向けて尽力してくださっている先輩から。
現在の参加状況などなどを聞く。お借りしていた中学時代のアルバムをお返しするために先輩の会社へ。おいしいコーヒーをごちそうになった。忙しいところ、お邪魔しました！

帰宅して、山の作業場で仕事！
家庭訪問の16時半まで集中して作業をする。

16時半、先生がいらっしゃる。
私が最後だったので、予定の倍、40分も話しちゃった。
何の話か？算数の時に「なぜ」を考えた話し、少人数学級の話し、お掃除の話しなどなど。娘の話というよりも、学校全体の子どもたちの話といった感じ。先生が、一人ひとりの子どもたちをお母さんみたいに見守ってくださっていることがよーく分かった。ほっとする。

また、5年生の学校行事の話で盛り上がる。
とにかく、すごいんだ。運動会やマラソン大会、かるた大会など全校の行事のほか、娘らはこんなにあちこちに出かける。子持山登山に、2泊3日の臨海学校、富士重工の工場見学、東京お台場へのバス旅行、朝鮮学校との交流会etc。

公立小学校だから、授業時間は一緒なのに学校によって行事がこんなに違うのよ。もぉーびっくり！それでも、一番のびっくりは先生が楽しそうなこと。ほんと、先生がイキイキしてる感じ。どんどん子どもたちの中に入っていくし、これはすごいね。

そうして最後は先生と野球の話しをし、お見送り。（ちなみに先生は、ジャイアンツファン。なお、息子さんに似てるから楽天の和田投手が好きなんだって！）ところが先生、帰らない！お隣の家へ行き「お母さんもうじき赤ちゃん生まれるね」と3年生のお友達に話しかけていた。娘もそこに加わる。「ほら、これが教科書に出ているサクラソウだよ」と先生。もう近所のおばさん状態。すごいー。

夕方、クロネコヤマトさんに宅急便を出しに行く。
私が簡単に封筒に入れて持参したMOディスク。「袋ありますか？」と聞いたら、応対してくださったお姉さん「それフロッピーですか？」と聞いてくれた。「はい」と私。すると私が伝票を書いている間に、クッション材でくるんと加工し、ビジネス封筒に。完璧！「ありがとう」とお礼を言って「その封筒かわいいですね」と言うと、「必要ですか？」との返事。うなづく私に、ビジネス用に便利な梱包用封筒を数枚くれた。

なんだなんだー。
今日もみなさんにたくさんステキなものをいただいた。
目に見える「もの」もそうだけど、その中にこもった思いやりの気持ち。その、人のこころにありがとう！と何度も言った一日だった。本当に、皆さん、ありがとう！

【写真】家庭訪問準備。イチゴに、お花に、お茶碗に・・・。

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