ひとり親家庭子育て支援セミナーにて

6月24日（日）、埼玉県母子福祉センター＆埼玉県男女共同参画推進センター「WithYouさいたま」主催の『ひとり親家庭子育て支援セミナー』にて、「生き生きと働き続けること」というテーマで講演をした。講演などというのは大げさかもしれない。私もひとり親で、生き生きと（というよりも泣きながらも必死に前向きに楽しもうと思って）働いているから、私が「働く」ということをどう考え、具体的にどんなことをやってきたかを体験談として話した、そんな感じ。「埼玉の女社長」だからってことではないな～。私じゃ器が小さすぎる。

話の構成は、こんなもの。
・私は「母ひとり子一人」借金もいっぱい、なんていう自己紹介
・「私の仕事はこんなです」という、仕事の説明
・「親子3代ひとり親」というわが家系の「祖母・母・私　それぞれの人生と女の働き方」を紹介
・「働く」ということについてデータも交えて整理
・「生き生きと働く」ために必要な「3つの幸せ」についての話
・「忙しい母・父として　子どもとの向き合い方」についての話とワークショップ

こんなことを1時間半お時間をいただき、話した。
長い時間、皆さん、笑いながら、泣きながらお付き合いくださった（私もあれこれ思い出しては少しポロッときたりしちゃっいました）。私の使命は、壇上から偉そうなことを言うことではなくて、お話しを聞きに来てくれた皆さんと同じ立場で同じ苦労や悩みを抱えるものとして、「元気出して明るく前向きにがんばって幸せになろうね！」と伝えることだと思ってる。

参加してくださったお一人お一人にみな違う人生があって、夫婦の幸せや女性や男性の幸せなんてものは「コレ」って形なんかないんだなあ、と私自身、つくづく思い知らされてる。みな違う悩みを抱え、みなそれぞれにがんばっている。私は、そんな一人ひとりを尊敬するよ。

話し終わって質問の時間が来た。
「なかむらさん、彼氏いますか？」
ふふふ・・・。そうきたか。鋭い質問に、もう盛り上がっちゃった。
「それが、1年前、変身したんですよ～。髪の毛少し茶色にして、スカートをはくようにした。そしたら、なんだか今までよりも男の人の集まり具合がいいって言うかー。」
おいおい、女子高生のしゃべりになってる！
で、結局のところ、「子どももいるし、食ってかなきゃいけないから仕事目いっぱいでデートしてる時間もないし、なかなか難しいよね」と皆さんと意見交換しながら、私たちだって大人の時間欲しいよね～、なんて意見で盛り上がったのでした。
すごく気持ちが晴れるような、共感しまくりの講演会でした。

ひとり親の皆さん、母子家庭のお母さん、父子家庭のお父さん、お互い元気出してがんばっていきましょう！幸せになれない人なんて、いないんです！自分が幸せになろうと思ったら、絶対になれると私は信じてる。（今は、毎日泣いてるけど～。私もがんばるさ。）

【今日の名言】
『自分自身を幸福だと思わない人は、決して幸福になれない。』
　サイラス

【写真】我が家の癒し系アイドル「キムラヤ」。
土曜日、事務所に仕事に寄った帰り、浦和の県庁通りでお世話になっているA社長とバッタリ会った。社長が娘に、あげる！といってくださった犬のぬいぐるみ。名前は「キムラヤ」。少し上向き加減で微笑んでるキムラヤの顔を見ていると、怒りや不安も収まっちゃう。今じゃ我が家のアイドルでーす。

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