とある公立学校の校長先生からお電話をいただく。
「“さいたま”あんとれすくーるのようなビジネス体験プログラムを実施したい」というもの。“さいたま”あんとれすくーるとは、小・中学生を対象に会社設立から、商品の企画・仕入れ・販売・決算まで行う、実践的なビジネス体験プログラムで、さいたま市が18年も続けている。
活動を通し 「チームで働く力」「考え抜く力」「前に踏み出す力」などの社会人基礎力と、「起業家精神(アントレプレナーシップ)」を育む。
私はその学習プログラムの開発・運営者で、地域と連携したビジネス体験プログラムを15年実践してきた。これまで様々な学校で、多くの子どもたちや先生方と出会った。公募型(主に夏休みに学校も年齢も違う子どもたちが集まり会社をつくる)のプログラムでは、もう30歳を迎えようとしている卒業生がいる。
この体験プログラムは、理不尽だ。思い通りにはいかない。
がんばったから成功するわけではない。社会の厳しさや優しさ、独りよがりのむなしさ、仲間のありがたさ、悔しさ、苦しみ、情けなさ、感謝と喜びと、自信、そういうものに子ども自身が気付く。それを多くの地域の大人が支える。そこから、子どもたちが主体的になり、周り(社会)を意識するようになる。
なんて、素晴らしいプログラムなのだろう!(自画自賛)
なのになーーーーー。
あーーーー”、なのに私は無力だ。
「学校にはお金がないんです」と、先生。
「ボランティアではできないです」と、私。
市の事業として実施していたこれまで。コロナ禍で「イベント」が中止となり、子どもたちの学習機会も奪われた。わが社のプログラムは、予算なしではできないのか。
んーーーーー、悔しい。
私が、これをビジネスになるような形にできなかったからだよな。悔しくて仕方がない。今こそ、あちこちで実施したいプログラムなのになぁ。私こそ、ビジネス体験で学ぶべきだ(笑)
考えろ、考えろ…、私。
社会を支える人材の育成。それがしたかったんでしょ。
【メイン写真】
“さいたま”あんとれすくーる販売活動の様子。なんと13年前、第5期。このままのこの子を思い出す。もう20歳過ぎてますね。どうしているだろう…、会いたいなあ。
【リンク先】
藍染め暮らし
有限会社E-スタヂオ
「“さいたま”あんとれすくーるのようなビジネス体験プログラムを実施したい」というもの。“さいたま”あんとれすくーるとは、小・中学生を対象に会社設立から、商品の企画・仕入れ・販売・決算まで行う、実践的なビジネス体験プログラムで、さいたま市が18年も続けている。
活動を通し 「チームで働く力」「考え抜く力」「前に踏み出す力」などの社会人基礎力と、「起業家精神(アントレプレナーシップ)」を育む。
私はその学習プログラムの開発・運営者で、地域と連携したビジネス体験プログラムを15年実践してきた。これまで様々な学校で、多くの子どもたちや先生方と出会った。公募型(主に夏休みに学校も年齢も違う子どもたちが集まり会社をつくる)のプログラムでは、もう30歳を迎えようとしている卒業生がいる。
この体験プログラムは、理不尽だ。思い通りにはいかない。
がんばったから成功するわけではない。社会の厳しさや優しさ、独りよがりのむなしさ、仲間のありがたさ、悔しさ、苦しみ、情けなさ、感謝と喜びと、自信、そういうものに子ども自身が気付く。それを多くの地域の大人が支える。そこから、子どもたちが主体的になり、周り(社会)を意識するようになる。
なんて、素晴らしいプログラムなのだろう!(自画自賛)
なのになーーーーー。
あーーーー”、なのに私は無力だ。
「学校にはお金がないんです」と、先生。
「ボランティアではできないです」と、私。
市の事業として実施していたこれまで。コロナ禍で「イベント」が中止となり、子どもたちの学習機会も奪われた。わが社のプログラムは、予算なしではできないのか。
んーーーーー、悔しい。
私が、これをビジネスになるような形にできなかったからだよな。悔しくて仕方がない。今こそ、あちこちで実施したいプログラムなのになぁ。私こそ、ビジネス体験で学ぶべきだ(笑)
考えろ、考えろ…、私。
社会を支える人材の育成。それがしたかったんでしょ。
【メイン写真】
“さいたま”あんとれすくーる販売活動の様子。なんと13年前、第5期。このままのこの子を思い出す。もう20歳過ぎてますね。どうしているだろう…、会いたいなあ。
【リンク先】
藍染め暮らし
有限会社E-スタヂオ