埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

社長の仕事ができる幸せ

2011-06-30 09:53:15 | ライフ&ワーク
お掃除のオバサン、それも私の仕事。
スタッフが出社してくる前に、トイレと洗面所をピカピカに磨き、床をフローリングワイパーでくるくるっと拭く。「おはようございます!」とお互いあいさつする時には、仕事を快適に始められるようにと思いながら。こんな時間が持てることを本当に幸せに思う。

さて、今日もそんなこんなでスタート。
月末をこんなに落ち着いた気持ちで迎えられることにも、ただただ感謝。

2006年の6月。私はどん底だった。
苦しくて苦しくて、事業なんかやめてしまおうかと思っていた。

その時書いた「いばらの道」。
http://blog.goo.ne.jp/ton39/e/4b34eafb01b6ffe24b801ccc4986eef2
この時の辛さ、一生忘れずにいよう。
(読み返すだけで、泣けます・・・)

「「仕方ない」のではなく、自分にはその程度の力しかないのだという現実を受け止めて、力がない自分と向き合って苦しまなければならない。目の前の現状を変えることができるのは自分自身のみであることを自覚して、現実を受け止めなければならない。」(2006年6月27日)

じっと自分と向き合った。あまりにも力のない自分を知り、時にはチャレンジする気持ちも失せた。思いが人に伝わらず、信じることを恐ろしく感じたこともあった。がんばってもがんばっても何の結果も出ない、そんな虚しさから喪失感を覚えたこともあった。それでもできることを必死に模索しながら2012年。過ぎてしまえば、あっという間の6年だ。

こんな私でも、個人事業主として事業を始めてからあと数日で11年を終える。そして12年目を迎える今年、一生をかけてやり遂げたい仕事に、いよいよ着手することに決めた。久々の大きな賭けです。

責任を持って「決めること」「実行すること」。それが私の仕事。これから先どんな事があろうとも、覚悟と情熱をもって臨もう。

今、私と一緒に夢を追ってくれる4名の社員がいる。
情熱と実力のある彼らと力を合わせたら、できないことはない。


【今日の名言】
『あまり人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心になすべし。』
 福沢 諭吉

【写真】苦しい時代だったけれど、制作費を捻出。「小判ではなく、花を持たせて」とお願いして益子の作家さんに作っていただいた招き猫。愛称「ねこちゃん」と共に歩んできました。ありがとう。

とんさんのTwitterサイト
有限会社E-スタヂオ
BLOG版-ちょっと得するパソコン講座

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2 コメント

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ねこちゃんをみて・・・ (高橋志摩子)
2011-07-19 00:03:29
久しぶりにとんさんのブログを開くと、あの、ねこちゃんが・・・
大事に飾ってくださっているんですね。
うれしいです。
私の猫ちゃんも元気です。

あのつらそうな時から6年がたつのですね。
私は起業したばかりで、自分のことに精一杯で、とんさんの苦しみをわかってあげることもできず・・・でも、わたしの前を進んでいくあなたが私の目標でした。
6年とは早いものですね。
今では、協力してくれる社員さんもいらして、新しい目標に進んでいらっしゃる!!
やはり、いまでも、あなたは、わたしの目標です。
私は起業して、8年目に入りました。
まだまだ苦しく、こんなことを続けていていいのかしら・・・と、思い悩む毎日です。
でも、やっぱりやめられないんです。
どうにかして、続けようと毎日思いあぐねています。
一度ゆっくりおしゃべりをしたいと思いながら時が流れています。
是非、近いうちに、お時間を作ってくださいね。
返信する
ご無沙汰してすみません! (とん)
2011-09-17 09:03:12
高橋さん、コメントありがとうございました。
バタバタと過ぎる毎日、お電話もいただいていましたのに、ご無沙汰してしまいすみません。

後ほど、お電話します。
ぜひ、近況報告会、いたしましょう。

本当にありがとうございます。
返信する

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