自由が欲しいと言う娘

昨日のこと。私は仕事のために11時ごろ浦和に出かけた。娘を誘ったけれど「行かない」と言われ、ひとりで出かける。お昼過ぎ、娘から電話。「ママ、何時くらいに帰ってくる予定？」「もう帰ろうかな～」と私。すると娘「6時までは帰ってこないで！」

なに～、そんな寂しいこと言わないで～。
「どうして？」
「だって、ママがいるとうるさいし。お友達と遊びたいから。自由な時間が欲しいもん。」
「ママがいたっていいじゃない」
「だめ。それじゃ自由じゃない」
「じゃ、安全に気をつける。あいさつする。人に迷惑をかけない。やっていいことと悪いことはわかってる？」
「うるさいなー、わかってるよ！」

そうして私は、6時まで家に帰れないことになった。とはいうものの、2時過ぎには帰宅。途中、お友達の家の前でおしゃべりしている娘に会う。「ママ、驚かないでね！家の中、ジャングルだから！」そんな娘の言葉に覚悟を決めて家に入る。確かに、ジャングルだ・・・。

6時過ぎ、夕飯を食べながら娘とおしゃべり。
「で、自由な時間、どこ行ってたの？」と私。
「ふれふく（さいたま市ふれあい福祉センター）。視覚障害者の人の卓球大会をやっていたから、手伝ってた。」
「へぇ。あんたたち偉いねえ。手伝いを頼まれたの？」
「違うよ。面白かったから、自分たちで玉拾いした。ピンポン玉みたいなのに鈴が入ってるんだよ。音を聞いて打つんだ。」

それから、私はしばらく卓球大会の話と、サイクリングをした話しを聞いた。彼女の話を聞きながら、涼しい遊び場所が「図書館」、「ふれあい福祉センター」、「埼玉県立歴史と民族の博物館」、「ステラタウン」だという娘の環境はなかなか良いぞ！と思う。そして何より「自由」な時間に選んだ「遊び」に感心した。

そのまま素直に、のびのびと育ってちょうだい！

【今日の名言】
『楽しみのないことから　ためになることはおこらない』
　シェークスピア

【写真】大の字。
1年前の娘。この子、今はもっとすごい大の字で寝てます。ほんとに自由にのびのびと育っています。

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