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真に必要な国民的議論など - 石破茂
軍事は外交の大前提で、制限すれば外交も制限されますが、しかし、軍部とはより強力な方が、作戦遂行能力や生存確率が上がると考えるから自己拡大する。だから、そのジレンマを解消する為に国家は工夫してますよね。
自民党草案を読むと、元首天皇制や、統制的な人権意識。軍隊の開放のような拡大ばかりのようで感心しません。だから野党が抑制を提案しないとダメなんですよね。
私は素人なんで、専門的な観点は無理だが、概念的な理想論を言うなら。例えば軍隊に付いて【第二章 平和主義】に国連中心主義・国連憲章第七章の積極的で厳格な解釈条項。【第三章 国民の権利及び義務】に強制兵役に対する良心的拒否条項。【第四章 国会】に議会統制条項。【第五章 内閣】に最高指揮官と対する戦争権限抑制条項のように抑制的な観点が必要だと考えます。
国家に真の友人は居ません。やはり自国の安全保障は自国が中心に成って考えなけれダメです。フルスペックの集団的自衛権を是認して多国間同盟を結び、アメリカに依存しない安全保障体制を作り上げ、対米国防依存を改めて、地位協定の抜本改定や在日米軍基地の削減、横田空域の返還。また、アメリカが理不尽な要求をして来た時に、例えばイラク戦争でのドイツ・フランス・カナダなどのように共同で反対出来るような体制に繋げるべきと思う。
国連中主義を保守系が発想するのは無理でしょう。だから左派が目覚めて欲しい。それまでは【護憲】を選択しつづけます。