埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

ぼくを、まってて

2005-06-20 10:49:08 | ライフ&ワーク
友人と待ち合わせ。駅で彼女を待っている時に見かけた光景。お母さんが男の子に言う。「もう、遅いんだから。早く歩きなさい」「歩いてるもん」「のろのろしてるでしょ。早く、ちゃんとついてきなさいよ」男の子、通路に座り込み、泣き出した。

お母さん、「もう、何やってるのよ。早く立って!」と、さらに怒る。「泣いてるならおいていくからね!」そう言うと、本当においていった。そこに、お父さん。大きなキャスターつきのかばんを引きずりながら、やってきた。「おい、どうしたんだ」。子どもは「だってー」といって泣いている。「だってじゃわからないだろ。立って歩きなさい」男の子の顔を見ながら言った。それでも彼は泣き止まない。「泣いてるなら置いてくぞ」そう言ってお父さんも行ってしまった。

うわー、孤独だな、と思った。
しばらく、黙っていた男の子。「お父さん、僕を、待っていてよ」そう言って走り出した。たったの1分程度の、よくある出来事なのに心が痛かったなー。「何も言わずに、子どもを、ただ待つ」そういう時間がいかに大事かを思い知らされたようで。
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1 コメント

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自分だったら (mint)
2005-06-20 23:02:31
この光景って、傍から見ると切ないですよね。

でも、自分が親の立場だったら、言っちゃうのかも。



いや、毎朝言っている。

「早く起きなさい!早く食べなさい!早く支度して行きなさい!」

このblogで反省した。



でも、多分明日の朝も同じ光景になってしまう気がする・・・。
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