埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

娘の涙

2012-11-19 11:58:55 | ライフ&ワーク
11月16日(金)のこと。
私は研修講師の仕事で浦和に。この日の13時から、娘の琴の発表会が浦和の埼玉会館で行われていた。急いでお昼を食べて会場へ走る。ちょうど娘の演奏が始まるところだった 。

演奏を聴き、また仕事へ戻った。
その日は、お招きいただいたパーティーへの参加、その後、5年ぶりにお会いした方々との懇親の会などを終え、帰宅は12時前。娘はすでに寝ていた。

仕事の予定は入っていたものの、少しゆっくりできる土曜日の朝。
朝ごはんを食べながら、いつものように娘とおしゃべり。昨日の琴の大会の話しになる。
「思ったより上手だったよ」と私。
「そう?」
「琴ってのは微妙な音だね~」と私。

しばらく沈黙してから、「いっぱい間違えちゃった」と娘。
「最近、泣き虫になった」と言うと、ポロポロ泣き出した。小さな頃からあまり泣いたことのない娘。泣く時はだいたい悔しい時だけれど、それでも滅多に泣かない子。その娘が、ポロポロ泣いている。

よっぽど悔しかったのだろう。
3人しかいない部活。目立つことが嫌いな娘が部長を引き受け、他の友人と共に一生懸命練習をしてきた。その成果を発表する場で、自分がたくさん失敗をしてしまったのだそうだ。

みんなに申し訳ない。
一緒に頑張ってきた仲間、親身になって教えてくださった先生方、応援して下さった先輩方に申し訳ない、自分が悔しくて涙が出た。どうやら昨日も友だちと別れた後、一人で泣きながら帰ってきたみたい。

そんな娘を見ていたら私も、ポロポロ。
「悔しいね。だけどママは嬉しいよ。人の気持ちを考えたり、人に感謝できる人に育ったあなたは素晴らしいね。この悔しさ、忘れずに次、がんばろうね。そんなこともあるさ!」
「え、そんなコト(琴)?やだー、おやじギャグ?!」
良くわからない展開で大笑い。

こんな風に、毎日毎日少しづつ、娘が育っていきます。
皆さま、ありがとうございます。

【今日の名言】
『傷ついたのは、生きたからである。.』
 高見順

【写真】
大宮氷川神社の参道にて。

とんさんのTwitterサイト
有限会社E-スタヂオ

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