埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

かわいそうな子ども

2008-09-27 23:38:05 | ライフ&ワーク
私は朝から仕事だった。9時前には自宅を出て、終日セミナー。帰宅したのは夕方6時半。そんな土曜日、娘は卒業した小学校の運動会を見に行っていた。

「お弁当、持ってく?」との私の問いかけに
「重いから、いらない」と言ったのはおととい。それが、今朝起きるなり「ママ、おにぎり作って」と言う。慌ててごはんを炊いて、おにぎり作り。「海苔はいらない。梅干いっぱいがいい」との注文どおり、(炊飯器がない我が家。直火のお釜でごはんを炊いて)あら塩と梅干だけでおにぎりをにぎった。

帰宅後。
「運動会、入場行進から見てたの?」と、細かいことから質問。
どうやら、卒業した中学1年生のお友達5人組み、レジャーシートとおにぎりを持って小学校の運動会を最初から最後まで見てきたらしい。そんな彼女たちが、入学時にお世話をした1年生が2年生になっていて、お姉ちゃん!と寄ってきたんだそうだ。

「他に卒業生は来ていたの?」との質問に、
「来てたよ」と娘。同級生の男の子たちはもちろん、中学2年、3年の先輩も、高校生になった先輩も、小学校の運動会を楽しみに出かけてきたんだそうだ。

私は、びっくりした。
「いい学校だねー」とつい、口をついて出た。

娘は小学校を3校、知っている。
学校によって、なにもかも異なる。
「あなたは、いい学校で学ぶことができて、本当に良かったね」
ここからが、今日の話題の「核」だった。

「かわいそう」って人に言うけど、わからないもんだね。
そこから、話しが始まる。

「子どもを転校させるのはかわいそう」
引越しを決めたとき、そう言われたし、私もそう思った。
群馬から埼玉へ戻る時は、たったの1年しかなかったからなおさら。

子どもはすごい。それでも、すぐに環境に適応した。確かに、友達と別れることに涙した娘。それでも、すぐに新しい友人を作り、1年半お世話になった小学校の運動会を今日は応援に行ったんだもの。そして、彼女は、この学校で学べたことをとても幸せだと言った。その前の学校で学んだことも。
そういった「同じ小学校であっても、学校により教え方や環境が異なる」という経験は、社会を知るということであり、それを踏まえて行動できたなら、それは「学習」を今に生かすということになる。

「かわいそうっていうのは、知らないで諦めることだったり、知ってもそれを今に生かせないこと。見せかけや常識にとらわれず、深く、柔軟に考えて行動できる人になろうね。」
今日、娘と私が語ったのは、そんなことだった。

「ママ、ゲームを持っていない子はかわいそうな子じゃないよ。ゲームばかりしていて、本を読んだり、友達と遊んだり、ボーっとしたりする時間がない方がかわいそうだよね。]
娘が、言った。

そうだねー。もっともっと、たくさん話そう!
娘と話していると、素直に学べるとんさんでした。

【今日の名言】
『学ぶことは重要です。しかし学んだことは実践してこそ、あなたに変化をもたらします。何かを知っただけでは、人生に変化は生まれないのです。』
船井幸雄

【写真】フィギュア
私も娘も、精巧な制作物(?)(きれいなもの、かわいいもの、気持ちが入っているもの、丁寧に作っているもの、本物!)が大好き。今日は、2年も前に買ったフィギュアを取り出して、組み立てて遊びました~。でも、あの「海洋堂」さんの制作じゃないってのが残念・・・。

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