埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

明日は思うように来るか

2006-05-20 22:23:21 | ライフ&ワーク
「明日」のことを考えて不安になることはないか。それって、心の奥底で「明日」は自分の思うようにやってくると思っている自分がいるからだ。おととい娘が、こんなことを言った。「明日の学校嫌だなー。交通安全教室があるんだもん。自転車に乗れないのにヘルメットかぶって乗せられる~」。彼女は不安そうな顔で、寝る時間まで明日のことを心配していた。けれど、翌朝、目覚めて笑う。「雨だ!」。

若い頃(といっても、今だって十分若いけれど!)、私にも明日のことを考えて眠れないことがあった。その不安に押しつぶされそうになって、胸の奥の辺りがキリキリした。いや、不安に押しつぶされて病気にもなった。自分の力のなさやら、説明のできない不運やらを嘆いて、自分なんて生きていたって仕方ない、と自分自身を追い詰めてしまった。

でも、いつの時も、「明日」は自分が思うような日にはならなかった。良くも悪くも、迎えた明日は不安を抱く自分の想像をはるかに超えていて、想像すらできなかったほどの大変な事態になってみたり、心配していたことなどまったく起こらずにすんなりと過ぎて行ったりした。

それから時間が経って、私は少し大人になった。
明日におびえる時間があったら、今をきちんと生きようと思う。
今を生きる力がない時は、考えないで寝ちゃう。
体が丈夫なら明日は来る。自分の人生をかけて私を殺しに来る人も、滅多にいない。明日が来るのなら、最善の努力をする。努力をしたってできないこともたくさんあるさ。それをののしられたり、非難されたりするのなら、笑って、それらを受け止めて生きていこう。

10代の頃「朝のあいさつ」という詩と出会った。
詩を正確には覚えていない。けれど、今でも心の奥で私を励ましてくれている詩だ。そう、明日ってものは漠然とした不安の中でやって来るのではなく、明日は今日の自分が作るのだ。今日の言葉は、この詩にしようっと!(詩の本文は記憶をたどり、私が書き起こしたもの)

【今日の言葉】
『昨日は夢に過ぎず
 明日はまぼろしに過ぎない
 けれど、よく生きた今日は
 昨日を幸福な夢とし 明日を希望のまぼろしとする
 だから友よ 今日を精一杯生きよう!
 これが私の 朝のあいさつです』  作者:不詳

【写真】変身の図。

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